ソフビTipsは、ソフビに関する様々な豆知識や役立つ知恵などを紹介するコーナーです。ニワカ知識なので、間違っていたら、指摘してくださいね!
僕の勝手な考えですが、そもそもソフビは、遊んだらおもちゃ箱に片付けるものだったと思います。それが棚などに並べて飾るフィギュア的な楽しみ方が出てきました。
そうなってくると、それがソフビの良さでもあるのですが、成形時の抜きの力のかかり方などで、一つ一つ微妙に立ちの悪い個体がでてきたり、小さくて軽い作品なんかは、ちょっとした振動で倒れてしまいます。
倒れる度に、立て直す行為もまた愛おしい部分だし、立ちを直したり、「いや、この歪んだ立ち姿が良いんだ」と放置するのも、また有りなんですけど、足裏が丸まっていて、目を離すと、ほぼ転けている手のかかる子なんかもいて、ちゃんと飾りたいなぁ、って思うこともあります。
そこでひっつき虫(ミュージアムパテ)を使用することを思いつきました。
転倒防止用のソフト接着材で、ポストイットのように何度も剥がして使えます。
長期使用によるソフビへの影響が未知数なので、リスクはあります。
なにかあれば、記事への追記をしますが、ご使用は自己責任でお願いします。
コクヨのものは2百円くらい。
一番少ないものを買えば、量は困らないと思います。
少量ちぎって、こねます。
無難なのは、未塗装面で、色が白い成型色のものがよさそう。
量はこれくらいで十分そうです。
効果あり!
未塗装素体へのパテの張り付きはあまりよくありませんでした。ソフビの油分がはじいてる感じ?
長期使用で、固着してしまう可能性はありますが、短期間の使用は問題なさそう。
塗装面の張り付きは、未塗装よりも強い感じがします。場合によっては塗膜が剥がれる可能性もありそうなので、見えない面とはいえ、使わないほうが無難かも。
歩いてるポージングなど、飾るのが難しいポーズも作れそうです。
ただし、仁王立ち以外のポーズで長期間放置すると、変形を招くので、推奨できません。