お題「#おうち時間」
最終パートとなるシン・エヴァンゲリオン劇場版:||の劇場公開が延期となり、公式アプリとYou Tube上で、過去の三部作が29日まで無料公開されています。
全部見たことがあるので、隙間時間にながら見を始めたのですが、序の後半からは、以前見たときには感じなかった面白さを見出すことができて、夢中になりました。
特にQは、前半だけが面白くて、後半からダラケてしまう印象だったのでしたが、旧作との設定の差異などの情報量の多さ、画面の暗さに見にくさがありますが、見どころが多く、現在公開中の三部作の中でも一番おもしろいかも、と評価を一変させました。
【公式】ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.
あらためて、自分の過去三部作の評価としては、序が一番低いです。テレビ版のカットも多いし、知っている内容が続きます。
テレビ版で何が好きかというと、サキエルに頭を貫かれて、影絵で血がブシャー、エヴァが沈黙して第二話へ……戦いの続きかと思ったら、シンジが病院で目覚める……という意表をついた展開なんです。
序での見どころは、綾波の裸体……ではなく、ヤシマ作戦からかな。ポリゴンで描画されるラミエルとの長距離戦は、展開を知っていても手に汗握ります。
破は、新しいキャラクター、新しい展開が目白押し、きちんとヒーローをやってのけるシンジに胸アツで、当時の僕たちが夢想したであろう展開。作品の完成度は一番高いと思ってます。
Qのいいところは、いままで見慣れた舞台が一新され新鮮なこと。ストーリーはよくわからないし、説明してくれないし、破の次回予告のシーンが一個もないし、Qって急じゃなくてQuestionの略だろ、って言いたくなります。
序と破が旧テレビシリーズの延長だったのに対し、Qとアルファベットにした意図は、本作が旧シリーズとは別個の世界線にあることを示唆しているという風に思うことにしました。別によくある考察だと思うけどさ。
旧作において、エヴァ初号機には、母であるユイの魂が溶け込んでいるという設定でしたが、新劇場版ではユイがその意志を表した描写はまったくありません。完全に眠っているかのよう。破で2号機をマリが普通に動かしたこと、参号機のテストパイロットにアスカが選ばれたことからも、エヴァとパイロットには血縁関係があるという設定はなくなったのかもしれませんね。
そういえば、ユイの旧姓は綾波になってましたけど、ゲンドウの旧姓は六分儀じゃないのかな……。じゃ碇性はどこから来たんでしょう。
うーむ、面白いな。You Tubeの考察動画とか見てしまう……。