雪中キャンプしてぇな……。
よし、明日しよう。スヤァ……。
……(布団の中から)ああ、よく寝た。
……寒いな。
……よし、来週しよう。
そんな感じを繰り返している、ダメダメな私です。
いや、そもそもこんな時期に体調崩したら、何を言われるかわからん。
……という言い訳。
今日はディキャンプですが、イグルーを作ってみました。
イグルーはイヌイット族が狩猟の際に作る、圧雪ブロックのシェルターです。
地元に一日あたりの積雪量が日本新記録の雪が降って、すこし溶けて重みで自然と圧雪されていたので、作ってみました。
ここをディキャンプ地とする!!!
雪ブロックを削りだします。
圧雪された状態で、腰の下あたりまで積もってました(写真よりずっと沈んだ)。
80センチくらいかな。
削り出したブロックを、レンガの要領で積んでいきます。
自分はスコップだけでしたが、のこぎりなどを使うと直角に切り出せて便利のようです。
ここで、いきなり失敗なんですが、一段目は厚みのあるブロックを敷いたほうが良いです。
土台が貧弱だと簡単に崩れてしまいます。
このように。
天井に近づくにつれて、ブロックの底面に傾斜をつけて、ゆっくりドームを作っていくのですが、かなり難しい!!
あと入り口をつくるのが難しかったです。
入り口のアーチをつくる部分で、何度も失敗しました。
もっと小さな開口部にしたかったのですが……。
どんどん背が高くなっていきます。
さあ、最後の天井部分……。
予想以上に背が高くなってしまった(身長169センチが、ギリギリ立てるくらいの天井高)ため、最後の雪ブロックが届かず、聖帝十字陵の生贄になるシュウのごとく、イグルーの頂きへと登ります。
意外と丈夫でびっくりしました。
これで最後と顔がニヤケて、ほっとしたのか雑に聖碑を置いた瞬間……。
天井崩壊……。
シュウの血がそうさせたのか……。
ここで心折れそうになりましたが。
退かぬ!媚びぬ!省みぬ!
とばかりに、再度チャレンジ。
でかい雪ブロック、めちゃくちゃ重たいです……。
建設時間は約3時間。
ついに完成です。
このように、入り口がひろいのが反省点。
家に帰って、イグルーで建設したら、入り口が突き出ているんですね。
こうすりゃよかった。
荒々しい。
石垣でいうと、かなり初期の仕上げですね。
次回作るときはもっとこだわりたい。
重さでガッチリと固定されて、結構丈夫です。
この時間になると、雨が降ってましたが、ちゃんとシェルターになっていました。
中は、直径1.5メートルくらいの空間で、天井高も同じくらいあります。
なかなか快適ですよ。
入り口が広いので、暖かさはないです。
冷気は下へ向かうので、床を上げると良いみたいです。
オリガマットを椅子にしました。
断熱は完璧。
冷たさを感じず、普通に座ることができます。
雪ブロックを机にして、紅茶をつくりました。
オヤツはロイズのチョコポテトチップス。
これ考えた人は天才だよなー。甘さ、塩っぱさ、食感が最高のハーモニー。
疲れた身体を労ってくれます。
analog Pocketで遊んだり、道具の使い方を模索したりして過ごしました。
その中で思いついたのが、アルコールストーブ用の風防チタンフォイルを火吹き棒にできないか、ということです。
つまり、これを斜めにまるめて……。
こうです。
もう少しチタンフォイルに高さがあれば、長辺で巻けるのですが。
癖がつくので、もう一回風防として使うには癖をとる必要がありますが、徒歩キャン・チャリキャンの軽量化アイディアとして使えるのではないでしょうか。
インスタ360 GOで動画を作ってみました。
半自動で、仕上げは結構編集しました。ユーチューバーの人の編集ってすごく手間かかってるんですね……。すごく大変でした。
スマホのアプリ内で作りましたが、かなりよく出来たアプリです。ちゃんと自動セーブしてくれます。ミスってアプリ閉じてしまった時は、天井崩落した時以上に、焦りました。
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