富士フィルムのコンパクトデジカメX halfのフィルムカメラモードで、13種類あるフィルムシュミレーションを試しています。
ディスプレイが封印されプレビューなし。所定の枚数取ってスマホアプリで現像するまで、どんな画像が撮れたかわからないという、富士フィルムの中の人が「修行モード」 と読んでいるモードです。
今回は、「 Classic Chrome(クラシッククローム)」編です。
クラシッククロームというフィルムは存在せず、1960〜70年代に広く使われた コダックのリバーサルフィルム「Kodachrome(コダクローム)」 の雰囲気を意識して設計されたフィルムシュミレーションです。
当時の雑誌や報道写真、ナショナルジオグラフィック誌などで見られた「渋めの色合い」「落ち着いた彩度」を参考にしている、とされています。
ChatGPTからの回答(間違いあるかも)
特性
色(Color)
彩度は低め(ややデスチュード=くすんだ印象)。
青はターコイズ寄りに沈み、赤やオレンジは少しくすんだレンガ色に。
緑も鮮やかさを抑え、落ち着いたトーンに。
全体的に「渋い」「クラシカル」な色合い。
コントラスト(Contrast)
中程度〜やや高め。
ハイライトが抑えめで、シャドウはしっかり沈む。
見た目よりもメリハリがありつつ、派手ではなく落ち着いた印象。
雰囲気(Mood)
昔の雑誌や報道写真のようなトーン。
ドキュメンタリー感・シネマティック感が強い。
記録的・客観的な空気を演出できる。
📷 おすすめシーン
ストリートスナップ
→ 都市の雑多さや空気感を渋く表現。ドキュメンタリー・記録写真
→ 彩度が抑えられることで被写体にリアリティが出る。旅スナップ
→ 観光地の派手さを抑えて、落ち着いた雰囲気に。モノクロに近い雰囲気をカラーで残したいとき
→ 彩度を抑えた色表現で、シンプルな画作りができる。
💡 まとめ
Classic Chrome は 「彩度控えめ+渋い色調+落ち着いたコントラスト」 が特長。
派手さを求めるVelviaとは真逆で、
「記録性」「雰囲気」「静けさ」を重視したいときに最適なフィルムシミュレーションです。
これはかなり好きな写り!
光が柔らかで、黒い部分が締まっています。
かなり落ち着いた雰囲気ですね。
名前にクロームとあるので、都会的・インダストリアル的な被写体にマッチするのかな? と思いましたが、自然の中でも全然使えますね。
いつもの何気ない散歩道が、すごく詩的に写るような気がします。
今まで特徴的に感じていた、富士フィルム的な青の出方ではないんですが、なるほど、他社製のフィルムをオマージュしていたからなんですね。
今のところ好みのフィルムシュミレーションは、アスティアと今回のクラシッククロームが一推しでしょうか。
次回はリアラエース(REALA ACE)。