来月発売の小島秀夫監督独立後第一作のデスストランディングですが、待ち遠しいのでホライゾンゼロドーンをプレイしています。
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ホライゾンゼロドーンは、文明崩壊後の地球を舞台としたゲリラゲームズ開発のオープンワールドアクションRPGです。
もともと、国内外で評価の高い作品でしたし、いつかはやってみたかったんです。
デスストランディングと直接関係してないんですが、ゲームエンジンが同じなので、さらに気になりました。
ゲームエンジンについて、一応解説しますと、現在のゲームって、ゼロから作っていたら金も人も時間も膨大なリソースが必要になります。そこでゲームのベースとなる部分を作っておいて、それを素に様々なゲームを作るように今はなっているんですね。
例えば、全部社内製で作ったFF15は開発期間が伸びに伸びて顰蹙を買いましたが、社外製のアンリアルエンジンを使ったFF7リメイクは、初期の構想段階を終えたってニュースから間を置かずに発売日が発表されましたよね(開発期間が伸びた理由がゲームエンジンって特定できませんけど)。
コジマ監督は元々、コナミ時代にFOXエンジンというゲームエンジンを使っていたのですが、退社して使えないので、新しいゲームをつくるためのゲームエンジンを探していたんです。それがゲリラゲームズのデシマエンジンだったというわけです。
- ○世界設定はとても魅力的
- ○圧倒的に美しいグラフィック
- ○ソフトが安い……
- Xアーロイ……2Bになりそこねた女
- Xマップデザインは気持ちよくないかも
- Xゲームの導入がうまくない
- ジャッジ
- デス・ストランディング購入しました。
- ゲームの記事
今回の記事では、同時期に発売されたニンテンドースイッチのゼルダの伝説ブレスオブザワイルドと比較していきましょう。
smoglog.hatenablog.comゼルダの個人的感想を要約すると、「現時点で世界最高のオープンワールドゲームだが、物語が圧倒的に足らない」という評価でした。
○世界設定はとても魅力的
文明崩壊後、1000年の後の地球です。
テクノロジーを継承できず、未開の原住民化した人類と、野生化して制御できなくなった機械獣たち。
人類は、生きるのに精一杯で、現代人からすると理不尽な掟に縛られ、苦しい生活を余儀なくされています。
朽ちた高層ビル、樹木が侵食した幹線道路、原住民が身に着けるには異質な機械のパーツやケーブル類……とっても魅力的な景色です。
○圧倒的に美しいグラフィック
2017年の作品ですが、とんでもないグラフィックです。
このグラフィックでウィッチャー3が遊びたかったな……。
○ソフトが安い……
DLC全部入りで2000円は超お得!
絶対満足できる。
【PS4】Horizon Zero Dawn Complete Edition PlayStation®Hits
- 出版社/メーカー: ソニー・インタラクティブエンタテインメント
- 発売日: 2019/06/27
- メディア: Video Game
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Xアーロイ……2Bになりそこねた女
いや、個人的に全然嫌いじゃないんです。
差別や親しい人間の死を乗り越える強い精神。
長く付き合っていくと愛嬌あるルックス。
非常に好感の持てるキャラクターなんです。
でも、ある意味、勇気あるキャラクターデザインですよね!
ホライゾンは、完成度や面白さからして、PS4を代表するタイトルだと思います。
だとしたら、もっとアーロイはPS4の顔になるキャラになり得たと思うんです。
2Bやララ・クラフトみたいにさ……。
どうしてそうならなかったんだろうな……。
不思議だな……。
Xマップデザインは気持ちよくないかも
序盤だからしょうか……。
ゼルダに比べると、スカッと見通しのよい場面がないんですよね。
どこ行っても視界が遮られていて、閉塞感を感じてしまいます。
グラフィックの美しさも、邪魔していて、人物も背景もすべて緻密に描かれているせいで、本当に大事なものを見落としてしまいがちです。登れるオブジェクトとか、アイテムであったり。そもそもキャラが見えにくいとか。
Xゲームの導入がうまくない
話の冒頭で、ロストが機械の気を引くのに石を投げろっていうんですが、どこに投げたらいいのかわからず、延々石を見当違いのところに投げるが、機械もロストもそれが奇妙に思わないというようなことになりました。
このゲームのなかで、「そこへ」とか「こっち」とかいう指示は、わりとあるんですが、それがどこを指しているのかイマイチ把握しずらいです。
せっかくフォーカスという便利なARデバイスが劇中に登場するのですから、「そこへ」とか「こっち」などと曖昧な口頭の指示ではなく、実際画面に場所をオーバーレイしてくれば、めちゃくちゃスムーズなのに! って歯痒い気持ちに何度もなりました。
機械獣の配置も不自然に感じました。
最近になって機械が凶暴化しだしたって話なんですけど、生活道路のすぐわきに凶暴な機械がいて、この世界の人々はどうやって生活しているんだろう? とちょっと奇妙になりました。グラフィックが美しいだけに、ちょっとしたことが違和感につながりました。
ジャッジ
ゲームとしての作りは荒いのですが、世界設定は魅力的だし、プレイしてみて損はないゲームでした。
ゼルダに足らないと感じた物語の部分は、とてもボリュームがあります。村人との会話でも、この世界の風習や歴史がすべてセリフ入りで語られます(冗長にも感じることもありますが)。
一方で、ワールドそのものの魅力はゼルダに軍配が上がりますね。あそこはどうなっているんだろう? と遠くへ行ってみたいという気持ちは、このゲームではあまり起きませんでした。
デス・ストランディング購入しました。
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