昨日の夜勤が仕事仕舞いで、今日から夏休みです。
でも、ブログ更新とカスタムペイントで終わりそうです(泣)。
さて、今回の記事は、シカマァクさんのデビュー作品「ヒョットコ鉄仮面」です。
6センチ未満の指人形に込められた、要素の多さと組み合わせの妙を、とくとご覧あれ!
◯何に惹かれたか
(イキナリごめんなさい、鼻に犬の毛ついてます)
このソフビのどこに惹かれたのか、購入してしばらくするまで、キチンと言葉にデキませんでした。
まずは、題材のぶっ飛び具合ですよね。
その1、ヒョットコ。
ヒョットコとは、僕の認識では「火男」と書いて、カマドとか、お風呂の火を竹筒で吹いて、火起こししたりする人と思っていました。特徴的な口のカタチは、息を吹き込む時の状態から来ているんじゃないでしょうか。
気になって調べてみると、田楽などでは道化役だそうです。トリックスターです。惹かれますね。
次に鉄仮面。
そもそものヒョットコ自体が仮面のモチーフになっているのに、更に鉄仮面というのが面白いですね。しかも、口は塞がっていて、ガスマスクの先は背中の謎のケースに。火起こしの仕事は……?
頬被りまでして、頭部は完全に隠しているのに、体は赤ふんどし一丁。
どういった思考で、このような組み合わせを考えたのか、どういった意味が込められているのか、考えこんでしまいます。
◯意味深なヘッダーカードのイラスト
ヘッダーカードの、意味深な……。
これってどう考えたら良いんでしょう?
まさしく、道化じみた表情の”鉄の”仮面を被り、顔の表情や口を閉ざすヒョットコ鉄仮面の中で、自由気ままに「放出」できるのはココだけのなのでしょうか?!
◯触らずにいられない
ブログ記事用に写真を撮っていると、なんとなく「物足りなさ」を感じました。これって、ネガティブな意味ではなくて、バシッと構図が決まらないって言う意味なんです。触らずにはいられなくなる、と言いますか……。
例えば、この角度から撮影すると、ガスマスクのホースが映りませんし、反対からだと頬被りの結び目とか、抑えてる手が映りません。
コッチからの写真は、なんだか振り向かせたくなります。
例えば、スタチューなんかは、ワンカットで「ウリ」になる要素がカメラのフレームに納まるように作っていると思います。
ヒョットコ鉄仮面は、可動部分がない(当たり前ですが)という点では、スタチューと同じですが、ショーケースの中に置いた時でも、ぱっと手にとって、クルクルと回して眺めたくなります。
そこに「オモチャ=持ち遊び」らしさを感じずにはいられません。
◯今後の再販にも期待!
同時販売された鋼鉄茶釜獣の再販も待ち遠しいですし、このヒョットコ鉄仮面の別カラーも(あれば)楽しみですね! 頬被りの布柄も色々考えられますし、ふんどしの色や、形成材のカラーと、どんな組み合わせが出てくるか、ワクワクします!
ヒョットコ鉄仮面の最後の一個をゲットして、通信販売の芽を摘んだ本人が言うのもなんですが、自分は地方の人間なので次の販売時は、どうか通信販売分が残っていて欲しいですね。
◯遊んでみた@インスタグラム
指人形、たくさんで楽しい!
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12インチフィギュアの腕にはめて、パペットに。
裏から覗いたところ、鉄仮面の一部分は未塗装なので、結構透けていました。下からライトで照らすと、こんな感じに。
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購入した時の旅行記です。
ワンダーフェスティバル2014[夏]その4(終)/出ワンフェス記 真頭玩具 森の市 他 - smogbom