ソフビTipsは、ソフビに関する様々な豆知識や役立つ知恵などを紹介するコーナーです。
クリアソフビって良いですよね。
特に日本製のクリアの透明度は、海外製と比べて高いと思います。
そんなクリアのソフビですが、経年でくもってきたり、黄ばんたりします。
黄ばみに関しては、日光や蛍光灯に含まれる紫外線によるものなので、取ることは難しく、予防として暗所保管する他ありません。
対してくもりは、ご存知の方も多いと思いますが、簡単に取ることができます。
くもりの原因
ソフビを柔らかく成形しやすくするための可塑剤(かそざい)の揮発によってくもります。
箱や袋から出さない、ショーケースの中など風通しの悪いところは表面、もちろん密閉されている内部は、当然可塑剤が揮発してくもる訳です。
くもりの取り方
ドライヤーやお湯などで温めると簡単に取れます。
ヒーターの場合は黄ばみにならないのかな? 遠赤外線は大丈夫???
塗装されているものをお湯に付けると塗装が剥がれる場合もありますので、ドライヤーの方が良いようです。
パーツ分けがされているのはカンチャクを取り外して、中から熱風を当てると良いと思います。
温めすぎると痛む場合もありますので、ドライヤーの口はあまり近づけず、時間もほどほどにしましょう。
パーツ数が多い場合は、全部外さなくても、口の大きいところから熱風を当てると良いと思います。
最後に表面(裏面)を触ってみて、ヌルヌルするようなら柔らかい布や指で拭いて完了です。
素手で拭いた場合は、口に入れると良い成分ではないので、しっかり手を石鹸で洗いましょう。
ビフォー&アフター
なんか背景の色温度が違ってウソっぽいのは許してください。
ちゃんとくもり取れてますから!
記事冒頭のアストロウンコツが手持ちで一番古く、一番曇っていました。
比較的新しいやつはそんなに変わりませんでした。
スキッとくもりが取れると気持ちがいいです!
お試しあれ。
もっといい方法や、間違いあればご指摘お願いいたします。
(ブログ一ヶ月連続更新チャレンジ10日目)
この記事に登場するソフビ