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Playdate情報Update41:発売前にiFixitが分解してる他

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※この記事では、公式サイトの画像、動画のスクショ画像を引用しています。

パニックから発売予定の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします。

 

発売前にiFixitが分解

2021年出荷分は予約開始から17分で完売、現在は2022年分の予約を募っているプレイデートですが、いつもiPhoneなどアップル製品をいち早く分解して公開するiFixitが、プレイデート本体出荷前に分解レポートしています。

ちなみに、iFixitはガジェットの修理ツールを販売している企業です。

デベロッパー用の本体ではなく、箱を見る感じ正式版? のように思います。パニック本社が提供したのですかね? 追記:リンク先にて、パニックより正式に提供されたとありました。

リンク先の気になる点を注釈・DeepLで翻訳していきます。

参考-Playdate Teardown - iFixit

 

 

www.youtube.com

x線写真がありますが、ここではプレイデートのシンプルな構成を評価して、もう私達の仕事は終わりかもしれない(分解する必要がないほと明解だ)、と言っています。

 

クランクのつまみを入れる穴には、前情報では工場出荷状態に戻すリセットボタンが隠されてあるとありましたが、ここには型番とシリアルナンバーが刻印されているようです。iFixitに渡ったプレイデートは1255番。2021年出荷は2万台とされます。

 

分解しだすのはステップ5からです。iFixitをちゃんと読むのは初めてですが、こういうノリなのね。

大きなマイナスドライバー一本で、内部にアクセスできますが、開けると保証は得られなくなるようです。

バッテリー交換は簡単なようです。

 

クランクは摩耗がしにくいような設計になっており、磁石が埋め込まれていて、こちらで回転を検知する仕組みのようです。

 

シャープ製のモノクロLCDディスプレイはしっかりと接着されていて、交換は現実的ではないようです。

ボタン類も同じく、フレキシブルプリント基板に接着されていて、交換は難しいとのこと。これは悲報ですね。接点の掃除くらいはできるかな。

 

iFixitの修理評価ルールに、この製品が則していないと前置きしつつ、最も修理しやすい10点満点中、やや低い6点という最終評価を下しています。

最終感想

+大きなマイナスドライバーと開口部用のピックがあれば、内部に入ることができます。
+基本的なプラスドライバーで、内部のネジ(ポジドリブ)をすべて取り除くことができます。
+バッテリーはすぐにアクセスでき、軽く固定されているだけです。
+ヘッドフォンジャックは完全にモジュール化されており、クランクのデザインもシンプルで整備性に優れています。
=ディスプレイを交換することもできますが、その場合はフロントケース全体を交換する必要があります。
−すべてのコントロールが1枚のFPCに集約されているため、交換は容易ですが、1つのものが壊れただけでは少しもったいないですね。
−USB-Cポートはメインボードにはんだ付けされています。

 

ポッドキャストでプレイデート制作秘話(英語)

前編英語なため、まだ聞けておりませんが、どういう経緯でプレイデートを作ることになったか語っているようです。

 

#Playdatedevフォローアップ

#Playdatedevは、プレイデート開発者専用のハッシュタグです。

残念ながら、あまり活用されていません。

#PlaydatedevJPという日本専用のタグまで用意されていますよ。

 

非プログラマーながら、全ての人がゲーム開発できるとするプレイデートにゲームのアイディアがあるとして、素敵なドット絵を公開しているGuilherme Reisさんを紹介。

 

ゲーミングクリエイティブツール? Playmakerを開発中のDustin Mierauさんによるクランクを使った計算機。

 

本日はここまでです。

 

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