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Audibleヘビーユーザーによる骨伝導イヤホンAVIOT/Openpiece Elite(WB-E1)レビュー!! Shoks各モデルとも比較

完全独立型のイヤホンではなく、ながら聴きができて紛失しにくそうなネックバンド型の骨伝導イヤホンを愛用しています(初代エアポッズは紛失してしまった)。

使用用途はもっぱらオーディオブック(アマゾンのAudibleを利用。今2ヶ月無料キャンペーンしてた)です。週40時間以上使ってます。

参照-Amazonオーディオブック : Audible (オーディブル)|2か月無料キャンペーン中|Audible.co.jp公式サイト

購入動機

今までショックス(旧アフターショックス)のエントリーモデルのオープンムーブを使用しており、今でも快調です。

smoglog.hatenablog.com

壊れてもないのに新調した理由は、これだけ便利な製品なのですから、ド田舎の地元でも被ってしまうことが多くなり、自意識だけは高い自分としては、もっと目立ちてぇ!! と思ってしまったこと。

もうひとつは、この前大阪に行ったときにショックスのフラグシップモデルのオープンランプロを視聴して、あまりの高音質化にびっくりして、今の骨伝導イヤホンは、こんなに凄いのか!!! と感心してました。これだけヘビーデューティーに使っているなら、買い替えても良いのでは? と思ったことです。

 

オープンランプロにしなかったのは、別メーカーのものが試したかった、というガジェッターとしての悪癖と、スポーティーな見た目にちょっと飽き飽きしてしまった(見た目が他者と被りやすい)こと、マグネット式の独自の充電ケーブルが旅で余剰荷物になるなどが理由となります。

 

丁度、ユーチューバーの人が、こちらの製品をレビューしており、音質に関してオープンランプロ以上という評価をしていて、新色が丁度発売前だったので、予約して購入することにした次第です。


www.youtube.com

 

開封、外観

新色はこのとおり、ブロンズゴールド。

ブームマイク非同梱版を購入しました。

他にブラック、シルバーがあります。

弟にアラブの石油王みたいと言われました。

他の人とは違うもの、って選んだイヤホンなので、どうせなら一番目立つやつにしてみました。

 

専用ケースは高級感あります。

もっとかさばるかな? 意外とコンパクトでした。

基本は使わないときも首に引っ掛けておくので、使わない予定。仕事では今までどおり、ショックスを持っていくつもりです。

 

充電ケーブルなどをいれておくポケットもあります。

 

実際手にとって、見た目の第一印象は……

正直、とても安っぽいです。

ネックバンドの部分、パッドの部分が柔らかいゴムかシリコンで覆われています。

ショックスのものより柔らかい印象で、特に振動部のパッドの経年劣化が気になります。

一際目立つメタル調のつるの部分は、触ると軽くて、とってもプラスチッキーです。

ボタンの押し心地もベコベコです。ボタン配置がショックスとわざと逆になってるのが滋味にイラッとします。iPhone・Androidもそうなんですけど、別に統一してくれていいじゃん……。

メタリック塗装の下地処理がずさんで、ホコリを噛んで粒立ってる部分がありました。

ラグジュアリーなスタイルなのは、とても良いのですが、ウソっぽいのがなんとも安っぽく、悲しくなります。

ただ、装着して遠目から見ると、そこまで安っぽくは見えないです。

 

ダイナミック型骨伝導ドライバーとバランスドアーマチュアドライバー、特性の異なる2基のドライバーを組み合わせた、ハイブリッド・ドライバー構成というのが、本製品のイチオシポイントです。

バランスドアーマチュアドライバーというのは、特に繊細な音表現が得意な方式ですので、骨伝導ドライバーができない音表現を補完してくれるというのが、セールスポイントとなります。

