マーベルシネマティックユニバース作品で、マイティ・ソーとストレンジだけは見てなかったんですが、本日公開の続編を見に行こうぜ! という話になり、急遽アマゾンプライム・ビデオで有料レンタルして視聴しました。
うーん……! これは見ておいて良かったですね。デスティニーストーンの話とか、なんかすごく懐かしい……!
第一作からマルチユニバースの設定に言及しており、フェーズ4の展開にかなり重要なエピソードとなっていました。
続編は、完全にモルドの話の続きになってそうな予感があるので、予習しておいてよかったな。
お話的には、かなりスカッとするような勧善懲悪のストーリーで、頭空っぽにして見て見れる、ザ・ヒーローモノという感じ。
エンシェント・ワンが禁を犯しつつも、世界を守らねばならなかった苦悩や、カエシリウスの過去の話をもう少し深掘りしてほしかった気持ちもありますが、尺的に難しかったのかもしれません。でも、ティルダ・スウィントン、マッツ・ミケルソン両名は、素晴らしい俳優で、ほとんど語られない二人の生涯が、並々ならぬものであったことが、演技の端々から色々想像できるような感じがしました。ちょっともったいなかったかもなー。
その点、純粋すぎる故に闇落ちしてしまったモルドの話が続編で語られるのが楽しみです。
自分は、未熟な人間が全く自分の知らない世界に魅了され、自分に隠された才能を見つけ、急成長を遂げるという、少年マンガ的展開が大好きな人間なので、傲慢なストレンジが全てを失い、魔術を覚えるっていう展開はメチャクチャアツいし、すごく面白かったです。ドラマシリーズとかで、このあたりの修行シーンを長くやって欲しい。
睡眠中も霊体離脱して、勉強するって、効率の良い、頭良いって設定を生かしてますね。面白いわー。
ロマンスシーンもちょっと薄めで、なんとなくアイアンマンのトニーとポッツとの素直になれない二人の関係的な感じもありました。レイチェル・アン・マクアダムスって女優さんがヒロインを演じてるんですけど、めっちゃかわいいですね!
映像的な見どころは、ミラーディメンション? でいいのかな? 空間が歪んで、ニューヨークの街並みがグチャグチャになるところ。これは同じくニューヨークを舞台とするスパイダーマンのスウィングシーンと同じくらいキャッチーで、複雑な立体構造の中、目まぐるしく展開するバトルシーンは、すごく新鮮で見応えありました。
この後、数時間後に見る続編がすごく楽しみです!!!