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エルデンリングでフロム脳-考察と妄想6:祝DLC発表!-メリナはマリカの「最初の子」なんじゃないか

この記事には、エルデンリング本編のネタバレが含まれます。

もう来ないんじゃないか、と思っていたDLC開発中の発表が来ましたね!

DLC「Shadow of the Erdtree」という名前で、一枚だけ画像が公開されました。

Erdtreeというのは、黄金樹のことみたいです。

黄金樹の影……というタイトルなので、本編と対なす物語、本編で隠された秘密が解き明かされる? 逆により謎が深まる? 内容であることが伺いしれますね。

いやー楽しみだ!

参照-2023.02.28 - DLC「Shadow of the Erdtree」 | NEWS | ELDEN RING オフィシャルサイト

 

さてさて、コンセプトアートのトレントに似た馬に跨った人物が誰なのかで、フロム脳疾患者は盛り上がっているようです。

順当に行けば、本編にてモーグの寝所で腕しか出てこなかった、もっとも恐ろしいとされる神人ミケラであるとするのが、もっとも順当な予想と言えます。

この場合、この場面がいつなのか? が気になる部分です。

 

奥に焼けただれた? 灰のようなものが降ってる? 黄金樹があり、砕けた大ルーンらしき破片もあるように見えます。

この木はミケラの聖樹とする説もありますが、DLCタイトル的に、その可能性は低いのではないでしょうか。

追記:黄金樹にミケラの聖樹が絡まってる図という考察を目にしました。そうかも知れんwww ま、自分の妄想も一つのパターンとして、配信日まで楽しみに待つことにしようぜ!!

 

これがゲーム本編の後、とする場合、ミケラの姿と、どうしてトレントに乗っているのかが、少し整合性がとれていないように感じました。主人公はどこ行った? ミケラ=主人公説というのもあるようですが。

この場面が、ゲーム本編後とするなら、この馬はトレントではないのかもしれません。

 

結構多い考察が、これが過去の場面という考察です。

この考察は、個人的には完全に否定します。なぜなら、ミケラは黄金樹が最も栄えた時代に生まれた神人だからです。その生涯で黄金樹は一度も燃えてないと思うからです。

 

個人的に自分が推してるのは、この後ろ姿がマリカの若い時、という考察です。

黄金樹のねじくれた姿も、若木のときの姿と考えることができそう。

金髪、白い衣装はマリカ様も同じ。母親なのですから、若い時の容姿は似ていたことでしょう。

そして、ゲーム本編の後というのは、マリカは壊れかけているため、違うでしょう。

 

なので、この場面は、マリカが稀人として、初めて狭間の地へやって来た場面を描いている、と思っています。

 

そうなってくると、トレントはマリカの馬だったということです。

トレントと同じ飼い主だったとされる3匹の狼も、マリカが主人だったということですね。ファルムアズラにあった、少女と3匹の狼の彫像は、マリカがモデルだった。ファルムアズラは、マリカとゴッドフレイが結婚前の建物なので、トレントの元の主人がミケラだった場合、やはり時代が合いません。

 

さて、トレントは、王になる定めの者を主とすると言いますので、この時、マリカはエルデの王になるためやって来たということです。もしかすると、そのジンクスは、この時生まれたのかもしれません。

マリカが王になる、つまり、この当時は狭間の地は、別の女王がいた……ということじゃないでしょうか。

その女王というのが、フレーバーテキストに現れる宵眼の女王じゃないか、と思いました。

マリカは女性ですが、主人公だって女性主人公でも、女王マリカの伴侶となり王になれる訳ですから、この時もできたはず。

 

で、メリナの話に移ります。

メリナは、マリカの娘というのが、世間一般的な理解だと思うのですが、ゲーム中にははっきりとは言ってなかったとおもうんですよね。

ただ、やや赤くくすんだ髪色、黄金色の瞳などから、ラダゴンとマリカの間に生まれた最後の子ではないか、と考察されました。

狂い火エンドにおいて、メリナは主人公への復讐を誓って、宵眼の女王が持っていたとされる、封じられた左目の宵眼を開眼させることになります。

同じく宵眼を持つと考察されるのがラニです(右目を閉じている)。この二人が右目と左目にひとつづつ持つ宵眼の来歴が不明なんですよね。マルケスによって死のルーン関連は封じられて、陰謀の夜に盗まれるまで外には出てないですから。

 

メリナは、登場する女性キャラクターのなかで、一番年若い見た目をしているため、ミスリードされてしまったのです。霊体なので死んだ瞬間から年齢が変化していないため、デミゴッドの中で一番年若いというのは早計なのではないでしょうか。

 

ラダゴンとマリカの間に生まれた、と仮定する場合、一番気になるのは、二人の間に生まれたミケラが永遠に成長することができないという呪い、マレニアの身体が腐っていく呪いに対して、メリナにはそんな宿痾が宿っていません。宵眼がそれとした場合、宵闇の女王を倒したとされるマルケスの力でちゃんと封じることができてますから、ミケラとマレニアに宿るものとは性質が異なるように思います。

