お題「#おうち時間」
今だからこそ、家族でアナログゲームを楽しもう！
超緻密な点描画法によるグラフィックが特徴のGREEN-EYED CREATIONさんのトランプです。ボックスアートとジョーカー2枚を含む全54枚すべて新規描きおろしで、トランプとして遊んでも、絵画として眺めても楽しめます。
作家紹介
- GREEN-EYED CREATION
独特な世界観のグラフィックによって、手に取る人々の視覚に訴え、記憶の一部となるようなアイテムを制作しているGREEN-EYED CREATION。 ブランドで使用する原画は全てペンで描いたオリジナルで、「人体」「生命」「ミクロ」「マクロ」というモチーフを時には具象的に、時には抽象的に細密な描写で表現しています。点や線の密集は細胞、あるいは原子を連想させ、それらで形成された形はひとつの生命であると考えて描いています。
製品紹介・販売先
‘Life is a miracle.’をテーマとしたGREEN-EYED CREATION オリジナルのPlaying Cards（トランプ）です。通常のトランプとして遊べるのはもちろんですが、ずらっと並べて額装するのもオススメです。
裏面が透けない三層構成になっているので光にかざしても大丈夫です。レターパックライトでのお届けとなります。（現在、通常より郵送に時間がかかる可能性がございます。ご了承ください。）
※2~10はローマ数字表記となっています。
・高級トランプ用紙
・89mm×58mm ブリッジ型
・紙ケース
・54枚（ジョーカー2枚）
・日本製
紙ケースから取り出します。
売上トップ、世界標準のプレイングカード、バイスクルみたいな紙ケースに入っています。
本体。素材は高級トランプ用紙で、樹脂は含有していないようです。あまり雑には使えないタイプ。印刷されたインクで表面がすこし盛り上がっていて、重厚感があります。裏面が透けない三層構成になっており、印刷も透けません。
サイズは、約57mm×約89mmのブリッジサイズ。標準的なトランプには、ブリッジサイズとポーカーサイズの二種類があり、ブリッジサイズは横幅が狭いので、手に持つ枚数が多いゲームに適しているとされます。ちょっと小ぶりと思ってください。
ローマ数字なので、４、５、６なんかは判別しにくいかもしれませんが、中二病なら対応可能ですよね。
素晴らしいグラフィックが描かれていますが、画集と違っておそらく中身を見せても大丈夫だと思いますが、今回は一部だけ、僕のうぜーニワカトランプウンチクと紹介しましょう。
ジョーカー以外の52枚の札は、スペード、ハート、クラブ、ダイヤの4種のスート（絵柄マーク）に分かれており、各スートには13の「ランク」（番号）の札があります。
このトランプで、ジョーカーは蜘蛛と蛇の絵柄が採用されています。人間が嫌いな生き物のツートップですね。
スート（絵柄マーク）は、諸説ありますが、意味するところがあります。
スペードは剣＝武力。
クローバーは杖＝幸運。
ハートは聖杯＝愛、平和。
ダイヤは貨幣＝富。
今回のトランプでは各スートにテーマが割り振られています。
これは別のトランプですけど、スペードのエースだけ豪華だったり、ゲームによって他のエースより強かったりするのは、スペードが剣＝武力の象徴だからなんですよ。
スペードは馬がテーマになっています。武力と馬の関係はちゃんとあって、馬の口のくつわの部分に手綱を接続することによって、人間は自由に馬を操作することができるようになり、戦争でも騎士が馬を操ったのです。
クローバーは杖ではなく、そのままクローバーから植物を採用し、関係性の深い虫がモチーフになっています。
ダイヤはダイヤモンド＝鉱物から、科学道具、幾何学、宇宙など多岐にモチーフが飛躍しています。富の拡大が科学進歩を躍進させたとも考えられますね。
ハートは心臓から人体をモチーフに。
再び別カードで、トランプウンチク。
トランプのジャック、クイーン、キングにはそれぞれ実在や伝説の人物がモチーフになっています。日本ではあんまり馴染みのない人物も多いです。
参考‐【雑学】トランプの絵札にはそれぞれモデルがいたらしい - NAVER まとめ
戦国武将やキャラクターをモデルにしたトランプは、実は最初からあったということなんですね。
ハートのキングには髭がありません。版画を手掛けた職人が誤って髭を削ってしまい、その版が広まり習慣化されたらしいです。偶然髭を落としたスートがハートというのもデスティニってる。
トランプは起源がはっきりしないのですが、最初は中国で誕生し、イスラーム圏へ、そしてヨーロッパへ伝わったみたいです。キリスト教圏では忌み数である１３にキングが据えられているのが、皮肉ってて好き。
商品紹介には無かったので、今も付属するのかわかりませんが、おまけで立派な手鏡とポストカードが付いてきました。
MMXXって２０２０年って意味だったのか。
こちらは、以前名古屋にあるシプカさんで開催されていた個展で購入したバンダナ。
トランプとして素敵デザインですし、５４枚の同一テーマの連作としても面白い作品です。トランプって結構種類ありますし、コレクションとして面白いかもしれません。ビンテージとか、カーボン製とか欲しい。
