今年、パニックから発売予定の携帯ゲーム機プレイデートについて、知名度はまったくないけど、多分どのメディアよりも更新回数の多い当ブログから、最近のニュースをお届けします。
本日は日付が変わって、深夜1時よりサイバーパンク2077のビデオが公開される……んですが、突然プレイデートの実機とSDKを使用して、ゲーム開発フローの基礎を解説したライブの日本語字幕版を公開。動画の内容じたいは、5月に英語音声のみのバージョンが配信済み。そのため、動画内では、開発者向けの実機が5月中に届くとアナウンスしています……僕が調べた限り、まだ届いていないようですが……。ツイッターで、発送は今週末らしいので7月には届くのかな?
Playdate Programming LIVE: 日本語字幕版
すでに配信済みの内容とはいえ、わざわざ日本語字幕が用意されて再アップデート!! めちゃくちゃ気合入っていますね。日本が優遇されている……! パニックの日本代理店の中の人に感謝!!! プログラマーではないので、内容がほとんど解りませんでしたが、開発環境は実機を購入したら、全ての人が使えるため、開発者デビューしてみるのも良いかもしれません?!
門外漢でも普通におもしろいビデオだったので、視聴してみてください。
以下、自分の要訳+スクショ。
講師のスティーブン・フランクさんは、Apple Macintoshの開発者と人気のウェブコミックSpamusementの原作者。ソフトウェア会社パニックの共同設立者とあります。ユーモアのある口調で、すごく楽しいビデオです。
参照-ウィキペディア(英語)、Spamusement! Poorly-drawn cartoons inspired by actual spam subject lines!
I recently took part in an over-the-weekend 1-bit game jam. Why not do it on Playdate? Here's a video of my efforts! My 9yo daughter elected herself art director, and contributed some assets as well. Music from https://t.co/EDadl8l646. pic.twitter.com/H6wft4mLC3
— Steven Frank (@stevenf) April 13, 2020
スティーブンさんの作ったポーカーゲーム。
SDKは、Mac版、ウインドウズ版、そしてまだ開発段階のLinux版があるようです。
プログラミング言語はLuaとC。スティーブンさんのオススメはLuaらしく、今回はLuaでプログラミングしていきます。
プレイデートシュミレータは、実機と同じ動きをしますが、動作速度自体は制作環境のCPUに依存するそうで、プレイデート本体に比べるとPCの方が強力なため、実際のパフォーマンスは実機での確認が必要とのこと。
プレイデートSDKではフォントが作れるみたい。どせいさんフォント作りたい! ぐんまけん!
プログラミングに使用するテキストエディタは、何でもオーケーのようですが、SDKにはプレイデートのゲームを作るのに最適な、NOVAというテキストエディタが付属しています。
プレイデート実機はMP3の音楽を再生することが可能ですが、CPUが非力なため、再生だけで手一杯になるそうです。ゲームのBGMとして音楽を使うには、動作が軽い別の形式に書き換えることで対応。実機自体にシンセサイザーのように音を出す機能もあるみたいです。
また、プレイデート実機にはマイクがあることが判明! これって初出じゃないですか?
底面の謎の三穴はマイクなのでは???
音楽ソフトのサンプリング以外に、音声入力そのものをトリガーにも出来るみたいなので、これもゲームに利用できそうですね!
沢山の開発者が参加して、ゲームが沢山登場すると嬉しいです。
開発者の皆様、こっちに来て!!