バランスドアーマチュアドライバーのスピーカーの指向性を高めることで、音漏れもすくなくなっているそうです。

実際、妹に音漏れ確認してもらったら、ショックスでは「音漏れめっちゃしてるで!」 と注意されているのに、音量最大でも耳を近づけないと、内容は聞き取れないとのことでした。

 

知ってはいたんですが、充電ポートカバーが別になってるのは、やはり無くしそうで嫌な仕様です。

一応、耐水ポートになっていて、カバーしなくてもIP5相当(雨やシャワーが当たっても大丈夫)の耐水性能があるようです。

お湯については耐水規格の対象外になるので、やはり2万超えのガジェットは使いたくありません。その点でも、1万円くらいで購入できるオープンムーブに軍配が上がりますね。

 

装着感

実際装着してみました。

以前装着していたショックスのオープンムーブに比べると、ややバンド圧がきつく、長時間装着しているとしんどい印象です。四六時中装着していると、顎が痛くなってきました。

また耳の裏に大きなユニットが当たるのも、軽快な装着感とは言い難く、自分はそれほど気になりませんが、人によっては不快に思うかもしれません。

バンド圧の強さについての考察なのですが、バンド形状そのものが、人間工学に適ってなくて、見た目優先なのではないでしょうか? もしかすると僕の頭の形が悪いのかもしれませんが、若干ドライバーユニットの骨への圧の当たり方が、平行ではなくハの字(つるの付け根のほうに圧が偏心してる)になっている印象です。

 

音質について-Audibleを聞くかぎり(追記あり)

うーん、正直、Audibleを聞くかぎりにおいて、一万円以下で購入したオープンムーブよりも劇的に良いとは感じませんでした。イコライザーをイジっても大きく印象は変わらず。

もともと知っていたのですが、ショックスよりも音が小さいので、Audibleがそもそも音圧しっかりコンプレッサーされていないのも手伝って、外で使用するときは耳栓しないと聞き取れないことが多いです。

そして、耳栓すると、バランスドアーマチュアドライバーが無意味になるので、音質向上の意味がない。

あれ……絶対自分買う製品間違ってるな。

 

追記:私の耳が腐ってました。オーディブルを効いていても、オープンムーブとは雲泥の差です。めちゃくちゃ音質良いです。

ただし、音量が小さいという意見を変える気持ちはなく、散歩などで外に使う場合、自分の聴力では些細な風切り音で聞こえなくなってしまいます。そのため、室内用として活用しております。

 

弟がオープンランを持って帰ってきた

弟が実家に帰ってきて、シンクロしたかのように骨伝導イヤホンを買っていたので、ついでに見せてもらいました。

奥が昔から使っていたショックスの骨伝導イヤホンで、流石にボロボロでパッド部分がめくれて買い替えとのことです。

購入したのは、無印のオープンランで、1.5万円相当です。

 

プロにしなかったのは、防水性能が重音強化のために落ちてしまうから、だそうです。弟もAudibleユーザーなので、音楽用途にはそこまでこだわりがなかったようです。

 

正直、ショックスは骨伝導イヤホン業界の王者だな、と感じました。

ビルドクオリティの高さをバシバシと感じます。

言うても同じメイドインチャイナです。ここまで製造クオリティが違うのか、と、驚きました。

オープンランのほうが安いのでなおさらです。

 

やっぱりネックは、このマグネット式の独自規格の充電ケーブルで、これが採用されるかぎり、自分的には購入の選択にはならないんですが、いい製品購入したな、と思いました。

音も明瞭で、とても大きく、装着感もメチャクチャソフト。素晴らしいです。

 

まとめ

いやー今回もおおいに学びがありましたね。

勉強になったので1勝です。

敗北がしりたい敗北がしりたいー。

 

見た目で他と差別化するという一つの目的は達することができましたので、大事に使っていくつもりです。

オーディオブックユーザーの骨伝導イヤホン選びの参考になれば幸いです。

勉強料としては高かった???

哀れと思われるなら、アマゾンリンクから何か購入してけれ~。