11月15日にPixel3(及び日本未発売のPixel2も対応する)のカメラに夜景モード(NIGHT SIGHT)がアップデートされてきました。
え?! って驚いちゃった。だってPixel3の暗所性能が良すぎて、すでに夜景モードがアップデートされているものと思ってました。
カメラ機能のレビューはこちら
夜景モードの前に、カメラについてはGoogleの中の人が語ってる、こちらのポッドキャストが興味深かったです。
ここで語られているのは、Pixel3の光学系の性能アップは2割増しくらいで、一番重要なのはカメラ専用の処理チップを搭載していること……なので、Android端末といってもこのカメラ性能が全てに搭載されているという訳ではない。Pixelの写真が素晴らしいのは、生のデータが良いのではなく、後処理がすごいためのようです。
かいつまんで説明すると、Pixel3は複数枚の写真を撮影して、その画像のいいトコを貼り合わせて、加工処理して、一枚の画像にしているそうです。これってプロのフォトグラファーが、画像処理ソフトで何時間もかけてやっていることと同じことを、Pixel3は機械学習で数秒でやってるみたい。
これのすごいところって、ハードウェアを進化(買換)しなくても、ソフトウェアのアップデートでどんどん画像が綺麗になっていく(はず)ってこと。
今回追加された夜景モードは、簡単に言うと暗所用の設定(シャッタースピードやISO感度など)と強力なHDR処理の合わせ技みたいです。
カメラ編に載せたけど、iPhone7PlusとPixel3通常モードでもこの差があります。
カーテンを締め切った部屋を撮影。
さらに暗所モードにするとこうなります(でも違う日だし、時間も違うので、正確な差ではないです)。
完全に窓開けてる……って見えますけど、カーテン閉めてます。
使い方は、「夜景モード」を直接設定する方法と、
周りの暗さを判断して、通常の撮影モードの上にポップアップメッセージしてくれます。
夜景モード、素晴らしい機能なんですが、Pixel3の素の暗所性能が良すぎて、使い所は限定的な気がしないでもない。
例えば、この写真。
▲夜景モード
▲通常モード
自分は下の通常モードの方が好きです(後処理しない場合)。
夜景モードはフラッシュを焚いたように青白い印象。
通常モードの方が色が鮮やか。
夜景モードを使うかどうかは、Pixel3に判断させた方が良いかもしれませんね。
以下、彦根市周辺で撮影したものです。
時間は18時〜23時くらいです。
街灯もない真っ暗ななか、白鳥が映える!
こういう感じは素敵ですね。あんまりパッキリとした光源がある場合よりも全体的に薄暗いときの方が効果あるように思います。
こういうシチュエーションは微妙ですね。
レンズフレアがすごい。初代Pixelのときもレンズフレア出すぎと問題になり、ソフトウェア加工で消したみたいなんですが、同じことがアップデートでできるかな?
この記事素晴らしかったです。
Pixel3レビュー記事一覧
一連のレビュー記事、僕のブログの中ではPV結構伸びたんですが、一番読まれたのは5番目、iPhoneからPixelへのアプリ移行の記事でした。一番内容無いのに……。
意外で、面白い結果でした。
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