ストーリー導入部分を解説した記事はこちら
CONTROLは今年のゲームアワードにおいて、大賞であるゲームオブザイヤーを含めた7部門にノミネート、見事ベストアートディレクション部門を受賞した、三人称視点のガン&超能力シューティングゲームです。現在エピックゲームズストアのPC版は、ゲームアワード受賞記念でセールされています。
海外では、8月に発売していたのですが、PC版には日本語字幕がデータとしては収録されていたものの、ロックがかかっていて、通常では日本語字幕を採用することができません。日本語字幕を収録したPS4版が12月12日に発売されましたので、まもなくアップデートでアンロックされるのかな、と。邪推すると、日本の販売会社がPS4版を売りたいからなのかなぁ。
追記:日本はライセンス認証が煩雑で、非常に時間がかかるという話もあるようです。しかし、未だに配信予定が秋のまま、ps4版が発売した後も情報更新しないのは、「やる気がない」と取られても致し方ないでしょう……。
PC版を待っていたのは、このタイトルがレイトレーシングを活用した作品だったからです。
先日ブラックフライデーセールで手に入れたRTX2080SUPERの真価が発揮される時!!
(実はサイバーマンデーセールのタイムセールで自分が購入した時より1万五千円も安くなってました。ゲボ吐きそう)
まだ日本語字幕が実装されていませんが、描画クオリティの変化や、レイトレあるなしの比較画像を撮影してみました。これでめちゃくちゃ綺麗なら、今PS4で遊んでいる人たちへの嫉妬も溜飲できます(器が小さい)。
動作環境
ディスプレイ:WQHD(2560x1440)上限60fps
CPU:Ryzen5 2600X
RAM:16GB 3200メガヘルツ駆動
グラボ:RTX2080SUPER
DLSSは、RTXグラボで使える機械学習を使った技術で、高負荷時でもフレームレートを維持しながら高画質を実現できるそうです。
ぱっと見でいくと、明らかに品質:低は、画質が悪くみえます。
奥の壁面のディテールは顕著な差がありますね。
レイトレありなしでは、奥の壁面の立体感はさらに顕著になります。また、主人公の女性の質感が段違い。影の感じで、レイトレ無しではゴリラみたいでしたが、レイトレを有効にすると柔らかく美人になりました。
別シーンでレイトレの有りなし。
床面に反射するオブジェクトがレイトレを有効にするとハッキリ浮かび上がります。
こちらも。レイトレを有効にすると、反射した物体がかすかに見えますね。一気に現実感がでました。
次にガラスへの反射。
レイトレなしではガラスへの映り込みなし。
レイトレありだと自分の姿が映り込みます。奥に風景も反射していますね。
Control RTX ON vs. RTX OFF – Ray Tracing with RTX 2080 Ti 🎮
この検証で思ったことは……レイトレ無しでも結構綺麗だな……ってことです。影の表現や映り込みに、数万円~の追加投資する価値があるのか……それは人次第かもしれません。フレームレートも実用レベルで快適に動いていますので、自分は先行投資として購入してよかったかと。
ゲーム自体は、めちゃくちゃ面白そうなので、はやく日本語字幕をアンロックしてほしいです!
PC版の日本語がついにアンロック!