ワンフェスで塗装版を買い逃した人・地方民の為に用意されたと勝手に思ってるタイミングで通販されたグリーングリーン成型の怪物シリーズ第二弾です。
第二弾は「包帯男」「四ッ目狼男」「フィッシュマン」です。
第一弾のグリーングリーン成型のレビュー記事はコチラ:
◯ヘッダーカードも多分、自家製
今回より、通販販売分は棺箱ではなく、ヘッダーカード仕様になりました。
あの棺型の箱は、作成にかなりの手間が掛かっていることが想像に難くなく、仕方のないことですね。むしろ次はイベントでゲットするぞ、と気合が入りました。
折れ目をみると、カッターが入ってて、こちらも業者発注ではなくご自身(とご学友?)で作成されたのでしょうね。
大量発注ではないので、販売時のカラーリングに合わせたヘッダーカードが作成されるのではないかと、その点も楽しみです。
では、以下キャラクター毎に紹介します。
◯包帯男
発表時に一番気になってた包帯男。
マミー、ミイラ男ってやつですね。
……となると、第一弾のツタンカーメンとの2ショットは外せません。
なんだかファラオの両脇を固めたくなりますね。エジプトシリーズでもう一体出して欲しくなりました。
また、ポージングや鼻の造形にキョンシーとの類似点が見られるのも面白いですね。
シルエットはコロンとしていてシンプルながら、経年劣化によってズタボロになった包帯の表現は細やかです。
ある意味、汎用的なキャラクターなので、ワラワラさせたい誘惑に駆られます。
◯四ツ目狼男
今回の目玉キャラクターでしょうか。目玉が4つあるだけに(……すみません)。
怪物としては吸血鬼に並ぶ、定番中の定番ですね。
両腕に手錠(?)が付いていて、囚人だったのでしょうか?
余談ですが、精神分析学の始祖ジークムント・フロイトの論文にも狼男が登場します。
被験者(狼男)は大富豪の息子で教養・能力がありながら、一生何もしなくても良い暮らしを保証されていました。故に、自分の生きる意味を見いだせず、自己アイデンティティが確立できず、フロイトの精神分析を受けることになりました。
彼の症例からもたらされた成果というのは「だらだらと分析を続けても良いことはないので、事前に分析期間を決めてしまおう」という何だか無情なモノなんです。参照:狼男(『狼男の症例』)
この被験者が狼男とされた由縁は、幼少期の夢に白い狼が出たと言うことで、狼男の伝承とは関係ありません。でも、狼の姿に変貌するというアクションが、抑圧された自分を開放したい・現実の情けない自分からの飛躍という感じと重なるんですよね。
背中に傷。
強そうな見た目なのに、隠れたところに傷を負ってるっていうのも何だか思いを馳せてしまいます。
尻尾は生えないタイプみたいです。
サイヤ人式対処法は無理ですね。
◯フィッシュマン
個人的にはノーマークだったフィッシュマンがとても良くて驚き!
たらこ唇とか、エラの感じとか個人的にツボです。
この直立不動なポージングが、池からチュポン! と飛び出した感があって良い感じ。
背中の傷は、飾り包丁?!
多分、煮付けにすると美味いんでしょうね……。
◯最後に全員集合!
次の3体の原型も着手されている模様です。
発表は夏のワンフェスでしょうか。
ここまで来たからには、次のグリーングリーン成型も欲しい!
もちろん、シリーズ2の塗装版もゲットしたいです。
棺箱も手に入れようと考えると、スーフェスか、夏のワンフェスに一気にゲットと言う手も……。
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