PCとの接続なしで単体で気軽に使うことのできるVRヘッドセットであるオキュラス・クエストシリーズですが、ゲーミングPCと接続してスチームVRが使ってよりリッチなコンテンツを楽しむことができるオキュラス・リンクという機能があります。必要なのは、オキュラスに接続できるUSB-TypeCケーブルのみ。動きに制限が出るため、長めのケーブルが必要なようです。
ところで、USB-TypeCというのは、コネクタ形状の規格であり、通信速度や電力供給量によって、ぱっと見では見分けができない種類が沢山あるようなのです。
オキュラス・クエスト2を予約済みなので、ぜひオキュラスリンクも試してみたいと思っているので、オキュラスリンク用ケーブルに最適なUSB-TypeCケーブルを調べてみました。
まず、鉄板なのはオキュラス純正ケーブルです。これは遅延の関係でケーブルの限界が通常3メートルなのに対し、光ファイバーケーブルを使用することによって5メートルという長さを実現しています。
しかし、価格が一万円もします。Oculus純正オプションはどれも高めですよね。バッテリー入りバンドが一万円以上、コントローラもセットで16,000円もする。たぶん、本体価格が破格なぶん、オプションでマイナスをいくらか補おうとしているんでしょうね。エリートストラップが気になるけど、社外品が出るまで待とう……。
そこでもう一つの選択肢として、公式が推奨しているのがアンカーの3メートルのUSB3.0ケーブルです。こちらにすれば、価格は二千円程度です。しかし、アマゾンには在庫ないっぽい。間違って2.0のケーブルを買いそうになってしまった。
追記:在庫復活しました
OculusLinkの求める条件としては、低遅延の限界の長さである3メートル(特殊なケーブルはそれ以上でも遅延なく使用可能らしい)、そしてUSB3.0以上というのが条件。ここではUSB3.1gen1とUSB3.1gen2、USB3.2gen1とUSB3.2gen2、オルタネートモードのThunderbolt 3についての説明は省きます。これらは全部USB3.0と同等かそれ以上の通信速度を有しますが、OculusLinkに対応しているかは不明です……。下位互換あるだろうから、無理ってことはないと思いますけど。
しかし、アマゾンでOculusLinkケーブルで検索すると、TypeA to Type-Cのケーブルが多い。
自分のグラボ、あの伝説のオワコン規格「VirtualLink」用のUSBType-Cポートがあるので、できればType-C to Type-Cのケーブルにしたい。
軽く探した感じだとこのメーカーのケーブルが良さげです。聞いたこと無いメーカーなので、ちょっと怖いなぁ。OculusLinkって、対応謳っていても使えないケーブルが結構あるらしいです。検索してもメーカーサイトヒットしないし……。電力供給量も5アンペアあって強力……と思ったんですけど、PCのUSBポートから供給されるのは、最大1.5アンペアなので、OculusQuestの場合、給電量が足らず、バッテリー切れになるそうです。
3メートルのケーブルとなると、選択肢が少なくなるんですよね。2メートルまでなら結構種類あるんだけど。Oculus Quest2がヒットすれば、OculusLinkケーブルの需要が増えて、これぞ決定版みたいなケーブルが登場するかもしれません。純正に比べたら、半値以下だし、チャレンジすっかな。
追記:こちらのケーブルでOculusLink可能でした。遅延などは感じられませんでした。素のクエスト2よりもOculusLinkした時の解像度が低くなる気がしますが、これはOculusHOMEがバージョンアップされていないせいなのか、OculusLinkがβ版だからなのか、それともケーブルが良くないのか。ケーブルは布皮膜がしっかりしていて、絡まりそうな感じはまったくしません。結構重いので、コネクタ強度が心配な感じがするので、頭部のバンドのところで一度固定しています。
SteamVRを経由してハーフライフアリックスを試しましたが、こちらでは解像度が低いという感じが不思議としませんでした。ハーフライフアリックス、めちゃくちゃ面白いです!! グラボは2080SUPERでもグラフィック設定:高にすると不安定になります。設定:中でも問題ないくらいキレイですよ。
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