パニックから発売予定の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします。
2021年も来月で残り半分となり、「プレイデートの発売は2021年の早い時期」、「プレイデートの開発は順調」 という公式の発表はやや苦しくなってきております。
Continue誌Vol.71
さて、今回の情報アップデートは、ゲーム雑誌Continueの71号に、久々にプレイデート情報が掲載されたようです。
僕には、Continue誌の出版社である太田出版の本は買わないという宗教上のギアスがあるため、購入できておりません（一冊ミスって買ってしまいました）。
内容は皆さんで確認していただくとして、個人的には、それほど重要な情報はないのではない、と思っています。
理由としては、雑誌掲載を公式ツイッターが宣伝していないこと。
20210603追記:日本の公式アカウントより告知されました。
インタビューでも触れさせて頂いておりますが「2020年10月のお知らせ」から、楽しみにして頂いているにも関わらず、お知らせできていないことがあります。1日も早くお届けできるよう取り組み続けています。皆さんの忍耐と、いつもPlaydateに興味と興奮を注いで頂き、本当にありがとうございます！💛
— PlaydateJP (@PlaydateJP) 2021年6月3日
それに加え、掲載タイトルが『【特集】コロナ禍でPlaydateになにが起きたのか』 であること。
どうして、公式がメディア露出を宣伝しないのか、というと掲載内容が、自分たちにとって不都合だからでしょうね。
オフィシャルが言う「プレイデートの開発は順調」 と「コロナ禍でPlaydateになにが起きたのか」 は実質、自分たちが言ってることが嘘であることを認めていることになります。
自分たちの面子を守るために、ますます公式から出す情報が少なくなり、僕たちをヤキモキする悪循環です。どうせバレるんだから、最初から「ごめん、もうちょっと待ってね」 と言えばいいだけなのにさ。僕の読みが間違っていたら、嬉しいのですが……。
#Playdatedevフォローアップ
#Playdatedevは、プレイデート開発者専用のハッシュタグです。
日本の開発者専用の#PlaydatedevJPもあります……残念ながら使われた痕跡がない……個人開発者の皆様！ 今や完全なレッドオーシャンであるスマホアプリの開発なんてしないで、今やれば絶対目立つ、プレイデートの開発してくだせぇ！！
さて、今回もこの方、デイリードライバーを開発中のマットさん。
I've introduced a third colour (grey) that can be isolated the same way as the highlights. It allows me to specify details that will be dithered in a pattern of my choice. Here I've used it for the rear/boot grille! Blog post soon. #screenshotsaturday #DailyDriver #playdatedev pic.twitter.com/piSOxeFHIS
— Matt Sephton🎴 (@gingerbeardman) May 22, 2021
英文かつ専門的なことなので、僕の理解では、プリレンダリングした3Dモデリングにおいて、フレームの一部、本来白く（明るく）描画される部分を、黒く（暗く）なってしまう問題の解決方法をツイートされているようです。
最後にライフゲーム*1を開発中のアンドリーさん。
I'm a simple man, I see @AlanZucconi 's Game Of Life docu, I start a Game Of Life game🙄#playdatedevhttps://t.co/7mJ3DC5NmL pic.twitter.com/Z4Yl8R3iM3
— Andre Int (@andreintg) April 9, 2021
来月に注目か？！
さて、来月6月で2021年も半分。
来月中に、昨年からスタックしている「近日中に公開される動画」 が公開され、シーズン1のラインナップや、プレオーダー開始されれば、かろうじて「プレイデートの発売は2021年の早い時期」 の面目は保てるかもしれません。
6月、満面の笑みで、記事が更新できることを願っています。
顧客との信頼関係
お国柄なのか、西洋世界の伝統なのかわかりませんが、弱みをみせるな、面子を優先、去勢を張って大口を叩いて、ユーザーとの信頼関係にヒビを入れてしまった事件として、CDプロジェクトレッドのサイバーパンク2077での最適化不足によるオンラインストア引き下げ事件が記憶に新しいです。
素晴らしい製品を世にだそうとして、技術的な問題や、パンデミックによる遅延に苦慮をされていることに理解できるんですが、顧客との透明性を維持してほしいところです。このようなことが続くと、企業が言ってることは、本当のことなのか、我々や株主、なにより自分たちを騙すために、調子の良いことを言っているのではないか、と疑いの目が強くなってしまいます。
別ゲームですが、最近キックスターターで出資した、幻想水滸伝のスタッフが再集結して開発している「百英雄伝」の発売延期の可能性が告知されました。告知された発売日は２０２２
年の１０月でしたが、ゲーム全体のプロットが完成した時点で、作業が膨大であることがわかり、タイミング的にはまだ早すぎる時期でも、出資者との間に隠し事はしたくない、と告知されました。プロジェクトの遅れなどをギリギリまで隠す企業が多いなか、こうして前もって発表してくれたほうが、個人的には「OK、待ちますよ。頑張ってくださいね」 モードになってリラックスできます。
プレイデート、ひと目見て、惚れ込んだ製品なので、こんなふうに言いたくないのよ。よろしくお願いいたします。
本日の更新はここまで。
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*1:1970年にイギリスの数学者ジョン・ホートン・コンウェイが考案した生命の誕生、進化、淘汰などのプロセスを簡易的なモデルで再現したシミュレーションゲーム 参照-ライフゲーム - Wikipedia
