Nunholyは、アクションローグライクゲームで、韓国のイラストレーターさんとゲーム開発者さんが作っているみたいです。同ジャンルで大ヒットしたハデスを強く意識しています。
価格が1000円を切っているのと、登場するキャラクター達がフェチズムを刺激される煽情的な修道女というのが、刺さる人には刺さりそうです。
選べるキャラクターは3人。
どいつもこいつも、その服、その胸、どうなってんだ……!
キャラクターは、一度選択すると交代できず、別セーブデータを作る必要があります。
赤い髪の主人公にしたんですけど、この人の名前、プレイヤっていうんだ(笑)。
なんかドラゴンボール的な命名センスを感じます。
通常攻撃、遠距離攻撃、スキルの3種類の性能や属性が異なっていますが、後々攻撃方法は変更できるので、見た目で選んだら良いと思います。
オープニングは、日本語吹き替えされてボイスが収録されていました。
物語としては、ヴァンパイアを狩るハーフヴァンパイアの主人公達が、信仰(アーティファクト)の力を頼るか、それともヴァンパイアとしての力を頼るのかを天秤にかけつつ、吸血鬼達の女王を倒すためダンジョンに挑むというものです。
ゲームの作りは、本当に、忠実にハデスまんまです。
クオータービューの画面で、一区画ごとに出てくる敵を倒し尽くしたら、アップグレードがあり、次の部屋へと進んで、ボスを倒していく。
このゲームのユニークな点は、敵が落とす経験値(血石とか言ったかな)は、吸収すると吸血鬼の能力を得ることができ、攻撃で破壊すればお金となり、様々な強化効果のあるアーティファクトを入手することができます。
敵である吸血鬼の力で女王を倒すか、それともあくまで人間のままで挑むかで、結末が分岐します。
アーティファクトは、インベントリの中にパズルのように組み合わせて収納します。
あまりシビアな感じではなく、結構ごちゃっと入れてもオーケーな感じ。
強化イベントで一度アップグレードすると場所が固定されてしまうので注意が必要です。
ゲームオーバーしたら、拠点に戻って、前回手に入れたアイテムで強化して、再度挑む。
この繰り返しとなります。
このゲームの良さは、ハデスよりもシンプルでわかりやすく、なによりゲーム難易度が低いです! 人によっては、マイナスポイントかもしれませんが。
拠点で攻撃力の強化を重ねがけすると、敵が一撃二撃で倒すことができ、軽い無双状態になります。
手応えある感じにするため、プレイヤー自身がある程度、強化度合いコントロールする必要があるかもしれません。
吸血鬼の力か人間のまま攻略するかの駆け引きの面白みも、あんまりよくわかりませんでした。吸血鬼パワーを得た方が簡単かな? 吸血鬼レベルを上げないようにすると、クエストクリアしますし。
せっかくキャラが3体もあって、さらに武器の付け替えで9種類の攻撃パターンがあるのに、物理特化にして他の攻撃を使う必要性を感じなかったのも残念でした。
せっかく用意した要素が、上手に噛み合わず、荒削りな部分を感じます。
カジュアルにハデスっぽいゲームを遊びたい、しかもえっちい女の子を操作できるなら、なお結構というお紳士向けかな。
このゲームを遊んだあと、ハデスも久々にプレイしたんですけど、いや、このゲームめちゃくちゃすごいわ。
値段が違うのはもちろんですが、すごいリッチです。
プレイフィールがめちゃくちゃ良いし、ストーリー、ロアが重厚。演出も豪華。
でも僕にはちょっと難易度が高いんだよな……。
2800円が高価と感じられなくて、ゲームとしてより重厚なものを求めているのなら、断然ハデスですね。