今週のお題「ゲーム」
Gato Robotは、ワンビットのモノクロビジュアルが印象的な2D横スクロール探索型、いわゆるメトロヴァニアタイプのアクションゲームです。
PC(Steam)とNintendo Switchで遊ぶことができます。僕はSteam版をプレイ。日本語がサポートされていないと書かれてますが、ちゃんと日本語収録されていますよ。ただでさえ安いのに、現在半額になってます(価格は記事執筆時)。
ゲーム下手くそな僕でもノーマル難易度で、5時間程度でクリアすることができます。価格の安さと、サックリと遊べて十分満足できるボリュームが魅力的です。クリアしても、マップは全部埋めていませんし、回収アイテムもコンプリートできていません。さらなる高難易度にチャレンジするもヨシ、タイムアタックにチャレンジするもヨシです。
舞台は宇宙。宇宙軍兵士のゲイリーは、放棄されたはずの惑星のラボからの救難信号を受信。現地へ向かう途中、飼い猫が宇宙船の操縦コンソールの上に乗っかり、押してはいけないスイッチを押してしまいます。猫がラップトップPCのキーボードの上に座るやーつ、ですね(笑)。
かくして不時着を余儀なくされます……。
あえなく墜落してしまった宇宙船。しかし宇宙軍兵士のゲイリーもさすがは兵士です。精神を完璧にコントロールして、猫(キキ)を叱ったりはしません。さあ、大地へ降り立つのだ、ゲイリー!!!
……とはならず、人間は身動きできず、なんと猫が研究所の捜索のミッションを請け負います!
パワードスーツも着ちゃいます。
なかなかシュールな絵面です(笑)。
主人公がゴツいパワードスーツを着た猫ちゃんということ以外は、かなり本格的なメトロヴァニア。
マップには敵がわんさかいて、意味深な行き止まりがあり、道中手にした新しい能力で、突き進んでいきます。
パワードスーツからは、乗り降りすることが可能。この状態では、身軽で壁を駆け上ることも可能。しかし、脆弱なので一回でも敵に触れたり、攻撃を食らうと爆散してゲームオーバーになってしまいます。
パワードスーツは強力ですが、狭い通路や水中などには入ることができません。ストーリーを進めていくと、どうしてもパワードスーツを脱がなければならないシーンが出てきます。そのため、パワードスーツのライフが上がって強くなっても、一撃で死んでしまうという緊張状態が終盤にもあらわれてきて、ドキドキハラハラします。
強力なボスも登場。難易度は僕にはかなり歯ごたえあります。ボスは何十回とリトライします。最初は倒し方が分からなくても、パターンをつかんで攻撃の避け方を見つけ、ダメージを与えていきます。
短いながら、ストーリーもきちんと描かれており、余韻として残るものがあります。レトロスタイルの探索型アクションゲームですが、アニメーションの細やかさや操作性に関しては、当然ながら現代的です。
こまめにセーブポイントがあるので、リトライはそれほど苦痛ではないのですが、ボス前の寸劇はもっと大胆にカットしてほしかったです。
ワンビットのアートスタイルが、敵やオブジェクトを識別しにくくしていますが、慣れます。なにより賢いようなトンマなような猫ちゃんがとってもカワイイです。
Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) Joy-Con(L)/(R) グレー(バッテリー持続時間が長くなったモデル)
- 発売日: 2019/08/30
- メディア: Video Game