第4回目です。自分でもこんなに長くなるとは思いませんでした……。
前回は、企業ブースの模様を書きました。
前回→ワンダーフェスティバル2014[夏]その3/ワンフェス本番・後半戦 - smogbom
今回は、ワンフェス会場を後にするところから書いていきます。
ワンフェス2014夏の旅行記は今回が最後です。
◯ワンフェスを後にする
グッドスマイルカンパニーさんのブースで、スリーエーのオモチャを購入するため、長い長い行列の中にいた時です。
Twitterで情報収集していたのですが、ワンフェスと同時開催されていたイベントでデビューを果たした作家さんが、ワンフェスに向かうというツイートを読みました。
そのイベントっていうのがリアルヘッドさんの森の市でした(森フェスって名前だとおもっていたんですが)。今回、そのイベントでデビューされるのがシカマァクさんです。その名前からして、そそられる方がたくさん居るんじゃないでしょうか。
今回販売が予定されていたのは、鋼鉄茶釜獣の塗装版・無塗装版、ひょっとこ鉄仮面の塗装版・無塗装版でした。
詳しくは、シカマァクさんのブログをご参照ください。
シカマァクさんが、ワンフェスで向かうということなので、もしや森の市終了か、シカマァクさんのソフビ完売か?! と思い、厚顔にもTwitterで直接問い合わせしてしまいました。
すぐに返信いただけて、現在の在庫数まで教えていただきました。両方の作品を合わせても10指で足りる数しか残っていません! 直ぐに青砥へ向かうため、ニンジャTKを手に入れた喜びも束の間に、幕張メッセを後にします。
あ、そう言えば、この後、スリーエーのデザイナーであるアシュレイ・ウッドさんに普通にすれ違いました。気のせいかもしれませんが、僕の中ではすれ違ったんです。
僕にほんの少しの勇気と語学力があれば、”アッシュ、いつもクールなオモチャをありがとう!” って言えたのにね!!
海浜幕張から青砥へ向かう順路を調べている間、ワンフェスで購入したモノが入った袋をパシャリ。コレ以上ないってくらいの戦果です。残念に思うのは、ミロクトイさんの新作ソフビがゲットできなかったことです。Dr.ミロクシリーズは今回で、また世界が広がりましたね。今後の通販やイベントに期待して、ゲットを試みたいです!
こうして、午後1時には会場を後にします。
◯青砥へ
海浜幕張から青砥へのアクセスは、初見では結構難しく感じました。迷って時間ロスしたくないので、一番簡単なルートを選びます。
途中、東京の下町を20分位歩きました。非常に暑くてヘロヘロになりましたが、東京にもこんな風景があるのか、と良い体験しました。
冷房の聞いた電車の中で昇天しそうになりながら、インスタグラムを見ていると、なんとミロクトイさんから海外通販用のDr.ミロクがサプライズ販売! 本当に驚きました。悔しい思いもありますが、それ以上に祭りらしい、楽しい販売方法だなぁと思いました。
それと、シカマァクさんから鋼鉄茶釜獣の完売をTwitterで教えてもらいました。ひょっとこ鉄仮面はまだ残っています。引き返す訳にはいきません。先を急ぎます。
こうして、リアルヘッドさんの実店舗である真頭玩具に到着しました。
凄く緊張しておりました。シカマァクさんのソフビが買えないかもしれない、という思いと、自分が過去にやってしまったことに対する後悔からです。
……と言うのも、僕にとって、メディコムトイから販売されたリアルヘッドさんのサイクログリムっていうキャラクターが初リアルヘッドだったのですが、僕はリアルヘッドさんの何も知らずに酷いレビューを書いてしまったのでした。一度書いてしまったものを今更消すのも変ですし、自戒の意味もあってその記事は残っているんですが、本当に酷い記事です。
その後、色々なオモチャに触れて、それなりに知識も増えたし、趣味趣向も変化して、あの時のレビューとは違う感想を抱くようになりました。
リアルヘッドさんでは、店頭販売後に在庫があれば、電話による通信販売をしています。その時の負い目みたいのがあって、欲しくても中々電話ができずにいました。Twitterの口調そのままの人物なんじゃないかって思っていて、”てめぇに売るソフビはねぇ☆ぺッ!”とか言われるんじゃないかと、思っておりました。
勇気を出して引き戸を開けてみると、想像よりも狭い店内に沢山のお客さんの姿、そして雑誌か何かで拝見したリアルヘッド代表森さんのお姿が……。
キョドってる僕を見て、代表自ら買い方を教えてくださいました。すごく丁寧な説明でしたので、想像とのギャップに思考が追いつきません。しかも、この時かなり体調を崩されていたみたいなのですが、そんな感じちっともしません。冗談も口にして、常連さんとワイワイといい感じのお店でした。
さて、シカマァクさんのソフビですが、カウンター横のショーケースにありました。ひょっとこ鉄仮面塗装版、最後の1個です。これにて、シカマァクさんのソフビ第一弾は完売です。
ゲットだぜ!! 感激ィ!!
