中国(おそらく)のソフビ作家TANさんのミミモンスターです。メディコムトイがデーモンカラーと今回紹介するKAIJUカラーの2種類を抽選販売しました。
2パーツ構成、すこーしクリアの紺色の成型(ゴジラブルーっぽい?)で、約14センチ。応募&購入に関して、一番のネックは価格でした。2パーツとしては、かなり値が張りましたが、ワンフェス2016夏におけるサンプル展示なども見て、その価値があると思いました。実際に届いて手にしてスゴく満足しています。
最初、ミミモンスターを知った時、「ああ、今年はその映画の年だよね」という印象を得て、「ふーん……」という感じだったのです。
実際問題、BB-8との関連性はわかりませんが、旬のモチーフを連想させるキャッチーな造形だと感じました。
これがパッケージ。
伊藤潤二のホラー漫画を連想するアートワーク。
中にはステッカーが封入されていました。
手のひらサイズ。
4方向からぐるりと。
ドロドロイボイボ痛々しい。
頭部が可動します。
お腹に眼が隠れています。
お顔。
一つ目、血みどろで引き裂かれたような大きな口。でも、どこかユーモラスでカワイイんです。
目のところの青い斑点のペイントは、サンプルと位置がかなり変わっています。結構個体差があるみたいです。
後頭部は脳みそが露出。
下半身の左肩のイボが取れた部分のクレーターの縁のところ、少し光が透過しているのがわかると思います。成型色が濃い紺のクリアなんです。
小さな角があります
ペンギンのヒレのような腕があります。
表面のテクスチャは、荒々しさが残っていて、これがスゴく味わい深いです。
背骨が露出。尻尾があります。
4……じゃない3本足。
雄みたいです。
このソフビの突出したところは、たとえホコリまみれの汚部屋(俺の部屋のことかーッ!!)でも、フォトジェニックにキマる点です。トップ画像と上の2枚はiPhoneで撮影していますが、画質がそこそこのカメラでもいい感じ。インディーズソフビには、そういうところがあるんですけど、ごちゃごちゃした混沌とした場所に飾ると素晴らしく映えると思いました。
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