パニック・プレイデートは黄色いキュートな本体に、高精細のバックライトなし(!)モノクロスクリーン、格納式のクランク付きという尖った仕様の最新の携帯ゲーム機です。
このゲーム機は、ゲーム配信方法もユニークで、毎週決まった日に2本、計24本のゲームが届く仕組みです(その他にもゲームは自由にインストールできますし、自分で開発もできます)。
現在配信中のシーズン1のゲームの紹介記事です。
第何週目になんのゲームがとどくのか、ネタバレになってしまいますので、記事にはナンバリング等はしません(日付でバレるけど)。
今回届いたゲームはジェイダ・ギブス、ニック・スプレンダー&ライアン・スプレンダー共作による、スペルコークドです。corkedはコルク栓という意味で、呪文を瓶に詰めたって感じでしょうか。
いわゆるアトリエシリーズ的な、魔女によるポーションつくりシュミレーター・クラフトゲームです。
ポーションショップを開業した主人公の魔女。
現代の魔女へはEメールでオーダーが入るみたいです。
チュートリアルはコーヒーから。
グリモア(レシピ本)を確認して、倉庫から材料をとりだします。
コーヒー豆を砕きます。
クランクを使って、ゴリゴリと。
すりこぎ棒の押し付ける強さなどのゲージもあるため、完成度が調整で変わるっぽい。
音がリアルで、本体が振動してる感覚になります。
調合。
指示されたタイミングでかき回す方向を変えます。
海外アニメなどで見る、魔女の大釜の内容物は、軟膏のようです。魔女のポーションは、おばあちゃんの知恵袋的な民間伝承の薬でした。海外では男も女の魔女もいるんですが、その土地の民間伝承や神の信奉者たちで、唯一無二の一神教の教会が、その権威を失墜させるために、土地神を悪魔として弾劾していたんですね。当時の教会の医療方法というのが、神への祈りと瀉血という血を抜くという意味ない方法だったので、魔女たちは隠されて保護された場合もあったようです。
今のポリコレ論争って魔女裁判的じゃないですか ? もうちょっと中庸さ、寛容さがないと、後の時代で後ろ指さされそう。ああゆう強硬な連中って、中世では自分が正しいって面で、魔女を吊し上げて火に投じてたんだろうな。こんなこと書いてたら、僕が炎上か?!
僕のくだらない宗教・過激派ポリコレ批判とウンチクを言ってる間に、コーヒーが完成。
コーヒーも当時は薬の一種だったのかな? カフェインが入ってますし。チョコレートが媚薬だったのは聞いたことがあります。
加速度センサーがプレイデートには入っているので、本体を傾けてポーション瓶に注ぎます。
品質評価がくだされて、ポーション作りは完了。
依頼主の元へと発送されます。
ボタン、クランク、加速度センサーとプレイデート入力装置の多くを採用したゲームで、WiiやDSの時に全盛だった体感ゲームの作風となっています。
主人公とファミリアたちとの会話劇が幕間に挿入され、ストーリーが展開されますが、やはり英語オンリーのハードルの高さを感じます。