smogbom

蒐集/レビュー/散財。アートトイ,ThreeA,ソフビ,民藝。ウルトラライトハイキング。Giant MR4r。Apple,Mac,iPhone。

ゴッコ堂×KTO KTO / 狼犬〈+Eng sub〉

Translation Services‐DeepL Translator

※お題「今だから話せること」についてのエピソードは、記事の末にあります。

 

福岡ソフビトランクショーVol.2で入手した作品の紹介を続けております。

今回は、ケトケトさんとゴッコ堂さんのコラボ作品、狼犬です。

全高約9センチ、2パーツ構成、ライトブルーとオレンジの成型色です。

We continue to introduce works acquired at the Fukuoka Soft Vinyl Trunk Show Vol. 2.

This time, we present a collaboration work by Ketoketo and Gokkodo, Wolf Dog.

The figure is about 9 cm tall, consists of two parts, and is molded in light blue and orange.

狼男の頭部がケトケトさん、下半身のウン面犬がゴッコ堂さん名義となりますが、どちらも原型はケトケトさんによります。

ゴッコ堂さんのポップで王道なスタイルと、ケトケトさんのアナーキーでドープなスタイルが対比をなして、魅力を増強しています。

ところで、この頭部って今回が初デビューでしょうか? ケトケトさんのInstagramを見返してみましたが、見当たらず。

The werewolf head is by Keto Keto and the lower half of the unmasked dog is under the name of Gokkodo, both prototypes are by Kto Kto.

The contrast between Gokkodo's pop and royal style and Ktokto's anarchic and dopey style enhances the charm.

By the way, is this the first debut for this head? I looked back at Kto Kto's Instagram, but could not find it.

 

めちゃくちゃ良いお顔……(笑)。

薄いまぶた、鋭い眼光。冷ややかな目線。細長い牙。

顔色悪さも良い感じ。

Thin eyelids, sharp eyes. Cold eyes. Long, thin fangs.

Pale complexion is also good.

 

悪魔風ヘアースタイルに、地獄耳。

Demon-like hair style and hell ears.

 

キャンタマ!

gold and jewels

 

最近、四足のソフビが増えてきて、嬉しい。

I am happy to see more and more four-legged sofubi these days.

 

かなり昔に、その時ですら自分は見つけることができなかったキタンクラブのガチャのウン面犬です。今でも続くご縁があり、譲ってもらったんですよね。

ブルー成形のウンコツも、ゴッコ堂さんのイベントに遅れてしまって、ガチャが完売しており、SNSのフォロワーさんに譲ってもらったんです。

いろいろな繋がりがあって、今の私がいるのです……。

It was a long time ago, and even then I was unable to find myself a Kitan Club gumbo poop-faced dog. I had a connection that continues to this day, and they gave it to me.

Blue Molding's Unkotsu was also given to me by a social networking follower because I was late for Gokkodo's event and the gacha was sold out.

It was a lot of connections that led me to where I am today. ......

 

すこし、文章量が足らない気がするので、狼犬に関する、ちょっと不思議な? 体験を語りましょう。特別お題に絡めて。

ソフビとはまったく関係のない、個人的な体験です。読み飛ばしてOKです。

与太話なんで、英語の翻訳もつけないです。

I feel like I'm a little short on text, so I'll tell you about a strange experience I had with a wolfhound. I'd like to tell you about a rather strange experience I had with a wolfhound.

This is a personal experience that has nothing to do with soft vinyl. You can skip over it.

I will not provide an English translation, because this is just a silly story.

 

特別お題「今だから話せること

 

僕が物心がつく前なので、3歳以前でしょうか。実家では、父が知人に譲り受けた大きな黒い犬を飼っていました。この犬は本当なのかウソなのか、父犬が狼犬、母犬が警察犬(おそらくジャーマンシェパード的な犬種のことを指していたんだと思われます。)だったと言います。

 

父の父、僕の祖父は、人間を噛み殺しそうな感じの凶暴そうな犬が好き、という困った嗜好をもっていて、父がどこからか貰ってきた犬を気に入っていました。

狼犬×警察犬ということで、序列感覚には厳しく、家族には従順でしたが、余所者には非常に警戒心が強く、大きく真っ黒な見た目とにじみ出る凶暴性から、周囲から大変恐れられました。はっきり言って、めちゃくちゃ不評でした。対策として、庭先にクマを捕獲するような鉄格子の箱を用意して、そこで飼っていました。今の時代なら見た目で動物虐待ですね。

