そこまで堕ちたか、腐れ外道!!!
スクウェア・エニックスから、FF15を開発したメンバーによって組織されたスタジオによって、AAAタイトルとして鳴り物入りで発売するも、ぱっとしない評価のフォースポークンについての、衝撃のニュースを目にしました。
参照記事-スクエニ『フォースポークン』に携わった著名ストーリーライター、「自分が関わったのは最初だけ」と語る。今のものは別物 - AUTOMATON
フォースポークンには、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の物語に携わったGary Whitta氏ら、著名な脚本家達が参加しているとしていたのですが、基礎的な世界設定やストーリーを構築したものの、スクエニ側から別の筋書き(どうやら、もともとハイファンタジーだったのを、異世界転移物にしたいと打診されたようです)を提案され、ここから新たな物語を構築するスケジュールが組めず、彼らはチームを離れ、別の脚本家達が仕事を引き継いだそうです。
そもそも、僕がフォースポークンに期待していたのは、シナリオでした。近年の日本のゲームのシナリオについて、優れていると感じることが少なく、海外の著名なシナリオライターを採用しているというので、そこに期待したのです。
なので、この報道が本当であるのであれば、詐欺にあったようなものです。
フォースポークンについては、発売日に購入して、光る部分があるものの、約一万円の強気なフルプライス価格に見合ったクオリティではなかった………特に期待していた世界設定やシナリオが良くなかったため、返品しています。
このレビューにおいて、「有名なスタッフをクレジットする」ことで満足するな、なんて書きましたが、本当に名義貸しのようなことをやっていたとは。
記事を読んだ最初は、さすがのスクエニもこんな悪魔の所業はしないだろう、どうせ世間の評価が芳しくなかったから、自分たちのキャリアを守るために脚本家が嘘を言ってるんだろうと思いました。
しかし、記事を最後まで読むと、そういう訳でもなさそう。
それにスクエニは、伝説的なクリエイターを採用して、途中降板させるも発売後まで秘匿していた「バランワンダーワールド」がある訳でして……。
あり得ない話でもない。
熱量の高い好評レビューも存在し、返品してしまった自分に思うところがない訳ではないため、フォローアップ記事も書きましたが、そんな甘いこと言うべき企業ではなかった。このリアル神羅カンパニーめッ!!
さて、この記事が真実とする根拠ですが、件のSWローグワンのシナリオライターであるWhittaさんは、「original concept」としてフォースポークンのスタッフロールにクレジットされているようです。
このことからも、彼がフォースポークンにおけるシナリオではなく、原案に近い立場であったことは疑いようがないです。
また、Whittaさんが語るところによると、フォースポークンの物語は初期のころとは「まったくの別物」 らしいので、「original concept」という重要そうなポジションでクレジットされるほど、今のフォースポークンに影響を与えているのか、すこし疑わしいと感じています。実質働いたのは、アイディア出しの一週間くらいだったそうです(笑)。
スクエニは、彼らがフォースポークンの主なシナリオライターであるとは一言も言ってませんし、僕達が勝手に勘違いしたこと、として訂正もせずに放置していた。なぜなら、そのほうが宣伝になるから。
自分たちが儲かればいい、って考えなんですよ。
マジでクソですよね。
かつて、プロジェクト・アーシアとして発表されたフォースポークン。その異世界アーシアの命名は、Gary Whittaさんでした。発表時、すでに生みの親が去った後の虚ろな世界だったんです。
言葉の綾なのかわかりませんけど、開発スタジオであるルミナスプロダクション側からのシナリオ変更の打診じゃなく、スクエニ側からの提案という風に書かれているのも気がかりです。作品作りではなく、お金儲けのための提案だったのではと勘ぐってしまいます。
スクエニの地雷ゲームを判断するのに、主要スタッフの途中降板や開発の長期化などで判断することができますが、守銭奴スクエニは、そのゴタゴタを隠すことで、スムーズに開発されたことにする、という妙手を考えついたみたいです。
外から見ると、順調そうなFF16が最後の希望のように見てましたが、本当のところはどうなんでしょう。
たとえ、良作であっても、PS5を購入してまで発売日に買おう、という信仰心は僕にはないです。