沖縄県那覇市で玩具店ロードワークスを営む豊永盛人さんの琉球張り子作品です。
東京の百貨店で沖縄物産展にて販売されていたものを購入。
数ある作品の中で、僕はダルマニア初級者として、マリア達磨と、勝手に代表作だと思ってる鬼を選びました。
公式サイト:http://toy-roadworks.com
◯張り子とは
張り子、あるいは張子(はりこ)とは、竹や木などで組んだ枠、または粘土で作った型に紙などを張りつけ、成形する造形技法のひとつ。
中空になっており、外観と比較して軽いものが大半を占める。
「はりぼて」とも。
張り子の技術は2世紀に中国に始まり、アジアやヨーロッパに伝わったといわれる。日本には室町時代頃に朝鮮半島韓国から伝来したとされている。日本全土に分布し、郷土玩具などに用いられている。
「はりぼて」とは張り子のことだったんですね!
琉球張り子そのものの特徴としては、南国らしい鮮やかな色彩が特徴だそうで、各地の張り子と同じく、玩具としての用途意外に、魔除け、厄除け、成長祈願などの縁起ものとしても扱われるようです。
◯大きさ
両方だいたい7センチ前後の大きさです。。
コレクションしやすいな〜。
◯マリア達磨
なんだか南国らしいモチーフ。
深い藍色と、金の彩色が美しいです。
衣の文様がエキゾチックで良い感じ。
メシアのお顔も愛くるしい。
頭上に瞬く星は、ベツレヘムの星(キリストの誕生を知らせた星)……とすると、その下の三匹の白い鹿は東方の三博士の暗喩か。
◯鬼
色は沢山ありましたが、緑色の鬼を選びました。
伝統的な張り子に、フェルトの手を付けた面白い作品。
置物としての張り子に動きをつけることができます。
実に愛くるしい!
物産展では恒例の豊永盛人さんに絵を描いてもらえるサービスがあり、是非似顔絵を書いて欲しかったのですが、あまりの盛況ぶりに断念しました。また次の機械に!!
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