3月4日と5日に福岡で開催されたソフビトランクショーVol.2に行ってきました旅レポです。今回は、イベント入場が事前抽選され、自分のスケジュール上、土曜日に現地入りして、日曜日のみの参加となりました。今回は二日目、後編となります。
前後編に分けたのに、めちゃくちゃ長文です。暇な時にでも読んでください。
前編記事:
ほとんど一睡もできずに夜が開け、地下鉄の運行が開始される時間となりました。
グーグル・マップで今日の行動を確認。
ソフビ販売イベントの入場順を決める抽選は、9時30分からなので、四時間以上時間があります。
マップを見ながら、そう言えば、長浜ラーメンって24時間営業ではないか? 閃いた僕は、漫喫を出て、夜明けと同時にラーメンを食うことにしました。
昨日来たお店とは別の長浜ラーメン。経緯はネットで調べると出てくるようです。
6時ちょっと回ったところなんですけど……、お店の中は超満員で、入店まで10分くらい待ちました……。すげぇな。
硬さは普通。
価格が500円で、昨日の店より50円お安い。このお店はお会計が食券じゃなく、人力なので、小銭を用意する手間を省くためと見た。
こちらは、昨日の写真。
うーんスープの色が若干濃いか?
味は、好みかもしれませんが、今日のお店の方が自分は好きでした。
豚骨がより炊きだされているのか、深みがあるような気がしました。匂いもキツイような気がします。
逆に50円高くても自分はこっちを選ぶかな。
イベント会場前の公園で、写真を撮りつつ、時間を潰します。
犬の散歩の人がたくさんで、可愛いワンちゃんをたくさん見れて楽しい。
さすがにお店の前には人影なしでしたが、すぐに作家さんスタッフさんが開店準備をされていました。こんなに朝早いんですね……。
朝日を浴びて、オーディオブックを聞いたり、プレイデートで遊んだりして過ごしました。
余談:この記事を公開した日の深夜に情報公開され、オンラインストアがオープン。ここでしか購入できないゲーム、オープン記念として無料ゲームが2本。4月に20ドル値上がりするみたいですね。予約オーダーを迷ってるなら、今月のうちに!
8時くらいからパラパラと人が増えました。
昨日、作家さんに日曜日に当選した人は、90人くらいと聞いていたのですが、入場整理券が配られる9時半ギリギリまで半分くらいしか集まらなかったので、このままイケば、悪い番号引いても、結構列の前になるかも? と悪巧みしていました。
結局は90人前後はいたような気がします。
行列を撮影したかったので、ギリギリになって自分も列に加わります。
さて、9時半になり、入場順の抽選となります。
まず、当選メールと免許証で本人確認します。
照合してくれたのはケトケトさんでした。本名を名乗ったら、「あ! 〇〇さん」 と言ってくれたんですけど、これは認識していてもらったのかしら? 普通にキョドって何も返せなかった……。
緊張の瞬間。
昨日、自分のくじ運が悪いことを、散々作家さんにアピールしていたウザさが、天は見逃さず罰をお与えになるのか……。
前回は、ゴッコ堂さんの気合ダイナソーがデビュー&狙いで、良番恵まれず、購入はたせませんでした。
もちろん、今回も大きいサイズは気合ダイナソーを狙っていきます。もう一つ買えるなら爆丸 気気一発。
今回、自分に有利なことがあるとすれば、参加する作家さんが増えて、コレクターの狙いが分散されたことです。
抽選箱は、ネイタルデザインのクーラーケース。
前回は、手でかき混ぜ、混ぜに混ぜて、ドンケツな数字を引いてしまいました。
今回は、最初に手に触れた券を引こうと思います。
ええい!
ままよ!!!!
唸れ、我が右手!!!
栄光を掴むのは今、この時!!!
コレだ!!!!
自分で数字を確認するまえに、スタッフさんが「お、いい数字ですね! おめでとうございます!!」
マジ????
