20 Minutes Till Dawnは、方向キーだけを使ってお手軽かつ中毒性の高い人気のローグライトゲーム、ヴァンパイアサバイバーに触発されたタイトルのように思いますが、基本は見下ろし視点のツインスティックシューターです。アップグレード要素にヴァンパイアサバイバーのメカニクスを応用したゲームのように感じます。
ヴィジュアルのドット絵は、ヴァンパイアサバイバーよりも日本人向けに感じますし、ヴァンパイアサバイバーより、もうすこしボタン操作がしたい、という人にはもってこいのゲームです。20分という時間制限を生き延びればクリアというのも、ダラダラしなくてよい（といっても、ついつい何周もしちゃうんですけど）。
価格は約600円と超お手頃で、時間がついつい持て余してしまうんだよな、って時に最適のタイトルです。
キャラクターと武器を選択。
たくさんのキャラクターがいます。こいつチートじゃね？ ってくらい強いキャラもいますし、武器との組み合わせ次第で化ける性能のキャラもいます。
色数を絞ったグラフィックがクールでカッコいい。誰かが決めつけた多様性という差別にカウンターとしても効いてるように感じまいしたが、視認性を選んだのか、次回作は普通のグラフィックですね。
基本操作は画像下部にあるとおり、左スティックで移動、右スティックで標準、右トリガーで射撃です。押しっぱなしでフルオート射撃します。武器によってチャージショットなどの特殊な撃ち方もあり。武器は10種類くらいあり、それぞれ独特の特性があります。最初は微妙な武器でも、キャラやアップグレードのシナジーで大化けする場合もあり、全種アンロックしたくなります。
敵を倒すと経験値をドロップして、レベルが上がると5個の中からアップグレードを選びます。基本のアップグレードを選択すると派生が生まれ、アップグレード同士の特殊なシナジー（ピンクのアイコンでいかにも強そう）が発生します。
ボスっぽいモブを倒すとキャラ固有のアビリティや、強力な魔導書？ みたいなものをゲットできます。
20分間近の時は、アップグレードのシナジーがどえらいことになり、画面を覆い尽くすエフェクトで大立ち回りできます。こうなってくると20分という時間が短く感じますね。
獲得した経験値は、キャラや武器のアンロックの他にも、ルーンという固有能力の開放にも使えます。
ステージが3つしかありませんが、難易度が各ステージ15段階あり、かなりのボリュームがあります。
価格からするとかなりの満足なのですが、欲を言えば敵のバリエーションと、ヴァンサバと比較するとジャックポット開放的な能力覚醒のカタルシスを感じられる瞬間が欲しかったかもしれません。結構淡々としてしまって、ここをしのげば、勝てる！ という波があまりなく、勝てるステージはずっと予定調和的に最後まで上手くいってしまうんですよね。
