前回を持ちまして、当ブログが1000記事を越えました。
予告どおり、今回はただの自慢話です。
玩具蒐集を初めて、はや6年。自室の4畳半は玩具で埋め尽くされ、上手にディスプレイしきれていません。
僕のコレクションの中にも少ないですが、レア中のレアって作品がいくつかあります。
そんなレアモノの中で、特にお気に入りを紹介します。
- イロージョン・モリー - 大人気アーティストのコラボ、最高品質のディレクション
- ブルータルA - 玩具なのに芸術作品として評価される
- イッチネスPurgatorium - 憧れの逸品!
- 魔法のシッポ少年 - 寡作につき入手難!
- ミロクトコトコロング - シリーズ中、一番のお気に入り!
- あいつフィギュア・ジャマイカVer. - 良いものは良い!
- Sludge Beast - 未塗装にして完成品
- インターバル
- ステープル・ベイビー - グロテスク塗装表現の極地
- サベージ・キッド・屁泥カラー - 上手い造形とは?
- トライパス - ONEUPさん別注のワンオフ
- カオスマン1号 - 実はワンオフなんです
- モノクロン・サンプル品 - 非売品の恐竜獣!
- まとめ
イロージョン・モリー - 大人気アーティストのコラボ、最高品質のディレクション
人気アーティストのケニー・ウォンさんのキャラクター”モリー"とインスティンクトイさんがコラボ。
300体限定。
ネームバリューだけではなく、そもそも作りが素晴らしいです。
モリーは各社から出てますが、出来栄えはダントツだと個人的に思ってます。
ブルータルA - 玩具なのに芸術作品として評価される
HSこと廣田彩玩所(広田ソフトビニール工房)さんのブルータルAです。
抽選販売にて当選。50個限定。
HSさんは国内外でも人気で、玩具を越えたアート作品のような価値を持つに至っています。
今後ますます入手が難しそうになりそうですが、御本人はあくまで玩具を作っていると仰っておりますので、今後も抽選販売を期待したいですね……という希望はありますが、売値と市場価値が乖離しすぎているので、嫌味とかなく普通に考えて難しいと思ってます。実際、僕だったら自分の作ったものが売値の何十倍もの値段で売れるとしたら、元からその値段で売りますよ。最初にウン十万でも良いから買うよ、と言ったお金持ちを恨んじゃうなぁ……(ぼそっ)。
イッチネスPurgatorium - 憧れの逸品!
コレクターなら誰しもが夢にまでみた憧れの逸品があるはずです。
僕にとってのそれが、これです。
知ったときには、随分昔に販売が終わっていましたので、それが手元にあるのが今でも信じられない想いです。
魔法のシッポ少年 - 寡作につき入手難!
そもそも販売機会がすくなく、なかなか手にしづらい作家Dot.さんの魔法のシッポ少年です。
長らくインスタグラムの本垢も別垢も更新されなかったのですが、最近(といっても数ヶ月まえ)に海外のイベントでの販売がありました。一作目Hiinの販売がラストという悲しい報告でしたが……。
抽選販売、20体限定。
未塗装はいつか塗るつもりで買ってますが、ちょっと塗装素体としては勿体ないですねぇ。
ミロクトコトコロング - シリーズ中、一番のお気に入り!
ワンフェス会場限定。
おそらく個数的には、同時販売されていたゾンビカラーなどのほうが少ないと思いますが、自分はこちらの方が好きです(そもそも順番的に買えなかったけど)。
Dr.ミロクの旧シリーズの中で一番好きな一体です。
パーツ分割のデラックス感。塗装の混み具合。スミ入れによって浮き出るディテール……。
あいつフィギュア・ジャマイカVer. - 良いものは良い!
高騰しすぎる二次市場価格に天の邪鬼になって、なかなか手を出していなかったのですが、手にしてこれはすごく良いものだ! と固定観念をぶち壊されました。
Sludge Beast - 未塗装にして完成品
成型色そのままの完成度の高さが際立ちます。
ここまで大きいと最近は価格もプレミアムになりがちなんですが、常識的な値付けになっているのも嬉しい。
抽選販売9体限定(+1体はイベント会場で販売)。
インターバル
ここまでは限定数10体以上(わからないものもありますが)のものを中心に紹介しました。
ここからはさらにレアになっていきますよ! 世界に一個しかないワンオフ品や、売り物じゃないサンプル品まで!
ステープル・ベイビー - グロテスク塗装表現の極地
ミスクリエーショントイさんの作品をケンストイワークスさんが塗装したものです。
極めてグロテスクな塗装表現です。ここまでのものを僕は見たことがありません。
抽選販売6体限定。
サベージ・キッド・屁泥カラー - 上手い造形とは?
ああ、やっぱり良い。この写真見ただけで造形の良さがわかるーっ。
微妙な凹凸の作る顔の陰影でこれだけ豊かな表情を作れるとは。
本当に素晴らしい。大好き!
イベント限定販売6体(このヘッド違いで3つずつ)。
あー、もっと当たんねーかなぁ。
トライパス - ONEUPさん別注のワンオフ
記憶違いだったら申し訳ないんですが、ワンオフカラーみたいです。
塗装表現でマジョーラカラーを再現していて、めちゃくちゃ綺麗なんです。
当時はクリアソフビの気泡が欠点に思ってましたが、海のモンスターなのでモチーフに合っている気がします。
カオスマン1号 - 実はワンオフなんです
僕自身、買った当初は知らなかったんですが、こちらのカオスマンは正真正銘、リアルヘッドさん謹製の一点物です。
年度末最後の店舗売りに出ていたものだったそうなんですが、今では考えられないことに、常連さんも欲しかったけど、他の新キャラを買うことを優先して、2月まで残っていたそうなんです。
毎週の開店の度に「ああ、まだ残ってる。でも今回はあれを……」ってなって、「次週こそは」って時に、見慣れない客が攫っていった訳ですから、僕の知らないところでざわついていたようです(汗)。
色数の多さや通常とは異なるドールアイの採用など特別感ありますよね。
通常、一点物って手間のぶん特別価格である場合が多い(中には数が少ないってだけでふっかけてくることも……)ですが、リアルヘッドさんの漢気が炸裂して、通常のカオスマンとプライスは変わらず(手間分500円か1000円か高かったかも?)だったので、それも特別なカオスマンとは気付けなかった理由の一つです。
モノクロン・サンプル品 - 非売品の恐竜獣!
僕のコレクションの中でも一番のレア度かもしれません。
こちらは売り物じゃありません。量産品を作る際の塗装サンプルとなります。
一周年記念のプレゼント企画が当選したんです。
ダンボール箱を開封したまま、頭が真っ白になりました。
まとめ
下世話な話、今回紹介した玩具は総額で幾らくらいになるんだろう、とか考えてニヤニヤします。「それだけの価値がある」というのは収集家にとって、嬉しいものです。ホラ、なんでも鑑定団などで、とんでもない金額になるの楽しいじゃないですか。
こういう記事は今まで控えていたのですが、玩具の異常な転売ブームも一段落して、行列に如何にも! な人もあまり見なくなった昨今なので、たまには良いかな、と。
普通の人には奇妙に映るかも知れませんが、これを気にインディーズソフビやアートトイに純粋な興味を持ってほしいです。
今回紹介してないけど、他にもすごい作品あります。