先日メジャーアップグレードしたAndroidのバージョン11。不具合報告もあまりないようだし、Pixel3をアップグレードしてみました。
Androidの場合、こうやってすぐにアップグレードできるのは、グーグル謹製のPixel他、数社の限られた端末のみです。ほとんどの他社製スマホは独自カスタマイズによって、すぐにアップグレードを対応できず、最悪の場合、購入当初のまんまってこともあります。そんなことはめったに無いと思いますけど、重大なセキュリティホールがあった場合、その脆弱性をいつまでも残したまんまになってしまうかもしれません。
だから僕は、Pixel。
ソニーモバイル公式アプリ「だから私は、Xperia。」 佐野真彩編
昔はAndroidのアップグレード率があまりにも低いので、Appleがその点を叩いていましたが、最近はiPhoneの高額化により、端末の買換サイクルが遅くなったこと、普及率が上がりすぎて「アップグレード？ 美味しいの？ それ？」 層が増えたこと、Apple自身のポカによりアップグレード時に不具合が目立つようになったこと、アップグレードしてもあまり目立った変化がないことなどが重なり、どんどん最新OSにアップグレード率が低くなってしまっているようですね。
アップグレードの仕方は、設定アプリのシステムでバックアップをして、同じくシステム内の詳細設定をタップして、システムアップデートの項目をタップ。インストールと再起動をして、アップグレード完了です。
不具合状況ですが、Pixel４aで報告があるようです。最新機種なのに、なんで……。あと一部ゲームアプリが起動できない報告があるので、スマホでゲームする人は、対応するまでアップグレードは待ったほうが良さそうです。
アップグレードの目玉は、標準で画面内録画（スクリーンレコーダー）が可能になったこと。うーん……僕にとっては微妙……。開発者やユーチューバー向けの機能かな。でも、Galaxyなんかには標準装備だったようだし、外部アプリで対応可能だったので、結構今更感はありますね。
ノーティフィケーションのところのショートカットに色々機能が追加されているっぽい？ １０からありましたっけ？
データセーバーは、モバイル通信時にバックグラウンドでデータ通信をしてくれるのを防いでくれるそうです。これは常時オンだな。メッセージアプリとかの通知もオフになるのかな？ しばらく使ってみたけど、そんなこともないような？
ストレージfilesは、ストレージ管理機能で、内部ストレージを逼迫するコンテンツを自動で集計してくれます。これ、めちゃくちゃ便利じゃないですか！
古いスクリーンショットをついつい貯めがちなので、これを自動で集めてくれるのは凄く便利！ ってか結構ストレージカツカツだな……。
フォーカスモードは、指定した時間中、指定したアプリを強制的に使用不可にするモードみたいです。調べ物するつもりがついついSNSを覗いてしまって、「あれ？ なに調べるつもりだっけ？」 という状況を無くすことができるという機能。ちょっと便利かも、なんて思った駄目人間。結局設定めんどくさくて使わなさそう。
全体的なマテリアルデザインは変更ありませんが、UIが微妙に変更されていますね。電源長押しでは、緊急速報/電源切る/再起動の他にグーグルホームの操作もできるみたい。メディア再生では、再生スピーカーを気軽に変更できるボタンが付きました。
自分の環境での不具合ですが、社外製の有料ランチャーアプリを使っているのですが、その挙動が不安定で、スリープから復帰するたびにデフォルトのランチャーに変化したり、戻ったりをくり返します。そのうち安定するかな。……2日くらい使っていたら、安定しました。
