富士フィルムのコンパクトデジカメX halfのフィルムカメラモードで、13種類あるフィルムシュミレーションを試しています。
ディスプレイが封印されプレビューなし。所定の枚数取ってスマホアプリで現像するまで、どんな画像が撮れたかわからないという、富士フィルムの中の人が「修行モード」 と読んでいるモードです。
今回は、「 Classic Neg.(クラシックネガ)」編です。
ChatGPTからの回答(間違いあるかも)
🎞 クラシックネガとは
2019年に X-Pro3 で初登場。
実在したネガフィルム フジカラーSUPERIA をデジタルで再現。
家族写真や日常スナップに使われていた「ネガらしい質感」をデジタルで表現することを目的に設計された。
🎨 特性まとめ
色(Color)
彩度は抑えめだが、赤や緑などの原色が強めに出る傾向。
肌色は少し青み・緑みがかって、懐かしいフィルム感を感じる。
フェード感があり、どこか「くすんだ」レトロな色調。
コントラスト(Tone / Contrast)
強めのコントラスト。
シャドウはしっかり沈み、ハイライトはやや淡く転ぶ。
ネガフィルムのスキャン画像を思わせる立体感。
雰囲気(Mood)
「懐かしい写真アルバム」や「スナップフィルム」感。
ドキュメンタリー的で、現実をドラマチックかつ少しシネマティックに見せる。
粒子感を意識させる色乗りがある。
📷 おすすめシーン
ストリートスナップ:空気感や雑多さを味わい深く表現できる。
日常の記録:家族や日常の風景を“懐かしい思い出”っぽく撮れる。
ポートレート:意図的にノスタルジックな雰囲気を出したいとき。
都市風景・夜景:強いコントラストで立体感が出る。
💡 まとめ
クラシックネガは、
低彩度+強コントラスト
懐かしさ・ノスタルジーを感じさせる色調
ストリートや日常スナップに強い
という特性を持ったフィルムシミュレーションです。
AI先生のまとめを読む感じ、昔の一般的ユーザーのフィルム写真の雰囲気に寄せたフィルムシミュレーションなのかな? と思いました。「デジタル写ルンです」的に使うんならこのフィルムシミュレーションかな?
ちょっと気になったのは、フジカラーSUPERIA をデジタルで再現とあるのに、なんでSUPERIA っていうフィルムシミュレーション名にしなかったんだろう、ということです。
なので、AIに聞いてみた。
なぜ「SUPERIA」ではなく「Classic Neg.」なのか?
① 商標・製品ラインの区別
SUPERIA は富士フイルムが実際に販売していた 一般消費者向けカラーネガフィルムの商品名。
2020年代に入っても一部海外では「Superia 200/400」が流通していたため、デジタル機能名として再利用すると「実際のフィルム製品」と混同される可能性があった。
そのため商品ブランド名を避け、シミュレーション専用の名前にした。
② 「イメージの拡張」を狙った
フィルムシミュレーションは「単にフィルムをコピー」するのではなく、そのフィルムが持っていた雰囲気・思想を現代的に再解釈するのが基本方針。
Classic Neg. は SUPERIA の日常感・アルバム写真感 をベースにしつつ、より「懐かしい」質感に振っている。
そのため「SUPERIAを再現!」ではなく、クラシックなネガフィルムの雰囲気全般を表す名前にしたと考えられる。
③ ネーミングの統一感
フィルムシミュレーションは「Velvia」「Astia」のように実在フィルム名を使う場合もあれば、「Classic Chrome」「Eterna」のように雰囲気を示す造語や派生名もある。
特に最近のシミュレーションは「実在フィルム名」よりも「質感をイメージさせる名前」が増えている。
Classic Chrome → 実在する「Kodachrome」ではなく“クラシック”なクローム感
Nostalgic Neg. → 特定のフィルム名ではなく“懐かしいネガ風”
同じ流れで、Classic Neg. も 「SUPERIAに限定せず、クラシックなネガらしさを表現」 という広い意味で名付けられた。
💡 まとめ
クラシックネガが「SUPERIA」ではなく独自の名前を持つのは:
実際のフィルム商品名との混同を避けるため
単なるコピーではなく「SUPERIAをベースにした再解釈」とするため
ネーミング全体の一貫性(Classic Chrome, Nostalgic Neg. など)に合わせるため
👉 つまり “SUPERIAの血を引きつつ、より広い『クラシックなネガ感』を表現するための名前” が「Classic Neg.」なんですね。
……というわけで、フィルムシミュレーション登場時に、まだフィルムが併売されていたから、混同を避けたことと、SUPERIA をベースにしつつも再解釈がされているためでした。たしかに、クラシックネガには、基本設計にリアラエースの要素も含まれているとあったので、そういう部分もSUPERIA とは違うのかも。
この写真は、自分のピント合わせがミスってるのかもしれませんが、これまでで一番、昔の写真アルバムの感じが出てる写りに思いました。
湿度が高い感じというか。
実際の花よりもだいぶ淡い感じの色の出方。
花の場合は、いっそう可憐な感じに思いました。
全然面白いものを撮ってるとは思ってなかったんですが、写真になるとカッコイイなと感じた1枚。
エッジの光り方と色の出方が渋くてカッコイイなと感じました。
この場面は、期待したほどぼんやりした写りにならなかった。
このフィルムシミュレーションの場合、カリカリにピント合わせないほうが良いかも。
雲のレイヤーが別れて描画されている感じは好き。
濃い緑と、爽やかな青空のコントラスト。
このフィルムシミュレーションは、解像感は必要なくて、ラフな感じで撮影するとハマる感じがしました。ピントはずれ写真がいい感じになりそう。
何気ない日常を写すフィルムシミュレーションという感じ。
次回はノスタルジックネガ。