自分としては上出来すぎる数字でした。
しかし、まったく緊張はほどけません。
臨戦態勢のままで、なにも特をすることはないのですが、ソフビは買えるまで気を抜けないのです。最悪の風景を常に抱いておかなければ、心に負ったダメージで、海にそのままダイブしてしまうかもしれません。
ただ、気合ダイナソーが何体あり、土曜日と日曜日でどれだけの割合で振られたのか……。
土曜日、日曜日に30体ずつならまず間違いなく購入できますが、まずありえない数です。
今回、ゴッコ堂さん関連作品は、ケトケトさんとのコラボアイテムの仕上げをケトケトさんに任せることで、数を増強していると考えられますが、本人塗りのアイテムは前回と同等か、ちょい増くらいと考えた方が良いと思います。
気合ダイナソーのサイズ的に、材料のゾルの一斗缶から15体抜けるとして、これを両日振り分けるには数が少ない……。つまりは一斗缶を2つ……30体のボリュームが妥当か……。
振り分けは、土曜15、日曜15か。いや、土曜日のほうが人が多いようだったので、土曜20、日曜10と計算したほうが、現実的……。
整理券の番号が27に対して、予想個数は10。
そう考えると、にわか喜びは出来ない。
希望を見出すなら、今回は気合ダイナソーの他に、超人気作品であるベアオスマンもラインナップされています。サプライズで作品出品されたリアルヘッドさんのカオスマン1号も注目されているはず。他作家さんの大ファンの方が、確保に走るパターンもおおいにあり得る!!!
「17番の方ーおられますかー?!」 ……来ない。こんないい番号なのに、帰ったの??
自分、27番なんですけど、下番一緒なんで、特例で交代できないか?
「17番の方ーおられますかー?!」 ……来ない。
やったぜ、一人分減った。
ああー、来た。
ええい、来るんじゃねぇよ。もういいだろ。イベントの雰囲気満足しただろ。家族にソフビ代ぶん、良い土産を買ってやりなよ。 ……俺は悪魔か。
ホクホク顔で、店から出てくる……良かったですね……。
は、腹が痛ぇ……。
入場指定された10時半は第3陣。列にならぶ。少しずつ列が消化されていく。
店先へ、ショーウインドウから中が覗ける。ショーウインドウ越しに見えるサンプル展示が退場して、ソールドアウトにいつなるか、気が気じゃない。全員、急用ができて帰ればいいのに。
カオスマン、ベアオスマンはない。ここは予想どおり。
気合ダイナソーは……まだある!!!
二人前の人が気合ダイナソーをチョイス。
自分の一人前の人は女性でした。なんとなく安心。
女性は気合ダイナソーを選ばない(偏見)。
今あるのがラスイチで、目の前で無くなることはなさそう……。
いや、気合ダイナソー行かれたーーーー!!!!!
わーーーー!!
いい趣味してるー!!!
サンプル展示は退場する……?
しなかった!!!!
大・勝・利・確・定!!!!!
おめでとう、おめでとう私!!!!
全世界にありがとう!
「大きいもの・小さいもの、ゴッコ堂作品コラボ作品から一点ずつ、それ以外の作家さんから一点ずつお選びできます」
……つまり、爆丸 気気一発を同時購入は不可ということです。残念ですが、ここは第一希望が通ったことで、諦めましょう!!
小さいもので狙っていたのは、ゴッコ堂×KTOKTOの火の玉犬と狼犬でした。
火の玉犬のラスイチをまたしても、先客の女性がチョイス。
な、なにーーーー!!
いい趣味してるーーー!!
狼犬と、スカルトイズさんのMMMRをチョイスしました。
恨めしそうに、販売スタッフしていたKTOKTOさんに、「火の玉犬はソールドアウトなんすね……」 と言うんですが、「こちらはコラボ作品なんで、同時には買えないですよ」 と教えてもらうも、話を聞いてない僕。後から、あれ? なんて言ってたんだろ、と理解するくらい、頭が回ってなかったです。
火の玉犬と狼犬のどちらも買えたとして、自分は狼犬のほうを選んだと思うので、やはり。
大・勝・利・確・定!!!!!
あと、家族と地元へのお土産に、気合田くんモナカを二箱購入。
代金支払いのとき、昨日うざ絡みしてしまった僕を覚えていてくれたゴッコ堂さんに「いやー、ちょっと心配してたんだよ、良かったね、買えて!!!」 と優しすぎる言葉を頂き、作家さん、スタッフさんに頭を下げて、笑顔でお店を後にするのでした。
ほっとして、お腹の調子ももどり、夜明け前に目星をつけておいた、昨日教えてもらったうどん屋へ向かいます。
ちょうど開店時間間際。並びもそれほどではなかろうか。
こちら、朝6時ごろのお店の様子。中ではすでに開店準備中でした。
11時少し前に向かうと、長蛇の列が!
