公式サイトにて12月に抽選販売されたゴッコ堂さんの超大作「気合ダディ」です。
8月に開催された個展ゴッコマニア2017にて原型展示されていましたが(撮影禁止)。その時は分割され寝かされていたので、組み立て済みのプロポーションを見て、もう楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。
抽選販売と告知されているものの、実際は受注販売に近い方式だっただと思われ、普通のコレクターは買えたのではないかと推測しています。中には他人のインスタグラムアカウントを名乗って応募した人なんかも居たそうですが……(当然、そんな人達は落選)。
全高約320ミリ、17パーツ構成というインディーズソフビとしては滅多にみないスペックとなっています。製作費用も嵩んだことでしょうし、先に未塗装版で原型や金型の代金を償却し、今後登場する塗装版用のマスク費用を確保するというのは、大変スマートな考えだと思います。同時にリスキーな判断だったと思いますが、国内外で高い人気を誇るゴッコ堂さんだからこそ出来たプロジェクトだったのではないでしょうか。
気合ダディ、つまり気合田くんのお父さんですね。
長距離ドラック運転手、デコトラトラック野郎のようです。
詳しい設定はわかりませんが、機械生命体が取り憑いたトランスフォームデコトラに乗ってるようです。
いい声してそうです。
「私は気合ダディ!」
堂々たる巨躯。
原型展示の時にはわからなかったのですが、横にもボリューム感があり、ソフビ人形らしい、どこかホッとするプロポーションをしています。
ソリッドでボクセルな構成パーツは、成形が大変そうです。
頭部です。
なんとなくワリオっぽい。
胸の部分はトラックの運転席になっています。
中には、パイロットである気合ダディ本人が。
写真では見えにくいですが、てるてる坊主が釣ってます。
もしかして、気合田くんの学校で運動会なんかがあって、それに参加するために発送先から爆走して帰る途中なのかも。
「暴走戦士」。
ナンバープレートは「5510」ごっこどうですね。
助手席側にはステッカーが封入されています。
窓はクリア成形で別パーツとなっています。
肩のマーク。
どこかで見たことが……、攻めてますねぇ!
武器はショートバレル化されたショットガン。
ゴッコ堂さんのマーク、銃身の木目など細かなディテールが。
腕が一部生身なのが面白いですね。
左手は、パチンコのノブを回す手を連想しました。
手に持っているウンコツは、商品に含まれていません。
偉大なる父の背中。
全体的にシンプルなのですが、飽きさせません。
ここにゴッコ堂さんと、原型の9worksさんの名前が彫られています。
確か、この作品も3Dモデリングソフトで原型製作されていたと思います。
お尻に謎のボタン。
大きい脚部は太もも、ふくらはぎ、足の3パーツで構成されています。
この部分だけでスタンダードサイズくらいあります。
えんがちょ。
腰パーツとは直角に取り付けられているので、可動の自由度が高く(180度以上動く)、接地面積が広いため安定感抜群。
で、でかい……!
完全変形とはいきませんが、頭部と腕を外すとトラックのように変形します。
本当に凄い作品です!
まだ見ぬ塗装版の登場が待ち遠しいです(入手は倍率的にも懐事情的にも難しいですけど)。
(ブログ一ヶ月毎日更新7日目)
オススメ記事