パニックが今年中に予約開始、2020年に発売予定の携帯ゲーム機「プレイデート」の体験会に行ってきました。場所は神戸。このあと東京でも控えているんですけど、気軽に行ける関西でも開催してくれて本当によかったです。
『Playdate miniEXPO 2019』開催決定!
— PlaydateJP (@PlaydateJP) 2019年12月5日
完成間近の実機で、高橋慶太さん開発中の新作『Crankin's Time Travel Adventure』を試遊いただけるイベントを、神戸と東京でそれぞれ開催します!(詳細は続きで💛 pic.twitter.com/uN59pViIv1
開催場所はKITSUNE BOOK&ARTさん。本とイベントスペースみたいですね。
会場には3台のプレイデート試遊機がありました。
自分が行ったときは丁度団体のお客さんが退出された時間で、試遊時間5分の制限も無さそうな感じでした……が、節度をちゃんと守りましたよ(笑)。個人的には、モノを確かめたいだけで、中身は楽しみとしてとっておきたかったので、あんまりCrankin's Time Travel Adventureそのものはしっかり遊びませんでした。
手に持ったところ。
すごく良いです。小さく薄く、可愛くて美しいデザインです。自分が想像していた3倍重量感があり、中身がぎっしり詰まっている感じ。チープ感は皆無で、レゴやネフの積み木のような上質さを感じます。
液晶画面は本当に綺麗です。セブンイレブンのコーヒーの筐体に使われている液晶と同じという話ですが、ずっと綺麗に感じました。これ本当にバックライトないの? って不思議になるくらい、パッキリシャープです。
心配していた、ゲームボーイのような残像感はなく、なめらかなアニメーションでした。カラーではない、ということの残念感は自分は感じませんでした。
裏面。
四隅の留め具は、ディスプレイ部分以外の3箇所が貫通する穴が空いているので、ここにストラップを付けられます。
上部。
電源スリープボタンは、配置・サイズ感・押し感共にiPodのようで、ちょっとノスタルジックな気持ちになりました。
プロトタイプだからなのかもしれませんが、四隅の丸角の中心部に、プラスチックの合わせ目があり、ここはなめらかに仕上げてほしいと思いました。
底面。
この三穴がなにかを聴くのを忘れていました。
サブメニューを出したところ。
仮のUIらしいですが、シュッと出てくるアニメーションが気持ちよかったです。
MACのドックにウインドウがにゅるんと吸収されるアニメーションみたい。
十字キーはコクコクと押し心地が良く、少し鍋底状にくぼんでいるので、押しやすかったです。
ABボタンはつるつるとしていて、スティーブ・ジョブズだったら「思わず舐め回したくなる」って言うでしょう!
クランクの金属部分は梨地仕上げで上質でした。
スピーカーはとてもパワフルでした。こんなに小さく薄いボディから出ているとは思えませんでした。また、大音量にも関わらず、ボディが変にビリビリと震えたりすることもありませんでした。
ここから、パニックの長谷川さんとお話した内容ですが、自分の聞き間違いもあるかもしれませんので、その点ご注意ください。
本当に12月中に予約開始しますか? という問いにたいして、苦笑いしつつ、そうしたいとのこと。やはり通信系の登録など、大変みたいです。
来週にも、プロダクトを管理している人が、工場に出向いて、量産の打ち合わせをするそうです。
外装については、このプロトタイプで完成形に近いが、クオリティアップが図られると思う、との回答でした。
クランク構造はアップデートして、もっと入力精度、耐久性と回転のスムーズさをアップさせるそうです。クランクのヒンジ軸が現状プラスチックなのを金属にする。クランクを納める、展開するは認識できるようになるとのこと。
液晶については、他に中国製のもので嘘みたいにやすいものもあるけど、今回採用したシャープ製のモノクロ液晶は本当に良いものです、とのこと。生産数もすくなく、単価も高いそうです。実演してもらいましたが、画面を押してもにじみにくい。
短い時間でしたが、実際手で触れてみて、これは良い物だ、絶対に欲しい! と思いました。
お土産としてステッカーを頂きました。
早く実物を手にしたいですね。
Playdate miniEXPO 2019は来週21、22日、東京のMETEORさんでも開催されます。気になってる方は是非来場してみてください。