人数は40人程度だったんですけど、客席が少ないのと、居心地よい雰囲気で結構回転率が悪いお店のようで、入店から料理提供まで2時間程度待ちました。
仮に列ばずに食べたかったら、開店前に待つ必要がありそうです。次回、ソフビトランクショーに絡めるのであれば、入場整理券の抽選して、午後の入場だったらすぐに店に列ぶ……とか? もし時間までに料理が食べれなかったらと思うと、冷静に食べれなさそう。うーん。
なーんて、悩むくらい、ここのうどんは美味しかったです。人生で一番衝撃を受けた料理かもしれません。
地元の方が、福岡で一番と太鼓判を押す、讃岐うどん志成(しなり)さん。
庇のある駐車場のところで列待機したため、身体が芯から冷えてしまい、温かいかけうどんと、海鮮天ぷらのセット、個数限定のおにぎりをオーダー。
料理提供までちょっと時間が必要でしたが、カウンターから調理の様子を見ることができます。うどんを茹でているのが店主なんでしょうか。筋肉質な体格で、眼光は異様に鋭いです。うどん一本一本の茹で上がり、弾力、長さの検品が厳しく、客に提供するに値しないうどんを容赦なく分別していきます。特別に値の張るようなお店ではないため、その検品を見てると、ちゃんと利益でてるの? 分別したうどんは回収してまかないなどに使うんですよね? なんて要らぬ心配をしてしまいます・笑。
そこまで偏執的に選り抜かれたうどんですから、さぞかし美味いことでしょう!! と期待は青天井で煽られます。
待ちに待ったうどんがこちら。
ヴィジュアルが、めちゃくちゃ美しいですね!!!!
まずは汁を一口。
うーん。。。
自分の好みではなかった、関西で雑煮につかわれるような甘めのだし汁の系統でした。
気を取り直して、うどんをすすります。
な、なんじゃあこりゃぁああああ!!!
讃岐うどんと店にあるので、さぞかしコシのある麺なのかな、と思ったらそうじゃなかったです。
福岡のうどんってやわらかいので、それに比べると確かにコシがありますが、歯をはねっ返すような強いものではないです。
人間の顎の筋肉、歯の切れ味のポテンシャルを十全に活かすに丁度良いコシと言うか、モチモチでプリンプリンで、とても歯ざわりのよいうどんです。
なめらかな舌触り、喉越しは、いっそ官能的です。
店主がうどんの長さにこだわった理由がここにありそうです。うどんは、噛み切って器に戻さず、まるっとすするのが美味しい食べ方っぽい。もしかすると常識?
うどんに、こんな境地があったとは……! と戦慄し、総毛立ち、鳥肌が立ちました。
食事していて、こんなことになるのは初めてです。
好みでなかっただし汁も、七味で締めてやると、自分の嗜好にあった、素晴らしい味わい。
おにぎりは、醤油のコクの効いた炊き込みご飯で、表面が少しパリッとなった仕上げが施されています。ラップされた状態でカウンターにストックされていたので、表面が単純に乾いたのではなさそう。軽く炙ってあるのかな? 結構大きなおにぎりですが、美味くて二口でぺろりじゃ。なので、中の具材とかよくわからん。
海鮮天ぷらは、イカゲソ×2、イカ身×1、エビ×2、大葉×1、ちくわ×1という大判ぶるまい。このセット、1000円少しなんですけど。
「塩か醤油で」 と店員さんに案内されました。
……はぁ????
塩ぉ? 美食家気取りの間で、本当に美味しい天ぷらは、塩で食べるのが一番美味いという、デマが広がっているようですが、天ぷらは美味しくてもイマイチでも、天つゆドボンが一番美味い食い方と有史以来、断言されています。
かの十戒には「あなたは天ぷらに天つゆをつけねばならない」 と刻まれていたらしいですし、ロゼッタ・ストーンには神聖文字と民衆文字、ギリシア文字の三種で「天ぷらには天つゆ」 と記されています! ハンムラビ法典には「目には目を、天ぷらには天つゆを」、枕草子には「天ぷら天つゆ、いとおかし」!
