mirock-toy / Dr.mirock: "OG-AT + Mirock Clone Computer" & "Kurama-Hoshi + Rocket Ong"[Crayon Army Color] Part.1
(英語の作品名は、外国の方の検索にも引っかかるんじゃねーの? っていう狡い考えで付けるようになったのですが、今回は正式名称がわからなかったので、こういうカタチにしました。特にミロクローンピュータはどうやって表現されるんでしょう? Mirocloneputerかな?)
ミロクトイさんの新作です。
今回のカラーは、クレヨンアーミーと名付けられたアーミーメンカラーです。
ミロク博士の奇妙な発明シリーズとしては初の未塗装(チープトイカラーは一見未塗装ですが、全面塗装されているので)!
未塗装と来れば塗装剥げを気にせず、ガシガシ組み換えて遊べます。同時にラインナップされた砂場セットも欲しかったのですが、用意された数がムチャクチャ少なかったみたいです。
今回が台北トイフェスで販売された片方のカラーリングなので、もう片方のクリアパープルのカラーも是非販売して欲しいですね。ミロクロケットの中間パーツが凄く気になります。
去年、最後の通販でした。
振り返ってみると、プロトタイプカラーが当選して、とても恵まれた一年でした。
本年も素敵な作品楽しみにしております!
一気に全部行こうと思ったのですが、長くなりすぎたので分割してお届けします。
今回は、OG-AT&ミロクローンピュータです。
◯OG-AT&ミロクローンピュータ 全体
シリーズ最大級のボリューム。
原型そのものは、最初のミロク合金カラーの販売時にチラ見していたように記憶しております。
シリーズ名に恥じぬ奇妙さ、正直言葉を失ってしまいます。
それじゃレビューになりませんが、常人の発想ではない!
一つ一つの要素を見ていくと、動きや仕組みを予想させるのですが、ピタゴラ装置(ルーブ・ゴールドバーグ・マシン)的な非合理を感じます。ミロク博士の狂気の兵器です。
飛行形態的な。
ギニュー特選隊のスペシャルファイティングポーズ的な。バータでしたっけ?
◯ミロクローンピュータ 細部
入母屋屋根の下に3体のミロク(幼児)がいます。
名前を解体すると、ミロク+クローン+コンピュータです。
ミロク博士は自分のクローンをコンピュータのパーツとして使っているのです!
なんたる狂気、マッドサイエンティストっぷりでしょう!
しかも、3体使うなんてマギシステムか!?
科学者としてのワタシ、救世主としてのワタシ、人間としてのワタシ……
建造物と一体化した姿は、奈良の大仏やタリバンに破壊されてしまった世界遺産のバーミヤン渓谷の石仏を思わせます。ストレートに神輿かもしれません。
機械に埋もれ、首輪に繋がれた赤子というヤバイモチーフ。当然ながら、自分のクローンであっても、こんな風に扱っていい道理はありません。そもそも人のクローンが違法ですが……。ミロク博士の人間性、恐ろしさが伝わってきます。
ミロク博士本体も実はクローンなのでは説、もう一度推させていただきます。
ミロクトイ / ドクターミロク本体[ブルーチタニウムカラー] - smogbom
あと、ミロクトイさんも「コンピュータ」表記派で嬉しいです。
「コンピューター」って書かれると、なんとなく胡散臭く聞こえるのは僕だけ(大谷和利氏dis)?
学校で、機械関係の場合は、語尾の長音付(伸ばし棒)使わないって習ったんですが……。
調べてみたら、どっちも正しいみたいです。
JIS規格では、3音節以上のカタカナ言葉では省いてもいいけど、2音節以下では省いてはいけないとなってます。
「メモリ」or「メモリー」、「サーバ」or「サーバー」等はどっちでもいいけど、「コピー」は「コピ」ではイカンという訳ですね。
参照:
http://homepage3.nifty.com/recipe_okiba/nifongo/048.htm
余談でした。
◯OG-AT 細部
(濁声で)……OGィ〜
ATィ〜!!
なんの略なんですかね?
塩基配列じゃないし……。
Oはオランウータン?
Gはゴリラ?
Aはオートマチック?
Tはタンク?
頭部はオランウータンのオスの特徴であるフランジを持ちます。
この部分は、オスの強さの証です。弱いオスはフランジを持ちません。一度、強いオスがいなくなると、フランジを持たなかったオスのフランジが急に発達するそうです。何、その見える強さのバラメーター……って今Wikipediaで入手した情報です。
いや~、多分この玩具を手に入れなきゃ、オランウータンのあの部分をフランジというなんて一生知らなかったでしょう。しかも、オラウータンじゃなくてオラ「ン」ウータンなんですね。
背面はタンクが。燃料系でしょうか。その上には小さな猿の顔があります。体毛までしっかり表現されていて、スゴイ。
逞しい腕。
肘の関節の造形、サスペンションするのが動かなくても読み取れます。
腕とキャタピラが同化してます。
指は段差を登ったりするのに使うんでしょうか?
キャタピラの泥除けの部分にも人の顔。こちらはなんとなく、西洋風?
謎は深まるばかりです……。
◯次回予告
記事をアップしました。
ミロクトイ / OG-AT&ミロクローンピュータ と 鞍馬ホウシ&ロケットオング [クレヨンアーミーカラー] :後編 - smogbom
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