ATOM A AMARESURA + REAL×HEAD/ TOMOKOMAN 1
秘密結社アトム・A・アマレスラーさんの作品を度重なる抽選販売落選を経て、とうとうゲットしました!
リアルヘッドさんの看板キャラクター「カオスマン1号」にアトムさんの重厚なペイントを施し、ご自身が造形された「魔剣トモコ」を装着。
「トモコマン1号」です。
参照:カオスマン1号
腕パーツが複数付いてますので、写真多くなってしまいました。
*ちょっとショッキングな絵面も含まれますのでご注意ください!
◯まずは非武装状態
御覧ください、黒光りする重厚な濃い茶色部分、飴色になった部分、半生っぽい茶色の部分が織りなすこの激渋な塗りを!
最初、素体の色もあって燻製したみたい(イカ燻)だなぁ……と思ったんですが、どうもこれは陶器の釉薬の色のようですね(間違ってるかもしれません)。
参照:タヌキ 置物
◯βカロチン光線銃装着
交換手その一。
通常の左手も付いているので、左にも装着できます。
……そうなると?
こうでしょ!
◯魔剣トモコ召喚!
いでよ!
ジャジャジャーン!
魔剣トモコ、この禍々しさ。
エログロでアトムさんの本領発揮ですね!
トモコだけで飾れるように2パーツ構成になっています。
この脳みそ部分を取り、装着します(今思ったんですが、脳みその向き違う?)。
魔剣トモコは大剣です。
魔剣の名に相応しい、妖気漂う佇まい。
一本の大きな剣を持つスタイルって王道的なカッコよさがありますよね。
◯さらに究極の攻撃的スタイル
ドドン!
言ってること矛盾しますが、二刀流は全男子の憧れのスタイルです。
このカッコよさ、死角なし!
◯おまけ:さらにさらに……
無理やりフル装備!
……これは無しか。
◯蓄光
ここまで豪華なのにこのソフビ、蓄光素体なんです。
シビレるカッコよさです。
もー大満足。
以下、細かいディテールを紹介していきますね。
◯頭部
ドールアイが非常に引き立ってますね。
今回の塗り、カオスマンのコチラ側の部分が、魅力的に感じました。
自分には、妙に無機質というかクールに映りました。
頭頂の部分のスプレーワーク凝ってますね。
拭きとり塗装も相まって、手に馴染んだ古道具のような感じがします。
トゲの部分、齧りついたら柔らかくて美味しそう。
◯胴体・腕・脚
胸板がより厚く、強そうに見えるのは塗装の力でしょうか。
腕の部分が好きです。
ヘアライン仕上げのような細かい筋彫りに残った拭き取り塗装の黒が良いです。
脚は素体地の露出部分が多く、暗闇で良く目立ちます。
ブーツの部分のテカテカと黒光りする感じは昆虫を思わせます。生理的嫌悪感を抱かせ、作品のコンセプトに合ってると思いました。
◯魔剣トモコ
これぞアトムさんの真骨頂!
グロい!
エロい!
不気味!
錬金術で人体生成を失敗したかのようなキメラっぷりです。
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長い髪の毛から覗く不気味な目。血管も露出。
無秩序に折り重なった手脚、むき出しの筋繊維。
若い顔、老いた顔。
おっぱい付いてるけど、こいつは難易度高いぜ。
アトムさんの造形の特色は、彫りが浅く、細かいという点だと思います。ダイナミックに粗方の形状を作り、細いペンで線を引いたかのような筋彫りがよく見られます。
題材も勿論、造形にも強烈な個性を感じますので、ハマったら抜け出せれないんでしょうね。
◯トモコマン=魔剣トモコ?
最後に、この作品の個人的な最大の疑問点なのですが、トモコマンとは一体なんなのでしょう。魔剣トモコが本体とすると、分離した状態はカオスマンなのか?
手がかりになったのはスカーフ。
カオスマンのものより小さく、どことなく女物っぽい。
そして、魔剣トモコのキメラっぷりを考えると、魔剣トモコが寄生してカオスマンの脳を乗っ取られてしまった状態なのではないでしょうか。
つまり……オネエ!?
……。
アッーーー!!!
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