僕のオモチャ購入歴でもっとも高価なアイテムです!
スリーエーから販売されたTKハンターです。
こちらのカラーウェイ、1/12スケール(約15センチ)のトゥモローキングとセットされたバンバランド(公式通販サイト)限定アイテムでした。
価格は驚くなかれ、PS4Proが買えてしまいます……(あれ? 既視感)。この価格から尻ごみしたのは事実。一度は購入を諦めましたが、アシュレイ・ウッドさんのロボが好きでスリーエーを購入しているのに、人形ばかり買っている現状に気づき、一念発起してポチリました……。
サイズは圧巻の約61センチ! 60センチ超えですよ!!
公式では高額アイテムだった為か、いつもの全額ニコニコ先払い方式の他に、頭金を支払った後、出荷確定後に残金を支払う方式があり、こちらで僕は購入しました。
1/12スケールのTKは付属しませんが、小売店版もあります。
……が、価格とサイズから安易な購入はオススメできません(笑)。
トゥモローキング達の前に立ちふさがる最凶のハンターが登場!
世界的人気アーティスト「アシュレイ・ウッド」の代表作の一つである『ザ・ワールド・オブ・ポップボット』より、人類の宿敵「モーティス」の機動歩兵部隊を担う巨大殺戮ロボット「TKハンター」が登場です。
全高約61cmという迫力の大型フィギュアで、これまでにリリースされたどのスケールのTK(トゥモローキング)と組み合わせても違和感のないサイズになっています。
全身59ヶ所以上が可動し、武器として金属製のチェーンと分銅を装備できます。また本体のみならず、布製のポンチョにもウェザリング塗装を施し、過酷な戦場を表現。
さらにポスター1枚と、アシュレイ・ウッドによるコミック冊子1部、そしてTKハンターをフィーチャーした写真集冊子「3A LOOKBOOK」1部が同梱されています(冊子はいずれもソフトカバー)。
THE WORLD OF POPBOT TK HUNTER VALI ノンスケール ABS&POM&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: threeA
- 発売日: 2017/02/21
- メディア: おもちゃ&ホビー
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このイカした(イカれた?)オモチャの魅力を最大限に記事にしたいという想いから、御年34歳の僕は、ダンボールにオモチャを詰めて、自宅から500メートル先の畑へ向かいました。この崇高な気持ちの前には、恥ずかしいと言う気持ちは消えていたのです(超恥ずかしかったです)。
◯恥を偲んで撮影した結果
TKハンター本体です。
正式名称は、「モーティス機動歩兵部隊TKハンター マーク6 デスマスクハック」と言うそうです。デスマスクというカラーウェイはいくつか既に販売されています。デスマスクとは、石膏などで死者の顔を型取り、肖像のモデルとしたり、死者の思い出(写真代わり)として使用されたものです。……が、この場合のデスマスクは「決死隊」的な意味合いが強いのでは? と解釈しています。つまり、自分を死者として扱うことで、とてつもない力を発揮する儀式的な化粧という感じ。
ここで疑問なのは、同じデスマスクカラーのTKとTKハンターの関係です。
僕は動画で敵対関係として扱いましたが、TKによるハックによって、味方に引き込まれたTKハンターという解釈もできますね。ターミネーターやローグワンみたいに。
S.H.フィギュアーツ スター・ウォーズ K-2SO 約175mm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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このフィギュア、めちゃくちゃ重いです。それを支えるために、四肢はクラッチ関節になっています。動かすの大変ですし、遊びがあって立たせるのは大変。重心がトップヘビーになっているんです。足のところに重りが入ってたら良かったかも。
頭部は通常のボールジョイントですが、とても緩いです。
特徴的な鼻は、見るからに破損注意です。
巨大な肩アーマーにドクロがマーキングされています。
装甲の一枚一枚が別パーツで、裏で金属とスプリングで保持されていて、厳つい機構になっています。
スリーエーの最近の製品は、ツヤが強めでマット塗装の好きな僕は不満でした。自分でつや消しトップコートを吹くこともあったのですが、TKハンターにはツヤありが合っているように思いました。漆みたくもっとつやつやでも良い!
特徴的な内臓のようなダクト類。中身が詰まっていて、ここも重量があります。
ポップボットと。
デザインテイストは共通していますが、肩アーマーなど最近取り入れられたディテールが目立ちます。おそらく、昔のシンプル・単純な構成のロボットはもう出ないかもしれませんね。
肩の可動部分。かなり細くて動かすのが怖いです。
肩アーマーを止めるパーツに接着不良がありました。僕の個体以外にもあるみたいです。この程度のエラーはこのメーカーではよくあることですが、いい加減にして欲しいですね。
右腕と左腕のデザインは異なります。
特に左手の大きさは、成人男性の手とほとんど同じ大きさです。
お持ちでない方は、ご自身の手から大きさを想像してください。
左腕には分銅が仕込まれていて、これを鞭のように飛ばす……のだと思っていました。
なんと背中から伸びる鎖の長さが足らず、可動の足かせになっている始末……。
ここは、このアイテム最大の残念ポイントです。
てっきり背中のバックパックに鎖の巻取り機能があって、長さ調整できるのだと思ってました。製造担当者がアシュレイ・ウッドさんのデザインの解釈を間違えているな気がします。お金足らなかったのかなぁ。これで良しとした神経が残念です。
TKの比較です。
1/6と違い、腰の雑嚢は一部プラスチック製になっています。個人的にはオマケとして考えているので、まあいいかな。
TKハンターと並べるとこう。
やはりサイズ凄いです。
我が家のデカブツを並べました。
こうして見ると、3AGOのレムスと同じくらいのサイズです。
TKハンターってこんなに大きかったかな? と過去の写真を見直すと、2013年夏の初めて行ったワンフェスでの原型写真を見つけました。
サイズ感としては、今のサグくらい(45センチ程度)でしょうか?
フォルムはほとんど変わっていませんね。
製品版はプロポーションが少し縦長になった感じがします。
この原型は、まだ手で造形されている印象です。
手ブレ画像ですが、ポンチョが付属します。
正直、かっこよく撮れませんでした。
他にもポスターや冊子が付属。
なぜか僕のは通常1枚のポスターが2枚入ってました。
しかし、このポスター、折らなくても入ったでしょうに。
このメーカーの工場の人は、圧倒的に顧客を喜ばせようとするサービス精神が足らない。
物足りなさは、メーカーの姿勢に起因している部分が大いにあります。所詮は中国製、この侮りを払拭できるメーカーに育って欲しいですね。
製品そのものは、やはり届いて「やべぇぇーwwww」ってテンション上がったので、写真をいっぱい撮りました。
いわいる、「以下適当に」ってやつです(わかる人はニヤリとしてください)。
やはりオモチャは最高だ!!
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