記事にすべきか悩みましたが、こういう場合であっても、生み出した作品が一人でも多くの人に届くことが作家さんの願いかな……と独善的な気持ちで今回の記事をアップすることにします。
キミオアライブは、一巻の発売日が緊急事態宣言の日と一緒になり、書店での初週売上が芳しく無く、二巻の売上次第では打ち切りになってしまうという状態でした。
実際読んで見ると、すごく面白かったし、新人離れした画力で、例え打ち切りになったとしても今後が楽しみな漫画家だと思っていました。別名義のBL漫画まで買ったんだぜ、俺……。
まさか、お亡くなりになってしまうとは……。
漫画家 恵口公生先生が令和2年8月17日に緊急入院され、その2日後に逝去されました。先生のあまりにも早すぎる訃報に接し、深い悲しみを禁じえません。心よりご冥福をお祈りいたします。
— 【公式】恵口公生「キミオアライブ」 (@eguchi_tantou) August 29, 2020
読者の皆様には、これまでのご愛顧に深く感謝を申し上げると共に、謹んでご逝去のご報告を申し上げます。 pic.twitter.com/IDF6bysA4E
緊急入院された17日が二巻の発売日でした。トップ画像のとおり、自分は26日にたまたまAmazonを見ていて続刊発売を知り、特装版を購入しました。いつもは買った漫画はすぐ読み出すんですけど、ほんとなんとなく読まないままでした。自分が購入した時にはもう亡くなっていたとは。
死因についてはまったくわかりませんけど、自ら命を絶ったというわけではないと自分は信じてます。罪悪感から逃れたいわけではなく、僕が17日に購入していたら違う未来だったなんて傲慢だし……。だって2巻の売り上げ次第で打ち切りかどうか決まるって話でしょう? その二巻の発売日に、ってのは変な話です。それに命ある限り全力で後悔しない生き方をするというのが作品が伝えたいテーマだと思うので、キミオアライブの内容とはかけ離れている。
うううう、2巻が読めないよ。こんなことってあるかよ……