
まーざーつー、まざつーーー
1994年8月27日に任天堂より発売されたスーパーファミコン用のコンピュータRPG「MOTHER2 ギーグの逆襲」。
今年30周年ということで、本作のプロデュース、ディレクター、シナリオライター等を担当したコピーライターの糸井重里氏の事務所に保管されていた開発資料の展示会「MOTHER2のひみつ。展」 が東京で開催されていました(現在は終了)。
そこで展示されていた資料は、膨大なアーカイブの中のごく一部ということで、イベントでは展示されなかった内容を含んだ本が、本著となります。
受注生産方式で販売されたので、現在は二次流通品としてしか購入できません。


ソフトカバーの大型本。
開発当時の走り書きや、仕様書など、ゲームや攻略本には出てこない、本当に当時の制作資料がまとめられています。
初期構想の状態では、製品化されたMOTHER2よりも大きなスケールで、かなり驚きました。ドラゴンの扱いは、のちのMOTHER3を連想しますし、タイムリープの設定なんかは、他社タイトルを先駆けているように感じたり。
発売3ヶ月まえにやっとテストプレイをして、足らない部分を突貫工事で直していったというエピソードがありますが、その内容がとんでもなくて、びっくりしました。
いちファンとして見逃せない内容ですし、ゲームを作る人も面白い内容なんじゃないでしょうか。
まとめられた資料に、ゲームオープニングからエンディングまでのフローチャートがあるんですけど、予想していた流れからの逸脱、ハプニングがあって、一本道ルートの RPGとはいえ、現代のオープンワールドゲームよりもずっと自由で意外性のあるシナリオに思います。
こういう面白さって、ゲーム開発費が大きくなって、ゲーム作り進捗がきっちり管理されて、遅れが許されなくなった弊害のよう思います。チェックリストが作られて、それをひとつひとつ機械的にチェック入れられて作られているような……。
すごく良い本だったのですが、不満点は出版社。
「太田出版 批判 理由」で検索してください。
日本にサムの息子法がないことをいいことに、遺族の静かに暮らしたいという願いを無視して、社会的意義だのなんだの手前味噌でもっともらしい言い訳を打ち立て、金儲けに走ったクソ出版社。
その報いを受けよ! 、とばかりに不買運動しているんですが……。
MOTHERは、MOTHERだけは無視できんのや……。
おのれ、連中に金を与えてしまった……。
受注販売なので、こうやって記事にしても、もう連中の儲けにはならんのだ!
編集・校正作業も雑で、あるページは写真の資料の内容と、追記したキャプションとか見合っていません。
「最初からNESの名前があった」 と書いてあるのに、資料の内容のどこにもNESなんて文字がなく、「????」 となって、ページをめくったら、その次のページにNESとあり、そのページのキャプションだったとか。
どこかのタイミングで、資料とキャプションの文字が入れ変わってしまったのを確認を見落としてしまったんでしょうけど……。
コピー用紙資料をスキャンしている内容なのに、文字が見切れてしまっているページもありました。
MOTHER2に興味ないのかな。
内容に興味がなくても、仕事としてしっかりやってほしかったです……。
……などど言いつつ、自分の仕事でミス連発してる、おまいうな僕です(白目)