本日１１時（実際はフライングスタート）より正式稼働した中国のmihoyoが開発した基本無料のオープンワールドアクションRPG「原神」をプレイしてみました。
日付変更と同時に遊べるのかな？ と勘違いして、今週は夜勤シフトということもあり、睡眠時間を調節して待機していました。……が、東京ゲームショウのリリース前夜特別放送を視聴していて、午前１１時と知った次第……。寝れねぇ……って訳で、前置きをプレイ前に書いています。もしかしてサーバーが混雑したり、バグで遊べなかったりしてな……ま、まさかな。
当ブログ初の試みとして、追記前提で記事公開していこうと思います。
事前登録も済まし、公式ツイッターもフォロー、すげーやる気あるじゃん、と思うかもしれませんが、基本無課金で遊ぶつもりです。超気に入ったら、後悔しない程度に課金するかも。エンジョイ勢ってやつですね。
公式サイト:原神——冒険に満ちたブランニューワールドへ
長い前置き、醜い争いについて（読み飛ばしオーケー）
動画を視聴していて、ゲーム内容より目を引いたのは、コメント欄の荒れ具合。このタイトル、結構曰く付きで、発表当初は、風になびく青々とした草原、遠景に高い山々、スタミナゲージを消費してダッシュとクライミング、滑空、料理の調理、炎や雷、風などと環境を利用した攻略など、公式にも影響を認めておりますが、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドを連想せずにはいられませんでした。
当初PS4で配信されることが発表されたこともあり、一部の信仰心の高い人の怒りを買い、イベント会場でPS４Proが地面に叩きつけられ破壊されるというパフォーマンスが行われました。後に、PS4、PC、iOS、Androidでプレイ可能、Switch版も開発中と判明しました。
僕がみるところ、インスパイアされていることは紛れもない事実ですが、丸パクリと断ずることは難しいと思います。昨今のゲームで、影響されていない完全な独自性というのは難しいと思う。オープンワールドというだけで、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドも過去のタイトルに影響されているところはあるわけだし。
僕としては、パクリと貶すよりも、日本のメーカーが基本無料のガチャ課金型ソーシャルゲームに、思考停止したかのような紋切り型のフォーマットを押し込み量産する中、オープンワールドアクションRPGに採用したこと、プレステ４に一部制限あるものの、プラットフォーム間のクロスプレイに対応したなどの部分を革新的と評価したいですね。今後「ガチャが一番おもしろい」というソシャゲ最大の欠点が消えたゲームが誕生することを期待したいです。
僕もゼルダの伝説ブレスオブザワイルドをとても高く評価していますが、PVを見るかぎりバトル面ではどちらかというと無双シリーズっぽい爽快感を重視したシステムに感じました。
そういう意味では、ブレスオブザワイルドよりも新作のコーエーテクモが開発したゼルダ無双 厄災の黙示録に近いのではないかと個人的には思っています。
今後も、ゼルダのパクリだ、パクリと言うならゼルダをやってろ、という醜いなじり合いは続くと思いますけど、お互い自分の虚像に向かって怒りをぶつけていることを自覚して、口を噤んで自分の好きなゲームのニュースやプレイすることに集中すればいいと思いますけどね。まあ、炎上している様を外から眺めるのは、なかなか良い暇つぶしですけど（性格悪）、途中から流石にウンザリして見ないようにしてました。
以下、ファーストインプレッションは追記していこうと思います。
本題:さてさてプレイ開始
なんと定刻の１１時より前にプレイ可能になっていたのをツイッターで知り、慌ててプレイし始めました。チュートリアル的な序章をクリアしたところです。
プレイし始めて、びっくりしたのがPC版はキーボード+マウス操作が基本だったこと！ 自分のキーボード特殊で、キーが足りない！ メニューも開けない……うわー……って思ったら、なんとかマウス操作でメニューが開けて、ゲームパッド操作に切り替えることができました。
しばらくストーリーを進めます。
コレ……基本無料でいいの？ ってくらい、普通にフルプライスで販売されていても良いようなクオリティです。ちょっと凄いよ、これは。吹き替えも日本語の声優さん使ってバッチリだし（ちょっとリップシンクができていないところもあるけど）、グラフィックもモーションも良く出来ています。うーん……今後コンシューマ機の買い切り型タイトルは、予算と開発力の低いところの場合は、かなり知恵をしぼらないと、ますます窮地に立たれそう。
