オーダーから最大一年、素人がゼロから始めようとしているシンセサイザー……順当に生産が遅れていて、いまのところまだ一つもゲットできていません。
前回記事で、パリピデストロイヤーが再始動したことを記事にしましたが、その後のフォローアップと、他に頼んだ Bitty、ORBAはどうなったかも記していきます。
パリピデストロイヤー初期ロット生産開始、生産スケジュール公開
Crazy Synth Kids | ParipiDestroyer v1.2b Prototype
前回「遅延のお詫びと今後について」と題されたメールにあったとおり7月27日、「Update #3 住所変更などのご案内」というメールが届きました。反故することなくきちんと進捗状況の知らせが届いてほっとしました。
[これまでの開発状況] 昨年から大幅な設計の見直しを行いました。画像左が旧設計、右が新設計です。メインの基板に関しては生産の都合上緑色となります。実装不良を抑え、動作性、音質が向上しました。次に届く最終版では更に若干の変更があります。 pic.twitter.com/2pjpfsYGg3
— パリピデストロイヤー (@ParipiDestroyer) July 21, 2020
進捗状況のお知らせ専用のTwitterアカウントを作成されました。
基板重ね芸ではんだ付け治具を作りました pic.twitter.com/EmCaqwwdAV
— モリグチショウタ|DigiLogTokyo (@5icksteen) August 4, 2020
個人アカウントの方でも制作状況が見ることができます。本当にハンドメイドなんですね。
8月7日に次のアップデートメールが届きました。
歩留まりの悪さを解消した新設計版の生産テストは成功した模様で、まずは初期ロット20台の生産を開始し、9月1日より発送開始。おおおお、具体的な感じですね。
日産6台程度という見積もりで、10/1~ 120台、11/1~ 120台、12/1~ 残り全てというスケジュールのようです。確かクラファン組が300台くらいと記憶しています。僕はプレオーダーだったので、多分最後の12/1のグループになると思っています。どうか無事届いてほしいな。
次、問題なければ最初の発送時にメールが届くみたいです。これが最後の全体メールになるようです。最初に手に入る人と最後に手に入る人に3ヶ月の差ができるのですが、これはしょうがないよな。
Bittyは初期ロットのパーツが届いたところ、これから生産のよう
Bittyも僕はプレオーダー組で、進捗メールは11月から途絶えてしまい、図らずともパリピデストロイヤーと同じような状態なのかな? と思っていたら、キックスターターのほうできちんと進捗がアップデートされていました。背面デザイン初めて見ましたが、静電気が怖いなぁ……。
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ルーパーも搭載され、ドラムシンセサイザーとして機能がアップしました。
Rev5って書いてあるので、すでに五回くらいバージョンアップしているみたい。
2月にパーツ注文したけど、例のウィルスのせいでトラブル続き。ボタンが不良だった、基盤からノイズが発生するなど。アップデートを済ませ、最初の5人の出資者にプロトタイプを送った。ボタンは50万回プレスに耐える高級バタンに変えたって前のアップデートに書いてあったのにな???
7月には、200個分のパーツを注文したよ、という報告が最新です。
パーツが届けば一週間で組み立て完了、発送できるそうです。
小ロットずつパーツを注文するのは、トラブル対応による遅延などのリスクを減らすためらしいです。少なくとも800個以上の注文があるので、自分が手にするのはだいぶ後になりそう。
キックスターター組だけではなく、プレオーダー組にも連絡欲しいよ。
ORBAはもうすぐ届きそう
Orba by Artiphon – Overview & Demonstration
やはりウイルスの影響で出荷が遅れていましたが、7月から8月にかけて(つまり、もう出荷中ということ)まずは米国へ、その後全世界へ発送される模様です。
つまり、間もなく手に入る感じかな。
おまけ-ナノループを触っています
analogue Pocketに内蔵されているGB音源シンセサイザーソフト、ナノループのスマートフォン版を購入してポチポチさわっています。直感的にはどこがどうなっているのかわかりませんが、とりあえずポチポチしていると、音がなり楽しいです。