 

そんな周囲への対策も虚しく、大変不評の周りの声、あと本人は認めませんが、正直、父の手には飼いきれなかったんでしょうね。昔の感覚というのもあるかもしれません。捨てる、まではいかなくても、知人にあずけて、その家で亡くなったと言います。

 

余談ですが、犬を何度も飼っても、最後まで看取ったことは、父は一度もないそうです。そんな彼が、今は亡き愛犬のダルメシアンを飼うことを決めた妹に、「飼うなら、ちゃんと最後まで面倒をみろ!」 と偉そうに言い放ったのはどの面下げてだよ、と家族中から冷たい目を向けられたのは仕方がないのかもしれません。まあ、妹も涙流しながら「私が最後まで責任持つ!」 と言いながら、高校卒業と同時に大阪に旅立ったのは、似たもの家族ってやつなのか……。

smoglog.hatenablog.com

 

さて、話を戻しましょう。

時が進み、僕が小学生に入る前のころです。紅顔の美少年! とは口が裂けてもいいませんが、それなりに普通に可愛らしい子供として成長した僕は、家族に大変甘やかされ、超内弁慶に育ちました。

欲しいものがあれば、なんでも強請り、拒否されれば、「お? 持久戦を望みか?」 とばかりに、デパートのオモチャ売り場に座り込み、大の字になり、周囲を憚らず泣き叫び、親の足にかじりつきました。……最近見ないですよね、そういう光景。みんな、大人しくなったもんだぜ。

自己弁護するなら、親が汗水流して、お金を得ているという社会の構造もわかってなかった年頃です。自分の欲求を拒否する親の意味がわかりませんでした。一体なんのために、僕にこんな非道を行うのか理解できませんでした。

 

帰宅しても、ご飯をぶち撒け、ぐずりにぐずり、親もこりゃかなわんわい、と当時はおばあちゃん子だったので、祖母にバトンタッチして、お風呂に入れられました。

お風呂でも大音量で泣き叫びました。どうして、そんなに偏執的にオモチャをねだったのか、何が欲しかったのか、よく覚えていません。

ふと、自分でも冷静になった瞬間があり、お風呂場にある、天井近くの明りとりの窓をみました。窓は開いており、そこに……黒い犬がこちらを覗いていました。

犬は、不思議そうな顔をしてこちらを見ています。怖い、というよりも、泣き落としでオモチャを強請っている自分が、なんだか恥ずかしい……! と感じたのを覚えています。どうにもバツが悪い気持ちで、あんなところに犬がいるよ、と祖母にも言えず、急に大人しくなった僕に、祖母も不審には思わず「やれやれ、やっと泣き疲れたか」 って感じだったんでしょうね。

 

その犬が、知人に預けられる前に、その犬と僕は会っていましたが、自分は物心がつくまえで、そんな黒い犬を飼っていた、というのは知らなかったのです。その犬が亡くなったのはいつ頃なのかは知りませんから、その時は存命だったのかもしれませんが、預けられた知人宅と僕の家は、車で一時間以上の距離があります。

記憶違いで、実はあの時の年齢が3歳くらいで、まだ黒い犬が家にいたのか?? 可能性はあるかもしれません。

しかし、なにより不可解なのは、お風呂場の明り取りの窓は、天井付近にあります。当時のお風呂は、自宅がリフォーム前で、昔ながらのタイル貼りのものでした。結露対策で天井がとても高かったのです。リフォームしたのが僕が高校生のときだったので、子供の時の印象で高いところに窓があった、という訳でもないです。いくら黒い犬がデカくても、窓まで顔が届くとは思えません。馬くらいの大きさはないと。

 

僕としては、忠誠心が大変高かった黒い犬が、かつての飼い主の息子が、泣き叫んでいるのを何事か?! とあの世から覗きに来たのではないだろうか? それを成したのは狼(大神)の血ではなかろうか、などと妄想してしまうのです……。

信じるか信じないかは貴方次第! シンアナ!

 

 

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com

smoglog.hatenablog.com