ミケラとマレニアの呪いって、多分、ラダゴンとマリカの同一人物による生殖の遺伝子性疾患の暗喩だと思うんですよね。

あと、他のデミゴッドに対して、メリナだけは全然表の歴史に名前が出てこないじゃないですか。忌み子であった、モーゴット、モーグですら公然の秘密みたいな感じなのに。やっぱり他のデミゴッドに比べると異質なんですよね、メリナ。ミケラ、マレニアは呪われた身でありながら、狭間の地で超有名なのに、そうまでして秘匿されたメリナとはどんな秘密があったのでしょう。

 

生前のメリナが幽閉されていたとらしき場所が、巨人たちの山嶺にありますが、メリナは、生前も母から託されたとする黄金樹を焼く密命を受けていたように思います。メリナの身体の火傷は、放火未遂くらいはやり遂げたのではないでしょうか。

大ルーンを受け取ってないことからも、粉砕戦争開戦前には亡くなってるっぽいんですが、そうなるとエルデンリングを破壊し、黄金樹を焼くことをメリナに託した、というのが自然な流れに思えます。

 

ここで言う、デミゴッドというのは、マリカから生まれた者ということです。フレーバーテキストから読み取るに、マリカの前にも、王や神人はいたようです。レナラに宿った大ルーンは、ラダゴンとの生まれなかった子供のものであることからも、マリカ母かラダゴン父の血統に大ルーンは宿るようです。……主人公たち(褪せ人)も、遠く遠く黄金の一族の血を引いてるんでしょうね。ミケラやゴッドウィンの生まれ変わりって説もあるかも。

では、メリナは何者なのか。

 

答えは、メリナの母親はマリカではない。王として当時の狭間の地に君臨したマリカが父であり、母は宵眼の女王との間に生まれた子であった、ではないでしょうか。

当時は、3本指と二本指の分かれていない時代でしたが、なにかしらあって、2つに分かれてしまった。マリカは二本指が後ろ盾となり、王から黄金律の女王となります。

宵眼の女王は、マリカの義弟であるマルケスに倒されます。

宵眼を受け継いたメリナは、マルケスに目を封じられて、幽閉されます。

ですが、彼女は母から黄金樹を焼く密命を託されていました。まるで王権復権のクーデターのようですね。

 

メリナの宵眼の由来がこれで説明できるなら、ラニの宵眼の由来はどこからでしょうか。

そもそも、ラニは最初から宵眼を持っていたのでしょうか? 

ラニのご尊顔の閉じた目にはマルケスの爪の封印はありません(追記:見返したら、なんか模様あるので、それが爪の封印であると言われたらぐうの音もでない……しかし、し、実際メリナの物とは違うし!)。そこに、宵眼はないのです。ラニの人形のボディには、参考元があります。ラニに魔法を教えた老魔女です。

この老魔女が、実はメリナの妹だった妄想はどうでしょうか。

メリナは死んだが、老魔女は生きながらえた。

さらにトンデモ妄想を続けると、狂い火とも影響がありそうな、ディーディカで三姉妹。

スリーシスターズとは、このことを意味していたんだよ!!!

な、なんだってーーー!!!!

 

分かたれる前の五本指に仕えた宵闇の女王、母なきあとを託されたメリナ。分かたれた後二本指に仕えたマリカ。月に仕えた老魔女。3本指に仕えたディーディカ。

父がマリカなので、メリナにはトレントが託され、老魔女には3匹の狼が託された(そしてラニへと。老魔女の名前ががレナだとしたら、ラニが最初主人公にレナと名乗った理由は、老魔女に託された使命だったからとか考えられますね)……というのが僕の考察でござーい。

 

あと、世間はラニが完全にゴッドウィンを殺したということで確定しておりますが、やはり自分はラニ本人が完全に首謀者として同意していない以上、ラニ一人の計画とは考えられません。

ラニが黒の刃に頼んで計画したなら、その後二本指と決裂して、黒の刃に付け狙われることと符号しません。

暗月の指輪の送り主は、ラニが望んで結婚したいと思った相手は、ゴッドウィンと考えます。そして、陰謀の夜は、その婚姻が不都合だった二本指の計画でした。二本指は、元々、古龍もと友好関係にあるゴッドウィンだけを殺すつもりでした。ラニは、ゴッドウィンを助けることができないと悟ると、その計画に便乗して、自分の魂を殺すことにします。せめて報いるため、二本指の望む相手との婚姻(自分の予想は、父であるラダゴン)を破談させることに成功します。

結果として、自分が真に望んだ意中の相手に無完全な死を与えてしまうという罪の意識が、彼女が陰謀の夜の首謀者ではない、と完全に否定することをためらわせる原因と考えます。やはりラニたんが正ヒロインです(って狂い火エンドに進んだ私)。

 

 

この十字架モドキがミケラのものなのか、マリカのものなのかで、一発で解決しそうですが。

 

自分で言ってて調子良すぎる、穴ぼこだらけに思いますが、考察されている方の新しい閃きの助けになれば幸いです。

やっぱりエルデンリングは面白いなー……!

 

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