バトルのプレイフィールは、やはりかなりカジュアルな印象を受けました。元素反応という属性同士をかけ合わせて、有利に戦闘を運ぶ要素があるのですが、ちゃんと意味を理解しないと攻撃ボタン連打の退屈なゲーム体験になります。
キャラクターが持つ固有の元素は、バトル以外にもダンジョン探索や、アイテム収集にも活躍します。けっこうフィールドへのインタラクトが多くて、美しい風景と相まって、気になる場所をぶらぶら探索するだけでも楽しいです。いや、これ基本無料なの？！
若干、歩行が遅く、ダッシュのスタミナゲージの減りが、極端に感じました。ゆっくりフィールドを見て回って欲しいと言うメッセージかな。壁登りはかなりスタミナ持つので、そういうことなのかも。
アニメ調のキャラクターでオープンワールドアクションゲームってあまりなかったのも新鮮。イベントシーンやカットシーンも結構リッチに作り込んでありますが、短めで冗長に感じず、いい塩梅です。すぐプレイさせてくれますよ。
UIに関しては、結構複雑です。ボタン数が結構多いし、なかなかクセがあると感じました。アクセスの仕方がわからない項目が結構あります。その点、スマホだったらタッチすれば良いので、簡単かもしれません。
メニューもかなり複雑で、いろんなところでアイテムが貰えるので、なんか一つのダンジョンを巡っているかのようです（笑）。
ガチャ要素については、結構辛いみたいです。そもそも初期実装キャラがすくなく、その分キャラごとのバックストーリーやイベントなどが充実している印象。ランダム排出要素のあるDLCという感じ？ キャラのレアリティは最高レアリティの☆５と☆４しかなく、それ以下は装備品用のレアリティとなります（星３以上の装備品もあり）。
無課金プレイで２時間プレイして、ガチャ用の魔法石的なものが集まった数は、１２個でした。初心者用の８個で１０連ガチャができるキャンペーンを一度回しました。
一人目の星４キャラは１０連回すと確定のキャラ。二人目の☆４が出たのはラッキーなのか？ ……攻略サイトで調べたら、回復ができるキャラとして、☆４の中では結構良いキャラみたい。いや、強くなかった。でもいいんだ、かわいいし。
排出確率も星４で５%くらいらしいので、良かったのかな？ 星５と合わせてキャラの排出率は６%なので、２０回回して一体排出されるかどうか。渋いと思うけど、これで運営しているんだもんね。キャラごとの作り込みがエグいので、課金してもいいかな……。
追記:天井システムがあり、１０連ガチャすれば、かならず星４は出るみたいですね。ただし、キャラと武器のごちゃまぜ闇鍋状態なので、キャラが必ず排出されるというものではない点は注意ですね。90回回すと星5確定なんですけど、それで武器出たら憤死ものですねぇ。仕方ない点とは言え、煽ってくるなぁ。
ストーリーに関しては、王道のファンタジーと言う感じです。
すごいゲームがリリースされたもんだ。最初はシングルプレイのみのようですが、ゆくゆくはマルチプレイが開放されるのでしょう。友人誘って遊ぶつもりです。MMORPGデビューにもなってしまいそう！
追記:マルチプレイといってもMMORPGではないようですね。勘違い。あと地味にログインするたびにデフォルトのキーボード+マウス操作に戻ってしまうのが面倒。すぐに修正してくれると思いますけど。
スパイウェア疑惑について
まず、ローンチに大きな混乱がなくスタートできた運営の手腕に拍手。ここまで混乱もなくスムーズだったローンチは、珍しく感じましました。
一方で個人情報取り扱いにおける規約や、アンインストールしても残り続けるチート行為監視プログラムがスパイウェアではないか、という疑惑で炎上してしまいました。ゲーム以外のところ、中国製という部分で、かなり損をしてしまいましたね。僕自身も、ゲームのクオリティそのものを評価して、これなら開発者の方に還元したいな、と多少の課金も視野に入れていましたが、クレジットカード情報を渡すのに抵抗があります。あと事前登録しておいたのに、この手のゲーム遊ぶの久々で、ツイッター提携しちゃったんですよ。ないとは思いたいんですけど、この提携でメーカーは自分のツイッターアカウントを乗っ取れるくらいの大きな権限を与えてしまったので、そこは失敗したーって頭抱えています。全ては中国への不信感です。
炎上を憂慮して、すぐに公式が釈明して、チート行為監視プログラムはアップデートで消去できるようにすること、個人情報取り扱いについて見解しました。このあたりのスピーディーさは評価したいですね。
