Netflixで閃光のハサウェイを見ました。
興行成績は良かったみたいですが、本当に意味がわからん。特にハサウェイとギギ、ケネスの会話は、オールドタイプの僕には一ミリも理解できなかった。
ヒロインのギギがとにかく異質でした。
まず、見た目と声が全然合ってない。おそらく演出の一部だと思うんですが、これベストマッチだと思ってキャスティングしてたら異常。超然な態度をしていたと思ったら、愚鈍な人物に変わってしまう。なんだかんだで、見た目が良いのでついつい見惚れてしまう。こんなキャラクターみたことない。
自分の行いが正しいのか悪いことなのか悩み続けるマフティーにも、腐敗した連邦にも共鳴できないし、キャラとロボットを見るための映画で、シナリオはなんとなくフレーバーとして感じればよいのかな?
ガンダムは正義の味方が操縦する、というわかりやすい見た目ではなく、どっちもガンダムっていう構図は、リアルで良かったけど、単純に絵面としてわかりにくかったです。
夜戦なんで、どっちがクスィーガンダムかペネロペーかわからん。せめてカラーリングを変えてほしい。どっちも直線基調のシルエットだし……。
もうちょっとバトルシーン多くて、新しいシチュエーションがあれば嬉しかったですね。ミノフスキーフライトが今までの方式とまったく違うものなんだ、というエフェクトやシーンも欲しかった。なんか早いだけ、という印象しかなかった。もうちょっとぬるって感じでさ。ミサイルバンバンして、マクロスかよって。
展開は置いてけぼりで、白昼夢を見ていたかのよう。
過去に小説版は読んでいて、例の結末と、ホテルでギギが裸になりハサウェイが「そういう女は嫌いだよ」 ってシーンだけ覚えてました。映画でも再現されてた。
それにしても、これって続きあるんですよね? いきなり終わってびっくりしました。
こんな一般人お断りな映画、よく作れたな……と。
ここまで感情移入できなかった話は初めてです。
それでも映像としては一級品だったので、最後まで視聴することができました。
続きが楽しみです。