KENTH TOY WORKS / CROSSBONE ZOMBIE
スーフェス70の戦利品レビュー4、最終回です。
ラストはケンストイワークスさん原型、塗装のクロスボーンゾンビです。
大きさは約27センチとソフビとしては、かなり大ぶりです。成型色は白ですが、ほとんど塗装で覆われています。パーツ分けは9パーツ。
ちなみに、今回ヘッダー裏が非売品の波乗海神オロンが当たるくじになっていました。
……もちろんハズレでした。
モチーフやポージング等に、KAWSのコンパニオンを連想します。これはおそらく、意識してそうなっているのではないかと個人的に考えているのですが……。
このソフビ、カンチャクで分かれていて、動くには動くのですが、塗膜を傷つけます(肩のところハゲてしまった……)。
素立ちのカッコよさを楽しむものなのだと思いました。
首は比較的ストレスなく動かすことができます。
この猫背感、エヴァ世代の人間にはたまりません。
背中で語る。
全9パーツ構成で、頭部だけで5パーツ仕様しています。クロスしている骨一つ一つが別パーツです。骨の部分を違うカタチにして、別キャラとして登場させても面白いとおもいました。
目が隠れていて、何を考えているのかわかりません。
ゾンビなのですが、少しカトゥーンぽい造形で愛嬌があります。
頭部の垂れた先は紫、全体に灰色で陰影がつけられています。
塗装手間が掛かっています。
ケンスさんの代名詞的にもなりつつあるような、スパッタリング塗装。
胴体は、エアブラシ塗装の上からされてあります。溶けた腐肉なのでしょうが、すごく美しいです。
手足は包帯でぐるぐる巻き。赤茶色の拭き取りが良い味を出しています。
サイズ感。実物見ると大きくてびっくりします。
裏面の刻印にもスパッタリングの塗料が入り込んで美しい(笑)。
ケンストイワークスさんのクロスボーンゾンビ、お目当ての筆頭だったので無事ゲットできて良かったです。
今回の写真の多くは桜の木の下で撮りました。生憎、開花してなかったのが心残りですが、ゾンビのシチュエーションとしては、墓地に次ぐ最高のロケ地たっだと思っております……。
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