半導体メーカーの巨人intel、最近は精彩に欠いております。AMDの快進撃の原因であるRyzenを設計した天才エンジニア、ジム・ケラー氏の退社(intelでの仕事が完了したからという見方もできますが)、チックタック戦略(参照:インテル チック・タック - Wikipedia)が事実上破綻し7nmプロセス製品の再度製品化が遅延、機密情報が流出してそのパスワードが「intel123」だったとか言うテック企業としてあるまじき失態! intel信じtelとか言いながら、この記事はintelをディスりたいのか!
参照:明暗分かれたAMDとIntelの決算発表と加速的に変化する半導体業界(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース
Intelの7nm大幅遅延、AMDはシェア拡大へ (1/2) - EE Times Japan
Intelからおよそ20GBものチップデータやソースコードなど機密情報が大量流出 - GIGAZINE
いや、そうじゃないんだ! 確かに、自作PCではAMDをチョイスしましたが、まだ当時は信頼性のintel、やっぱり最適化されたintelだよね、という感じでした。でも、このまま行くと、intelユーザーにとってもAMDユーザーにとっても嬉しくない状況ですよね。
僕はその当時は自作に興味なかったので知らないのですが、Ryzenが登場する前はintel一強、intelの殿様商売、ライバル不在の状況が今のintelの停滞を生んだと思うのです。今、Ryzen安いぜ、Ryzen互換性高いぜと喜んでると、図に乗ったAMDが過去のintelのようにならないとは言い切れません。
今のままで行くと、intelとAMDのプロセスルールの世代格差は二世代に及ぶと考えられているそうです。
AMDが調子に乗ってると思わしき点が一つあって、第4世代Ryzenでは現行AM4ソケットマザボ最後というのに、最新チップセットマザボしかサポートしない(後にマザボメーカー各社のバイオスアプデ次第と撤回。公式にはサポートしないというのは同じ)と言っています。
Ryzenはintelコアシリーズと違って、世代が変わっても同じソケット形状で、CPUを容易にアップグレードできました。ところが今回はできない(かもしれない)。もう一度いいますけど、第4世代Ryzenでは現行AM4ソケットマザボ最後なんです。第5世代からは、RAMメモリがDDR5に以降して、ソケット形状を一新します。自作PCユーザーにとってはタダでさえ、今回はPCを作り直すのは「時期が悪い」世代なんです。
ちょっとAMD、天狗になってないか?! 頑張れ、intel信じtel!!!
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