ヒャッホーイ!
とうとう手に入れたぞ!
ゴッコ堂さんのオリジナルソフビ「アストロウンコツ(宇宙糞骨)」です。
塗装するつもりで購入したのですが、触れば触るほど完成された造形にウットリです。もう一個欲しい!!
とにかく、見てるのと、実際手にとって遊ぶとではウン泥の違いですな!
◯全体
コレがよく見るポーズですね。もうこれだけで、コイツは良いオモチャだ、素敵だ、欲しい! って気持ちにさせるんですが、触ってみて、ストーリーを想像させるような良いポーズをするんです!
◯ポーズ臭(集)
「弾丸切れか?」
「そのちり紙を寄越せ!」
「ここに、雲固による、雲固のための、雲固の国を作る!」
「空気が澄んでいる!」
◯顔
この宇宙人の原型は、ティム・バートン監督の映画「マーズ・アタック!」に出てくる「ミドリ人」をモチーフにしていることは、今ウィキペディアを調べてティム・バートンさんがメガホン執ってたのか……と驚いている僕でもわかります。
そこにゴッコ堂さんの骸骨と雲固合体させたキャラクター「ウンコツ」をミックス!
◯純真さ
雲固! って言っただけで笑えたあの頃を思いだします。
子どもって雲固が好きだけど、あれって多分、一番最初の「ワルへの目覚め」だと思うんです。可愛い背伸びというか。大人がバッチイとか思うものに「僕は平気だよ」って言うことで、大人の仲間入りを果たそうとしているんじゃないかな。
大抵の人間はそこで、背伸びするほうがガキっぽいってことを学ぶんですが、一部の人間は未成年のうちにタバコ吸ったりお酒飲んだりして(これくらいはきっと経験あるよ、誰でも)、もっとヒドイと薬物に手を出したりする。
こういう素敵なオモチャをゲットして、クールだぜ! って喜んでるくらいが丁度良いんじゃないかな。そういえば、メキシコでは、日本のアニメやオモチャが流行ったせいで、それを購入するために、ドラッグの購入量が減ったそうですね。オモチャが世界を救う日が来るかも。
ウンコツが背負ったランドセル。ランドセルは今では、学童が背負う鞄の代名詞ですが、江戸時代に幕府陸軍という洋式の兵隊を組織する際、その兵士たちのために海外から採用されたのが最初と言われています。
分厚い革を思わせるスティッチや、飾り、お守りなどの細かいディテールが嬉しいです。
◯生命と死
金田一春彦さん著の「日本語」において、「糞」とは「豊かな堆肥」を意味すると記されています。つまりは万物を育む素と言えます。
「クソスゴイ」とか「クソありがとうございました!」っていうのは、そんな糞に秘められたパワーから来ているんでしょうね。
日本神話において、食物神である大気都比売神(おほげつひめ)は、鼻や口、尻から様々な食材を取り出し、それを見たスサノオに殺されますが、死体から食べ物の種なんかが生まれます。
生命の源、循環を匂わせる「糞」、死と停滞を思わせる「骨」。この2つを組み合わせたウンコツに、なにやら深い思索に耽ってしまうのです……。
◯最後にクリアフードの脱着方法
クリアフードを無理矢理はめると、破損してしまう恐れがあり、簡単にはめる方法も教わったので、載せます。
1.軽く温める
2.フードの返しを本体に引っ掛ける
3.フードをつまんで潰してはめていく
これでガンガンイジれますね!!