パニックから発売予定の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします。
今回は盛りだくさん!!
祝・グループ1出荷開始!
ついに最初のグループの出荷開始のツイートがありました。
Playdateの最新情報をお知らせする【Playdate Update early 2022】を公開しました!
— PlaydateJP (@PlaydateJP) April 19, 2022
PulpやPlaydate SDKなど、今年リリースした開発環境ついて要約しました。どうぞお楽しみください。https://t.co/nsvtWlOKjc
加えて、重要なアップデートを。
グループ1の出荷が開始されます...
...今日から pic.twitter.com/3Li4SL8RxC
開発者向けの動画もアップされています。
日本語翻訳完備されています!
動画によりますと、グループ1といっても小ロットで複数に分けて出荷されるようです。
シッピングが開始されるとメールが届くようです。
ケーブルさんのTシャツ、パックマンですね。
カタログと言うアプリがあり、プレイデートから直接、シーズン1以外のゲームをダウンロードできるようです(他のサイトから、プレイデート公式が厳選して収録するという感じ?)。
プレイデート本体画面をミラーリング機能があることが予告されていましたが、Mirorというアプリで、PCに画像出力でき、かつキーボード操作も可能になるようです。
PCに画面出力ができるということは、ゲーム実況も可能ということで、もしかするとそこからヒットタイトルが生まれるかもしれませんね。
www.youtube.comミラーリングアプリのビデオは、日本語字幕なし。
ゲームコントローラもサポートしているみたいです。
OSバージョンアップ
(こう言うフェーズになってきた事を噛み締めつつ) Playdate OS 1.10をリリースしました!
— PlaydateJP (@PlaydateJP) April 19, 2022
• いくつかのゲームで起こっていたクラッシュを修正
• 初回起動時の体験をいつでも復帰できる設定を追加
• マイク録音中に、LED点灯するよう改良
• バッテリー寿命を向上
👍
pic.twitter.com/4LvtUmxO5I
まだユーザーに手元に届いていない状態ですが、おそらく開発者用の話かな。
バッテリーライフ向上は嬉しいですね。
後述するIGN JAPANの詳細レビューによると、おそらく旧バージョンOSで実働時間は8時間と、バックライトがない端末で、こんなもんかー? って感じだったので、もっと伸びて欲しい。
プレイデートができるまで
海外ゲームメディアPolygonに掲載された、「プレイデイトの栄光の"クランク"インに隠された8年の歩み」 という記事を機械翻訳で読みましたが、かなり面白かったです。
ハードウェア面で大きな助けとなったティーンエイジエンジニアリングとの逸話、プロトタイプのプレイデートには、機能もりもりのスーパー筆箱のように、たくさんのスイッチが付いていたことなど。筐体デザインのソースは、フロッピーディスク。
クランクの耐久性を疑問視するツイートを拝見したことがありますが、並々ならぬこだわりによって開発されたクランクです。
今のシンプルな見た目になったのは、個人的に良かったと思います。
参照-Playdate’s crank control input has been an idea 8 years in the making - Polygon
日本のメディアの詳細レビュー
“コアなゲームを1~2時間じっくり遊ぶようなゲーム体験”よりも、むしろ“生活の中の15分間の空き時間にインディーゲームクリエイターによる他にはないユニークなゲーム体験を提供する”という性質のガジェット
―ファミ通.com -クランク付き携帯ゲーム機“Playdate”レビュー。尖ったコンセプトが話題を呼んだインディー色の強いゲームハードがついに順次発送開始
一般向けではなく、刺さる人用というこうことをかなり強く訴えています。
ボタンに関しては、押し心地は良いが、シビアな入力にも対応できるのか未知数とのことで、画面はきれいだが、寝転んでライトが当たらない場合の仕様は厳しいとのこと。
スピーカーの評価が高い。ストレージは4GBしかないが、アプリサイズが数十メガバイトレベルで、大きなモノでも150メガバイト程度、小さいものになると1メガバイトを切っていたそうなので、十分のようです。
英語オンリーなので、その点にハードルを感じるかもしれないみたい。
メインのゲーム機として常に肌見放さずプレイするという形ではなく、普段の生活の合間に息抜き的にプレイするというスタイルが相性が良い
プレイデート本体よりも中身(ゲーム)の紹介をメインにした記事。
24本のゲームを一気にためすことができたようですが、正直楽しめなかったタイトルもあったそうです。毎週ゲームが届くので、今回は良かった、いまいちだったと、変化をもたらすのは面白い体験かもしれません。本体バッテリーライフが8時間と、驚くほど長寿命ではないことが判明。OSアップデートでどれほど伸びるのか。