これでイマイチだったら、うどんつゆにドボンしてやるからな!
……。
……ウメェ、じゃあないか。
素材の味を活かす、ということなんでしょうか。
具材の食感と味わいの違いが引き立ち、このラインナップ構成が考え抜かれていることに衝撃を禁じえません。
エビのプリプリとイカゲソのプリプリの対比。同じイカの身は、コウイカ系のイカなのでしょう、フワフワとした食感で、ちくわのフワフワとのコントラストを成しております。大葉は彩りと箸休め的なポジションです。
すごい!!! 感動した!!
レジでお金を支払うとき、「おまたせして、ごめんなさい」 って謝罪されましたが、「とんでもない。めちゃくちゃ美味かったです。ありがとうございました(?)」 って出ていってしまいました。意味不明。
このボリューム、味、満足度、値段はすごい。
福岡に嫉妬を禁じ得ない。
お土産に、万能ぶっかけだしも購入しました。
卵かけご飯、釜玉うどんをやりましたが、うまい!!
博多に戻って、マルイの中のエヴァンゲリオンのポップアップストアで、地元友人の土産を物色し購入。駿河屋でレトロゲーを漁る。なかなか良いゲームを見つけることができたのですが、プレイする時間がとれそうにないので、購入見送り。ここで財布のヒモを締めてしまう、なぜ。
新幹線の時間の4時までまだ時間があり、帰りはこだまということもあって、新大阪まで四時間ちかくかかります。車内で絶対腹が減ると考え、それほどまだお腹が減ってないのに、なにか小腹を満たすもの……と物色。
そういえば、びっくり亭なる県民ソウルフードを教えてもらいました。服がニンニク臭で死ぬって話で、全然大丈夫といったものの、実際帰りの電車でバイオテロを起こしてしまうかもしれん、となると躊躇してしまいました。
リンガーハットでちゃんぽんにした。
結構量多い……。
まだ時間あるけれど、新幹線コンコース内に入場してしまいます。
家族の土産に、追加で辛子明太子を購入。自分も食いたい。
あとやり残したことあるかな? と考え、そういえば今回買った旅券に、200円の金券が2枚ついていました。
博多駅構内の特定のお店で使えるらしい。
そのお店を検索すると、たった2店舗。
グーグル・マップで検索したら、少し遠かったので、コレくらいはケチでも余裕をもって諦めるんやで、と取り出した金券をくしゃりとポケットにしまい、スマホから顔を起こすと、目の前に金券が使えるショップがありました。
えっ、なんで?! と華麗なるスマホ、ショップの看板の二度見。
これは行幸と、とケチはショップを物色しました。
もう土産は十分購入したし、なんでもよい(追加で支払わずに済むやつ)と思い、370円くらいの値札のついたうどんの粉末スープを見つけました。
200円の金券2枚同時に使えないかもな? お釣りは返って来ないだろうな? それくらいはケチでも余裕をもって諦めるんやで、とレジに持っていきます。
別に2枚同時使えるようでした。店員さんが、商品をバーコードリーダーに通した瞬間、税が加算されて400円ぴったりに。
「あら丁度。あなた~、とっても上手に買い物されるのね~!」 なんて愛想のよい店員さんに言われたんですけど、「めっちゃくちゃ金に計算高いやつみたいな感じになってしまった……」と愛想笑いしか浮かべられませんでした。
この金券の使い道に困ったら、このうどんスープを選ぶと良いです!
ヒガシマルのうどんスープよりも、辛口で、良い味でした。
新幹線では、見た目ウェ~イウェ~イなお兄さん団体の近くの指定席でゲンナリしてしまったんですが、彼らは見た目に反して非常にお行儀よく、なんか後ろのおじさんが僕の座席をゲシゲシ当てるのが非常にウザかったです。
いつの間にか眠ってしまい、新幹線終着駅では、掃除の人に叩き起こされましたが、予定していた在来線を一本早く乗ることができ、自宅には日付が変わる前に帰宅することが出来ました。
刮目せよ!!!
これが今回の完璧なスコアとなります。
明日からゲットしたソフビのレビューを開始したいと思います。
くどくどとした長文お付き合いありがとうございました。
今回の旅でお世話になった皆様、変なテンションにご不快な思いもされたかもしれませんが、ご親切いただきありがとうございました!!
また福岡上陸したいと思います!!