去年の暮に、ようやく発売した親指サイズアクションカム Insta360 GO2のミニオン版。
12月にレビュー記事にしたので評価しきれずに、11月に書いた今年買ってよかったものリストにはいれませんでしたが、暖かくなって、いろいろ試してみて、かなり面白いし、使いやすいことに気が付きました。
最近のガジェットあるあるで、マニュアルが必要最低限なので、使っていて結構気がついたことがあるため、あくまで僕の使用感でのなかでのTIPSをまとめていこうと思います。
- 本体の電池の持ちは短いが充電は早い
- 基本はプロ撮影モードで
- タイムシフト(ハイパーラプス)とタイムラプスの違いがよくわからん
- マイク音量は小さいが、風斬り音はデカイ
- スマホの編集アプリがかなり優秀
- 書き出しはオートが無難
- アップデートの要望
- まとめ
本体の電池の持ちは短いが充電は早い
本体の小ささゆえなのですが、かなり電池の持ちは悪いです。
本体電池残量が厳しくなると、リモコンにもなってるケースとの無線接続を失敗します。
本体・リモコンケース共に充電は早いので、こまめに給電しておくといい感じ。
基本はプロ撮影モードで
簡易的でわかりやすい後編集が可能な通常撮影モードと、細かな編集が可能なプロ撮影モードがありますが、プロじゃなくても基本はプロ撮影モードを選ぶほうが良いです。
なぜなら、超便利な動画から画像を切り出すスナップショット機能が付いているからです。
僕の使用シーンだと、ワンダーフェスティバルとか、ホビーショーなどで、卓をざーっと撮影しておいて、あとから必要な画像を切り出すという方法ができます。
プロ撮影モード・通常撮影の切り替えは、リモコンでおこないますが、本体だけでも可能です。
スリープ状態からのシングルクリックで、通常撮影、パワーオン状態でのシングルクリックでプロ撮影モード……なんですが、電源入ってるのか入ってないのか、ちょっと判別しにくいので、スマホに動画取り込んでから、通常撮影で取れてた、ってことがあるので、ここは改良して、プロ撮影モードオンリーにできる機能とかアップデートで付けて欲しいですね。
タイムシフト(ハイパーラプス)とタイムラプスの違いがよくわからん
youtu.beここのシーンからタイムシフト(ハイパーラプス)をやっているんですが、本当はもっと長い距離をつかっていました。……が、数分しか記録されませんでした。もしかするとバッテリーがなくなって解除になってしまったのかもしれませんが、タイムシフトは短い時間用なのかもしれません。
タイムラプスも撮影してみたんですが、違いがよくわかりません……。
定点カメラでよく使うのがタイムラプス、撮影者が動く場合、スムーズな撮影ができるのがハイパーラプスなのでしょうか。
あと、この動画の楽曲は、insta360アプリ内のものを使っているのですが、著作権侵害申請受けてしまい、異議申し立て中。収益化を受けてないし、警告もないのですが、どうやら、著作権フリーの楽曲を自分の曲だと申請して、著作権料を不当に得ている輩がいるようです。たまたま似ているってのもあるかもしれませんが……。
マイク音量は小さいが、風斬り音はデカイ
www.youtube.com画質にかんしては、光量があれば、この小ささで!? と驚くようなものですが、マイクは今ひとつ。
基本BGMを被せるので、問題ないですが、聴かせたい音は小さく、邪魔な音はデカイ。
スマホの編集アプリがかなり優秀
スマホアプリの編集ソフトがシンプルですが、すごく使いやすい。できる機能は限られていますが、それゆえにサクサク作れます。タッチ操作ゆえ癖みたいなものがありますが、それさえ目をつぶれば、かなり優秀です。
自分は元iPhoneユーザーで、現Androidユーザーですが、Androidではあんまり素敵な映像編集ソフトがなかったので、これが決定版って感じ。どうせなら、スマホの動画も取り込みたいくらい。
書き出しはオートが無難
動画書き出しは、粒状除去、ビットレート変更など、いろいろ高画質化をうたう設定がありますが、現状なにもせずそのまま書き出したほうが画質が良い印象です。
なんでそうなるのかわからないですが、せっかく長い書き出し時間をかけたのに、それほどきれいじゃない……。こういうのは、いくつかのパターンで書き出してみて、一番キレイなものをチョイスするっていうくらいのこだわり派向けの機能なんだと思います。
www.youtube.comオートで書き出したもの
www.youtube.comカラーフィルターと粒状感除去や高ビットレート化した動画。
ブロックノイズなどギャビギャビに。色味は素敵になったんですが……。
アップデートの要望
本体に電池が付いていて、鉄製のものに引っ付くというアイディアは、脱帽モノで、いろんなところにマウントして、一人で撮影しやすいです。
どういうアングルで撮影しようか、って道中散策するのが楽しい。
しかし、本体のみでは角度がとれないため、撮影アングルは制限されてきます。
本体にクリップを兼ねたチルト機構があれば良いのにな、って思いました。
このあたりは、アタッチメントビジネスがあるので、難しいかもしれません。
あと、本体が2つ入るケースがあれば、両方くっつけて全天球モード、並行二眼モードでHDRアンド高画質化、2つのカメラを同期して別々のところに設置して多カメラモード(編集アプリ内で、タイムラインが自動的に同期して、どちらの映像を使うか、なんてできる)などできるのではないでしょうか。
まとめ
また使い込んでいけば、こちらの記事に追記するなり、別記事書くなりしようと思います。
この商品は買ってよかったです。新しいチャレンジや発見に満ちていて、楽しい。
なにか便利な機能や変わった使い方があれば、ぜひコメント欄でシェアしてください。