smogbom

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ラインモの新料金プランが(ドケチの僕にとって)罠な件

※画像は公式サイト(LINEMOの料金プラン)より引用。

俺は怒っている!!!

携帯電話キャリアは、10余年使ったソフトバンクから惰性でラインモを使っています。

ソフトバンク時代は、携帯端末のローンと合わせて、月一万円以上支払っていましたが、端末をiPhoneからAndroidのミドルスペック機に変えて、年間で数万円も出費を抑えることができました。携帯キャリアの料金体系にメスを入れてくれた前政権にそれだけは感謝です。

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当初、20ギガバイト2728円のプランを契約しておりましたが、重度ネット依存の僕でも使いきることができませんでした。

10ギガバイトの2000円くらいのプランがあれば最高、そういう要望は多そうですが、携帯キャリア各社は頑なにそういうプランを用意しません。

要するに、通信容量多めにして割高なプランを契約させたほうが、キャリアが儲かるっていうことなんでしょうね。

こういうユーザーにとってメリットのないビジネス手法をブレケッジというそうです。

携帯キャリア業界の収益性の高い料金の源は、使い切れないほどのデータ量や通話時間を契約してもらったり、逆にデータ量や通話時間が足りなくなり、高額な超過料金をお支払いいただくケースから成り立っていると世界中で言われています。 これを俗に”breakage(ブレケッジ)”と呼びます。

引用‐日本通信SIM 合理的なスマホ料金誕生【公式】

 

おりしも、そのころアマゾンの聞く読書(オーディオブック)のAudibleにハマって事前ダウンロードして聴きまくっていたので、めっきり外でネット通信しなくなりました。

そこで、3ギガバイトのケチンボプランを契約しました。

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それでも、3ギガで足るはずないので、月の最後の週は、強制デジタルデトックスとなります。

文字ベースのネット小説くらいなら、256KBの通信速度でも大丈夫だったので、それか自宅でダウンロードしておいたAudible、電子書籍などで仕事の休憩時間をやりくりし、旅先では追加でギガを買ってやり過ごしていました。

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ラインモの料金プランを作ってる頭のめちゃくちゃ良い連中が誤算だったのは、そういう運用をしているユーザーがとても多かったことでしょう。

キャリアにとって、一番美味しい儲かるプランを選ぶユーザーが減って、客寄せのための一番しょっぱい安いプランを選ぶユーザーが増えてしまったのではないでしょうか。

 

新しい料金プランは、これまで頑なに開放しなかった10ギガバイトの通信量を開放しています。

公式サイトにも4人のうち3人が10ギガバイト以下! と書いてあり、その実態を知りながら、3ギガの次は20ギガという、不必要なプランをこれまで強要してきたわけです。

4人のうち3人が10ギガバイト以下! の根拠となる出典は、株式会社MM総研「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2024年1月調査)」に寄ります。

こちらから引用すると、

スマートフォン利用者の月間データ通信量は、「わからない」と回答したユーザーを除いた平均データ通信量は11.08GB(ギガバイト)、中央値は3GBとなった。有効回答のみを対象とした場合、月間通信量は「1GB」25.5%、「2GB」10.4%、「3GB」17.2%となり、53.1%のユーザーが3GB以下の通信量となった。平均値は増加傾向にあるが、中央値は依然として「3GB」であり二極化が進行している。平均利用量に近い「10GB」までのユーザーは75.7%を占め、前回調査より1.8ポイント減少、その分、10GB超ユーザー比率が上昇した。

引用‐スマートフォンの月額利用料金は4,476円で底打ち反転に ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研

 

このプランの開放の真意は、3ギガと10ギガの間に、ラインモは新しい金脈を発見したと言うことです。

3ギガで安い儲けよりも、うっかりミスでも超過させて、大きく利益を得たいという訳ですね。

ユーザー舐めてんな、と思うのは、契約料が通信量によって段階的になっている点です。

一見、3ギガ使うぶんにはお値段据え置きですが、自分のように3ギガでケチって、ぜんぜんギガ足らないユーザーからすると、常に通信量を見張ってないといけない超絶面倒臭い仕組みになっています。

 

 

 

この新プランに契約せずに、旧プランの3ギガミニプランを契約したままの場合、この強制超過の罠は回避できます。

……が、新プランの販促で、旧プランから新プランに乗り換えると、超過分を無料で、990円据え置きで2ヶ月使えるというキャンペーンをやっていて、このセコイカラクリに気づく前に契約してしまいました。

 

ワンチャン、3ギガで一回ロックかかって、料金アップしますがよろしいですか? と通知されて許可が必要なら良いんですけど、こんなプラン考えた守銭奴が、そんなありがたい機能を付けるわけがなかった。

事後通知で、3ギガ超過しましたって来ました。

しかも通信料必要なSMSで。

 

キャンペーンに登録してなかったら、月額料金倍でした。

このキャンペーンが終わる来月、自分はラインモを解約します。

 

ナンバーポータビリティ先は、日本通信SIMにしようかな、と思ってます。

NTTドコモ回線を使ったMVNO(移動体通信事業者)みたいです。

 

脅威の1ギガ290円プランで最初挑戦しようかな、と思ってます。

1ギガ220円で追加できるので、今のプランと同じく3ギガ使っても安い!

その上のプランも安い! 

さらに9月末に通信量倍になるようなので、その時になったら検討したいところ。

でも、通信容量据え置きで、基本利用料を下げるのが、あんたらが言うブレケッジの是正じゃないのだろうか……(笑)。

 

日本通信SIMの回し者でもステマでもないです(笑)。

ラインモも他キャリアもまた契約者数の変化などで、もっとお得なプランになることもあると思いますので、そうなったらフットワーク軽くキャリア変更していきたいと思います。