前日に続いて、携帯ゲーム機の話題。
米Analogue社から発売(ファーストロットが完売、現在セカンドロット以降の受注中)したゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス(別売りアダプタを接続することで、他の携帯ゲーム機に対応)互換機PocketのOSのアップデートが七月にリリース予定のようです。
Analogue Pocketは、FPGAという特殊な集積回路を使用することで、ソフトウェアエミュレーションではなく、オリジナルと同じように動作することが売りです。ソフトウェアエミュレーションでは、一部で最悪動かないことや、エミュ特有のバグやラグが発生したり、BGMが正しく動作しないことがあります。
Analogue Pocketの個人的イチオシポイントは、オリジナルゲームボーイの10倍の解像度を誇るディスプレイです。古いゲームをこの画面で遊ぶと、本当にぶっ飛びますよ。
公式のお知らせページを機械翻訳します。
Pocket OS v1.1 [ベータ] 7月にリリース予定
5月27日 2022
アナログポケットOS v1.1 [ベータ]は7月に登場します。
私たちは、FPGA開発においてPocketが可能なことの限界を押し広げるために懸命に働いてきました。
皆さんの忍耐に感謝します。
このリリースには、以下のベータ版が含まれます。
ライブラリ
メモリーズ
FPGAの開発
7月のOS v1.1 [beta]のリリース後も、定期的にアナログOSを進化させていく予定です。
Pocket OS v1.1 [β]には、3つのトピックがあるようです。
ライブラリは、これまで発売してきたゲームソフトを、システムごとに、ゲームごとに、地域ごとに、開発者ごとに、パブリッシャーごとに、リビジョンごとに、検索することが可能なアーカイブです。多分……英語オンリーだけど。
次のメモリーズが、すごく楽しみにしていた機能です。
Pocketは、グレーな面もあるソフトウェアコピーは非対応で、基本的にカードリッジを必要とします。そうなると、カードリッジのバックアップ用のバッテリー切れや、フラッシュメモリの書き込み制限なんかがネックになってきます。
Pocketには、SDカードスロットがあり、そこにセーブをすることが可能なんです。
ただし、現バージョンでは、セーブスロットは一個だけです。
なので、今回はベータ版ですが、ようやくセーブスロットが開放されたということのようです。
このセーブ機能は、画面キャプチャーとしての機能もあるそうです。
どういうUIになるのか、ちょと楽しみ。
現状は、セレクトスタートボタンの間にあるAnalogueボタンを押しながら十字キー上でセーブ、下でロードになっている。押すと確認もなくセーブされてしまう。カードリッジが抜けて、バグった状態でセーブしたら、そのバグった状態で復帰する。何回か、ロードとセーブを間違えたことがありました。セーブスロットが複数あれば、上書き問題もなくなりそう。
最後の FPGAの開発はふわっとしていますね。
バグフィックスを意味しているのか、それとも新しいシステムに対応したコアが開放されるのか。Analog Pocketは、ゆくゆくは全ての携帯ゲーム機をプレイ可能する野望があるそうです。ワンダースワンが有力でしょうか。北米でしか発売しなかった、ゲームギアの次世代機であったノーマッドとか、P/ECEとか。
PCエンジンHuカード対応アダプタの発売もまだだし、新システム対応はちょっと先かもしれませんね。
久々のニュースでテンション上がりました。
リリースまでちょっと先ですが、楽しみです。