今月頭に愛用していたPixel5aが落下破損の憂いにあって、予定外の機種変更になってしまいました。購入したのは、定価約2.5万円の格安スマホ、Xiaomi Redmi Note 11です。その場しのぎで購入してみましたが、うーん……すごい! たぶん、iPhone(ハイエンド端末)をなんとなく使っている99%の人はこれで十分って感じ。自分も欲しい端末がなかったら、こういうのでもういいです。
しばらく使ってみて、感じた良いところと悪いところをインプレッションしていきます。
良いところ
処理速度
処理速度に関しては、ブラウジングや普段使いにおいてはまったく問題なし。ときどき遅いときやもたつくときもありますが、アプリを閉じてやれば(一括終了できるので、手間じゃない)、メモリが開放されて元にもどります。
3Dゲームをバリバリやるってなると、このスペックでは厳しいかもしれませんが、自分はスマホではまったくゲームしないので問題ないです。
バッテリー容量
5000mAhありますので、モバイルバッテリー持ってなくても、1日くらいなら十分持ちます。ただ、中華製スマホって劣化が早いと聞くので、これは最初だけかもしれません。
バッテリーがでかいぶん、本体も大きいですが、余分にモバイルバッテリーを持つよりかは個人的にこっちの方がいいです。
付属品
液晶フィルムが最初から貼ってあり(個人的に裸使用派でしたが、最初から貼ってあるなら使います)、保護ケース、充電アダプタ、ケーブルが付属しています。どれもiPhoneやPixelなどには付いていない付属品。充電アダプタは単品で買うと数千円する性能のやつなので、どこで利益出てるのか、もはや意味不明すぎて怖い。
悪いところ
カメラ
唯一の不満点がこれです。
写りに関しては、十分な光量があれば、「格安スマホで?!」 と驚きの綺麗さなんです(フィルムカメラ的なしっとりとした描画に思いました)が、室内や影の中、夕暮れ、夜、曇天なんかは、本当にダメダメ。手ブレ写真の量産機です。Pixel5aが恐ろしく優秀だったので、適当な撮り方になっている自分が悪いのかもしれませんが……。
別にカメラが欲しくなりますが、スマホひとつで完結させたいので、これだけで別のちゃんとしたスマホが欲しくなります。
4つもカメラが付いていますが、メインカメラ以外の写りはいまいち。
マクロカメラとか面白いのですが、画素数が足りません。
また、素のアンドロイドは、電源ボタン二回でカメラがショートカット起動できるんですが、独自にカスタマイズされたXiaomi Redmi Note 11は、ロック画面でアイコンスワイプと、使い勝手が悪いです。
総評
メインで良いカメラを持っているなら、コスパの良いスマホです。
スマートフォンとしての機能としては十分で、なんら不足はありませんでした。
普段スマホ以外にカメラを持ち歩く人の場合、10万円超えのハイエンドスマホを買うよりも、格安スマホを買って、余った7万円でカメラをグレードアップする、レンズを買い足すなどする選択も有りと感じました。
ガジェッター的にも、ハイエンドスマホを2年、3年と使うよりも、一年ごとに格安スマホを買い替えるというのは楽しいかもしれません。このレンジだと、スペックの向上も目覚ましいですし。