この出来なら、すでに予約している方々のもとにPlaydateが届けば、「待った甲斐があった」と喜びの声を上げることでしょう。
今は亡きエンガジェットのライターさんということで、ガジェット紹介もしっかりな記事。
技適マークがあることもちゃんと明記。
クランクによる絶妙な操作は斬新さもあって、これまでになかった可能性も感じます。最初は「ネタっぽいゲーム機が発表されたな~」という印象でしたが、実際に触ってみて完成度に関心しました。
クランクに注目している記事。最初の2つの記事のように「ちょっとした隙間時間に」 ではなく、夢中で何時間も遊んでしまったそうです。
海外レビュー
ダックダックゴーでPlaydate Reviewで検索して、上から順番に紹介しています。
Playdateはユニークなものを提供しています。これは必要な装置ではなく、長期的にゲームを一変させるものでもなく、次のSwitchやiPhoneがゲームをプレイするためのクランクを搭載するとは思っていません。むしろ、ゲーム業界のトレンドとは別に独自の発展を遂げるための、奇妙な進化と言えるでしょう。
デザインやディスプレイの鮮明さを評価する反面、バックライトがないことを不満点と上げています。自分はむしろ、そこもレトロで面白いと思うのですが。また、クランクのハンドルがチャチだとも。
メニューを操作していると、木琴のような音がなり、音楽を奏でているような気になるとのこと。
シーズンの中には、一部ポンコツがあるが、それ以外は素晴らしいものばかりとのことです。
他のレビューでも指摘していますが、チュートリアルが不完全で、操作がわからないゲームがあるようです。
Playdateは楽しく、奇妙で、将来性のあるデバイスで、まさにその目的通りであり、そのファンキーな外観とゲームに惹かれた人たちにとっては、購入する価値のあるものです。
クランクはとても素晴らしい操作感。適度な抵抗があり、誤操作しにくい。クランクを回しながらBAボタンを押せない。ディスプレイは美しく、明かりがあればシャープに映るが、画面は光沢があるため、光源が反射して見にくい。
プレイデートは、良くも悪くもこれからのプラットフォームで、どのように発展していくのか未知数。今買うか迷うなら、シーズン1の次の展開を見守ってからでも遅くない、と少し含みをもたせた〆になっています。どうやら、楽しみ方がわからないゲームがそれなりにあったようです。
少なくとも表面上は、プレイデートは深くノスタルジックなマシンです。それと同時に、すべての携帯ゲーム機は、そもそも少しくらいは変わり者であるという、この重要なことを純粋に理解しているチームによって作られた、変わり者の携帯ゲーム機です。
ーPlaydate review - a fascinating puzzle in itself | Eurogamer.net
機械翻訳のせいか、なんだか詩的な文でちょっとよく解らなかったです(笑)。
レトロゲームのようだけど、近代的かつアグレッシブか変わり種も仕込んであるぜ、的な?
Playdateは、新しいものです。過去に比べれば低い部品コストと、現代のインディーゲーム的な感性を融合させ、ユニークな体験を生み出しているのだ。その結果、一風変わった、それでいてかわいい携帯ゲーム機が誕生したのです。そして、ゲーム配信のあり方に対する期待を、意図的に覆すものでもあるのです。
ーPlaydate review: An alternate-history boutique handheld | VentureBeat
別のレビューでは、操作がさっぱりだ、と評されていたサーフィンのゲームが好評で、レビュワー次第みたいですね。クランクの操作性の良さを評価しています。ディスプレイのリフレッシュレートが高いので、ゴーストの発生はないとのこと。
特にパワフルというわけでもなく、実際にプレイしてみると、少々粗削りな印象を受けることもあります。しかし、パッケージ全体に漂う創意工夫の精神は、それ自体が強力なセールスポイントとなります。
ーPlaydate review: An indie gaming toybox with big '90s Nintendo vibes
プレイデートには、スタンバイモード(スリープ状態)しかなく、電源が切れないとあります。
待機状態では14日電池が持ちます。
ディスプレイの視野角の狭さが不満で、光が当たっていても見えにくい時がある。画面が小さいため、光源の映り込みはさほどきにならないが、光を当てるために体勢を制限されるため、「背もたれに寄りかかる」ようなリラックスした体験は難しく、通勤や外出先でのゲームには不向きと感じたそう。
30分遊んで、なにをさせたいのか理解できないゲームがいくつかある。プラットフォームとして、成長への十分な余地がある。
海外レビューは、まだまだたくさんありますが、キリがないので、まずはここまでとします。
本日はここまで!
グループ2以降の出荷スケジュールは以下のとおりです。
グループ#2/10001~20000人まで:2022前半
グループ#3/20001~30000人:2022年後半(僕はこのグループ)
グループ#4/30001~40000人:2022年後半
グループ#5/40001~50000人:2022年後半