カオスマンシリーズもひとつ購入できました。滋賀県から来ているので、次は電話通販に挑戦します、と言うと、ウチはじゃんじゃん出すから必ず買えますよ! と言ってくれました。これが転売屋や模倣者に対するリアルヘッドさんの戦い方なんでしょうね! シビれるぜ!
この後、朝から緊張の連続で何も口にしておらず、お腹も空いたので、観光と食事のために秋葉原へ向かいました。
実は、この数時間後、真頭玩具さんに画家のナガモトマイさんが来店したのをTwitterで知りました。
数時間前に居ったのですよよよよ…。 QT @mainagamoto: お邪魔しました(^ν^)#リアルヘッド http://t.co/SYBx3hOu9m
— スモッグ (@smoglog) 2014年7月27日
少し前に無彩色のソフビ作品を(勝手に)塗らせてもらって、なんと僕のレビューをブログで紹介してもらいました(ドヤァ)。こんな機会はないので、是非お会いしたかった……。
IROCO by MAINAGAMOTO / NEA[無彩色版] 弱いは強い - smogbom
IROCO by MAINAGAMOTO / NEA[カスタムペイント] - smogbom
◯秋葉原で孤独のグルメ
友達に教えてもらった牛カツ壱弐参で食事しました。
超レアな牛カツに、わさびを付けて食すのですが、わさびはそれほど辛くないので、べっとり付けて食べると美味しいです。気づくの遅かったな。
腹を満たしてオモチャ旅、再開です。
まんだらけに向かいます。いつも7階まですっ飛ばし。田舎者の健脚生かして階段でゴーです。結局何も買いませんでした。欲しいものは全部高いんですもの。
やっぱりというか、ワンフェス限定商品が既に並んでいました。ちょっと心が荒みました。東亜重工・合成人間35,000円……Amazonのマケプレよりかは良心的な値段なんですけど、ね。
最後は、ONEUPさん。
僕が来る時はイベント後だったりして、あんまり商品が置いてない印象があるのですが、今回は、たくさんありました。特に注目したのは、Jay222さんのワンオフ作品! 高価な塗料を使ったワンオフ作品なので、値は張りますが……なぜか一点だけ凄くお値打ちなものがありました。プライスに間違いないかビクビクしましたが、そのままの値段でレジ通りました。
凄く日本をリスペクトした作品に見えました。
#jay222 さんのワンオフ作品。旅の最後に。銘はJIDAI MATSURI。クールだぜ。
追加でお土産も購入して、これで財布の中身は、ほぼスッカンピン。
ルノワールで休憩。心地よい倦怠感と共に、水出しアイスコーヒーを戴きます。幕張メッセでは、ワンフェスはそろそろ幕を迎えようとしていました。電車の時間まで余裕はあるものの、もうコレ以上は何も望みませんし、お金もないので東京の新幹線のホームへ向かいます。
◯TABI NO OWARI
非常に密度の濃い2日間でした。ワンフェスでは、あわや全てがご破産になりかねない失敗をしたものの、幸運にも目的のモノを手に入れることができました。
オモチャは家に帰って直ぐに触りたいので、持てる以上はどんなに大荷物でも持って帰ります。岐阜駅を超えると、かなり乗車客は減って、もしかしたら、新幹線の中で小さなオモチャくらいは触れるかもしれません。疲れているはずなのに、興奮して少しも眠気がありませんでした。
結局、到着まで隣に人が居て、戦利品を見れませんでした。
こうして、なんとか無事、旅を終えることができました。
本日の購入点数24+α。土産含む。ぐほほほ。ゆっくり載せて行く…と思う。
次回からは更に長い長い戦利品レビューが始まります。
また、よろしくお願いします!
(おしまい☆!!!!)