ソフビTipsは、ソフビに関する様々な豆知識や役立つ知恵などを紹介するコーナーです。
皆様、大切なソフビはどう扱われていますか。
僕はご覧の通り、フィギュア棚から溢れた一部のソフビは散乱してしまって酷い有様です。本当に好きなの? 大事なの? って家族にいつも言われます(大事だよぉ! 捨てるなよ!!)
袋に密閉したままよりかは良いと思いますが、これはこれで可哀想だ……。
一番の懸念は「変形」ですね。
この様に、不安定な平らではないところにソフビを置いて置くと、偏重し、暖かくなってくると変形したり、凹んだりする場合があります。
柔らかいクリアのソフビや、重い大きいソフビは特に注意ですね。
僕の場合、ロッテンレックスの片足が棚の天板から落ちていたせいで、真っ直ぐ立たないわ、脇腹の部分が凹むわの散々な状態になりました。
でも大丈夫。治ります。
今回はモデルとして、コチラの二方に登場してもらいました。
ランブルモンスターズ+キャラクティックスさんの変身サイボーグ一号とキングワルダー1世です。良い役目ではないですけど、申し訳ない!
変身サイボーグ1号の方が変形して、立たなくなってしまいました。
まずは、ドライヤーで温めます。
クニャクニャになったところで戻したい方向に力を加えます。
冷やします。
すると、ある程度カタチを変えることができます。
微調整してちょうどいい角度にしましょう。
元通りになる力があるので、すこし強めが良いと思います。
はい、この通り。
凹みを直したい場合は中に詰め物(布とか新聞紙とか)をして冷やします。
冷やす方法は今回は水にしましたけど、冷蔵庫に放り込んでも良いと思います。
このテクニックは応用して、もう少し足幅を広げたいとか、腕の開きを左右同じにしたい時など、ポージングも多少弄ることができます。
新品で購入した場合も、ぐらつきがあったり、(意図せず)左右対称でない場合もあります。
特にスラッシュ成形と呼ばれる方法で成形されたソフビは、原型そのままのカタチ作れるものではなく、型に材料を流し込み硬めてから引き抜くため、力の入れ方なんかで多少カタチが変化し、また人力なので微妙に異なるカタチになってしまいます。
メーカーさんの方で組立の際に検品されていると思いますが、個人生産のインディーズソフビの場合は、そういった個体差も「味」として愛でてあげると良いと思います。あまりにひどかったら、交換お願いしちゃうと思いますけどね。
暖かくなる前に棚を新調せねば……その前に掃除か。
(ブログ一ヶ月連続更新チャレンジ17日目)
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